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摩訶不思議空間へようこそ。南阿蘇にある水源はすべて爽やかだとは限らない

ライター:ムトー ムトー

暖かい日と寒い日が交互にやってきて、季節は確実に移り変わっていますね。暖かい日なんてむしろ「春どこ行かした?」ってくらい、初夏がひょっこりはんと顔を出すほどの暑さになることも。

まだ水遊びは早いけれども、水と触れあいたい。

そうだ。午後の紅茶の舞台にもなっている南阿蘇村白水ならば、間違いないし、

なんなら少しマイナーな所の方が人も少なく水がキレイなのではないか。

そう考え、向かったのは南阿蘇村にある清水滝。名前からして清流が期待できると思ったのですが、まんまと返り討ちにあおうとは。


場所がそもそも見つからない

なんとなくこのあたりだろうな、という所までは分かっていたので、あとは現地の看板を目印に行こうと考えていました。

熊本市内からであれば、特徴的な建物で有名な白水ローソンの道をまっすぐ高森方面に走らせます。

ルナ展望台の方を目指し曲がります

すると親切な事に「清水滝遊歩道」の看板が設置されています。まあ親切。もうこのまま行けば問題ない。そう思い車を左折。

狭い道ですので、誰か来ない事だけを祈りながら車を進めていくこと数分、分岐路が現れます

やっ!!!清水滝の存在突然無視!!!

不動明王のところに進めばいいのか悩みましたが、そのまま直進しました。もうこの時点で手に汗が止まりません。道なりに進んだ結果、元来た道に戻ってしまうというまさに狐につままれたような体験が待っています。

道行く人に聞いて回りました。しかし皆「あそこはややかこしかけんねえ…」と、明確な場所を知らず。

困った時にはそう役場!を思い出し、白水村合同庁舎に行くもまさかの4月2日に移転との張り紙が。

唯一、残務処理をしていた職員さんに相談するとマップを見せてくれ、分かりやすい道で案内してくれました。ありがとうございました!職員さん!!

いよいよ正しい道で再開!!

ルナ展望台に向かって行く、というのは間違いありません。

そこで看板の指示通りに左折すると狐につままれます。そのためその看板は無視して直進してください。もしくはどうしても看板通りがいい!という人は、不動明王の看板通り進んでみてください。

そこからでも行けますが、少し迷うので、ルナ展望台を真っすぐのコースの方が、間違えにくいのでオススメです。

すると大きな道路に出ます。そこを左折。100メートルほど行くと

看板がやっと出てきます。そのまま指示通りの方向に車を走らせると

第一駐車場が出てきます。大型車はもちろんコンパクトカーであっても少し運転に自信がないという人はここに駐車しておくことを強くすすめます。

私は軽自動車だったのでそのまま車で侵入しましたが

お判りでしょうか。非常に狭いのです!そのうえ山道ですので直線でもありません。向かい側から対向車が来てもバックするのさえためらうほどの道幅そしてグネグネ加減です。

放牧されている牛も目の前です。柵を超えて車に体当たりされたら崖から落ちる…

もう生きた心地がせず、しかし後戻りももうできない

なんなんだ

滝に行くまでにもこんなに試練があるなんて。

時間にして2~3分程度ですが、あまりにスリリングで体感時間は10分ほど走らせていた気分でした。

やっとの思いで、第二駐車場到着。

想像してた水源と違う

かなりの急こう配、そして落石を気にしながら下へ降りていくと

ふぁーーーーー!!!!!

これは….

おに~のパンツはいいパンツ~

つよいぞ~~

つよいぞ~~~!!!!

なんとも形容しがたい雰囲気

とりあえず辺りを見回してみると

対岸の壁には青鬼もいました。

水源全体が硫黄の臭いがしたので、ひょっとしたらと思い水を触るとやはりほのかに温かかったです。

もしかしたら地震で水脈がズレて温泉が少し混じっているのかもしれません。

まとめ

想像していたCMのような爽やかな雰囲気の水源とは、正直違いました….

しかしこの手の摩訶不思議空間がお好きな人にとっては、素晴らしいスポットなのかもしれませんね!!私も探検気分を十分に味わうことができました!!!

手つかずの自然が残っていますので、もし探検に行かれる方は安全に十分気をつけられてください!

ライター紹介

ムトー

ムトー

肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。

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