【津奈木町】熊本のエビはクルマエビだけではない!デカくて美味しい希少なエビ「アシアカエビ」漁について行った!
公開日: 2025.12.12
ライター:伊藤
熊本の
県魚はクルマエビ(魚?というツッコミはやめて)
ですね。
熊本はクルマエビ以外にも、伊勢エビや白エビなど色んなエビが獲れる県って知ってました?そして今回ご紹介するエビが
アシアカエビ
クルマエビ科のエビで、クルマエビより大きく、皮が柔らかく、味もクルマエビに負けない絶品エビなんです。ただ、漁獲量が少ないため市場にあまり出回らない希少なエビなんです。
そんな、絶品エビが熊本県南の不知火海で獲れるんです!
肥後ジャーナルは、希少なアシアカエビを求めて津奈木町へ行き、漁にお付き合いさせていただきいました。
やはり夜明け前
海の仕事は朝が早い!

港を出るのが6時です。

5時半ごろから準備開始。↑今回「漁についていきたい!」というわがままを聞いていただいた、平国丸の濵田さん。
そして、濵田さんの
お母さんと

お父さん。
親子で船に乗り、漁に出ています。
本当にありがとうございました!
アシアカエビは「ごち網漁」という漁法で漁獲します。ごち網漁とは…網で魚の群れを囲み、網を少しずつたぐり寄せながら魚を追い込んで漁獲する伝統的な漁法です。天気や風の流れを読み、潮の流れを注視しながら海底(エビは海底を這うので)の様子を予測し漁場を定める、漁師の経験と知識が重要となります。
漁場まで約30分、海上を走ります。
船酔いが不安な

伊藤に対して
ムトーは「私が指揮する」と言わんかの如く

腰に手を当てベテラン漁師の風格。
いざ!アシアカエビ漁に出発!
え?アシアカエビ漁じゃない!?
「アシアカエビ漁に同行させていただきありがとうございます!」
「漁師が魚ば加工販売する【平国丸】て言う店ばしよります濵田です!肥後ジャーナルはいつも見ちょります!船酔いせんごつね、気分悪なったら言うてね」
「アシアカエビは県南の芦北・津奈木で獲れると聞いてきたんですが、実際に漁は盛んなんですか?」
「今は獲れんもん。昔は何隻もおったばってん、今はアシアカば獲る船は2隻だん。ウチも漁で狙っとるのはアシアカじゃなくて、甲イカだん」
え!えええ!アシアカエビ漁じゃないの??

小ぶりの甲イカは関東では高値で取引されているそうで、稼ぎになるそうです。
「甲イカを獲る網に時期(9月から11月)が来るとアシアカエビが一緒に獲れるとたい。狙って獲れるもんじゃなかとよ」
そもそも漁獲量が少ない現状を知り、もしかしたら今回の漁では獲れないかもしれないと言う可能性が浮上しました。
「私が乗っとる船だけん大丈夫!」
という根拠のないことを言い出すムトー。
お話を伺ってた濵田さんがパッと消え、船上が慌ただしくなってきました。

漁場が定まったので網を下ろします↓
獲れるポイントをぐるっと囲むように船を走らせながら網を下ろします。
網を下ろして20分待ちます。

待っている間は、お母さんの軽妙なトーク(昔話)が炸裂します。お母さんのおかげで船酔いせずに済みました。
アシアカエビ獲れたどぉ!

太陽が昇り本格的な朝を迎えました。
そのタイミングで
網上げ開始。

「おおお!キラキラ光ってる!お魚獲れてる!いっぱいおる!(興奮すると語彙力低下)」
「わ!網の中にデッカいヒラメがおる!」

「エイです」

エイをどかすと、ハモ!!!
網に噛みついて離れません!
「ハモは狙っとらんけん海に帰しますー」

不知火海の名産魚といえば太刀魚!
この日は1匹でした。
「タチは狙っとらんけん海に帰しますー、あ!」

濵田さんがゴソゴソしよる、なんごと??

「こっがアシアカエビ!」
確かに足が赤い、そしてデカい!

甲イカも獲れました。
1度の投網(とあみ)で、これだけのお魚が獲れる中でアシアカエビは5匹程度しかいませんでした。

4回の投網を行い、20匹程度。
「20年前は網いっぱいに獲れたとばってんねぇ」
年が経つにつれて漁獲量は減っているそうです。ほぼ0という年もあったとか。

今では希少なエビとなったアシアカエビですが、やっぱみなさん食べたいよねぇ!
平国丸のアシアカエビの味噌漬け
今回ご協力いただいた平国丸の濵田さんは、漁師であり不知火海で獲れたお魚の加工業者でもあります。
現在絶賛製作中の
アシアカエビの味噌漬けを見せていただきました。

「研究してブレンドした味噌に、じっくり漬けたエビが」


「はいこちら。最初はお世話になった人に贈るために作りよったとばってん、東京ビッグサイトの商談会にこれば持っていったら大バズりしてね」
「それで商品化に至ったということですね、と言っても工場的な感じではなく厨房と言った方がいいここで作ってるんですか?」

「そうたい!夫婦で手作りしよったい!全国各地から注文があるのは嬉しかばってん、家族で作るしこだけん大量にでけんたいね」

できたての味噌漬けをいただきましたが、プリプリなのは言うまでもなく、味噌の香りが口の中にフワァと広がったかと思うと、アシアカエビの濃厚な味(旨味)が染み込んだ味噌がドカンっと味の上書きをしてくれます。そして噛めば噛むほどエビエキスを染み込んだ味噌が、怒涛のように味覚に押し寄せます。
「クセになりそう(笑)、こりゃバズるわ」

なかなか手に入りにくい代物ではありますが
↑の通販サイトを逐一チェックして、商品が出たと同時にポチるしかないです!
他にも食べれるところ

JAあしきたファーマーズマーケット「でこぽん」にて

アシアカエビコーナーがありました。

味噌漬け発見!(税込5,500円)
たまたまタイミングが良かったらしく在庫を撮れました。すぐに売れてしまうそうです!
レストラン・食堂で食べたいと言う方は
芦北町の
・えび庵
・味富家
などで食べれます。

さるかに合掌亭にお邪魔して、アシアカエビ料理を堪能してまいりました。

お休みの日だったのですが、わざわざ開けてくれました。恐縮!!ありがとうございました!

アシアカエビ天丼

さるかに定食のエビフライ

こちらは南蛮丼
どれもエビのボリュームがとてつもない!
どのお店も、自慢のメニューはアシアカエビです。獲れる量が少ないので、お電話で問い合わせて食べに行くことをススメます。
熊本は魚処です!
「熊本のお魚は美味い!」と全国に胸張って自慢してください。
食べた人はみんな納得します。
今回紹介したアシアカエビはじめ、鯛、ハモ、太刀魚、クルマエビ、ウニ、タコ、ワタリガニなどなど熊本は海の幸に恵まれています。
自然に感謝し、漁師さんに感謝し、美味しい熊本のお魚食べましょう!
熊本県で収穫・生産・加工されている商品を買って食べることを「地産地消」というのは皆さんご存知かと思います。
熊本県内の農家さん・漁師さん・生産者さん・加工業者さんが、熊本の方々に自分たちが作ったものを楽しんで欲しいと日々願っています。
その取り組みをいろんなテーマをもとに熊本の地産地消を紹介しているのが
「KUMA RICH(クマリッチ)」

↑の意味ですが
KUMAは自然豊かな熊本の地で生まれたものを!
RICHは県産品の「豊かさ」「恵み」を表現!
人々が「地産地消」に取り組むことが日々の豊かさに繋がっていることを表現しています。「地産地消」の大切さを考え、自分にできる行動に繋げてもらいたいという意味が込められています。
県産品をもっと好きになる「KUMA RICH」のWEBサイトは
↓↓↓
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最後にどうしても言いたい
海に

ゴミ捨てるな!
平国丸
| 平国丸HP | |
|---|---|
| 住所 | 〒869-5605 |
| メール | |
| 電話番号 | 090-4426-1148 |
ライター紹介
伊藤
演劇の先生やったり、アニソンやメタルのDJやったり、バンドやったり、サブカル好き思春期50歳独身。健康診断で中性脂肪が赤信号だったので、たまにジョギングすることにした。やっぱり犬が好き。
ヒゴナルマッチングとは、肥後ジャーナルの媒体を活かして、熊本で自分に合う仕事を探している求職者と求人活動をしている企業の情報をそれぞれ集め、お互いに明確なメリットがあるお仕事探しができる人材情報サービスです。




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