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フラッシュ暗算対決したい!完全に名称だけで選んだ株式会社熊本計算センターへ勝負を申し出た

ライター:ムトー ムトー

突然ですが、年齢とともに脳の衰えって顕著ですよね。

アラフィフ伊藤は毎日「アレたい!アレ!」とアレアレこれこれ言っております。

業務を円滑に回すため脳トレの一環として

フラッシュ暗算をしてみたらどうか?と勧めたところ

大人しく挑戦すること数日。

「ずいぶんとフラッシュ暗算が得意になってきました。誰かと対決したいレベルです」

「なるほど。であれば、先ほどたまたま水前寺で見つけた株式会社熊本計算センターなんかよさそうじゃないですか?」

なにそれ!計算マニアが集まってるのかな

「わからんす。さしより行ってみましょ!」

「こんにちは!初めまして!肥後ジャーナルの伊藤と申します!私とフラッシュ暗算対決をしていただけないでしょうか」

「…え?」

ということで、完全に社名だけで算数好きだと踏んだ株式会社熊本計算センタ―に出向き「フラッシュ暗算しましょ」って誘ってみました。


計算センターなのに。

まんまと外線電話に出てしまったため、フラッシュ暗算対決に巻き込まれた株式会社熊本計算センターの伊藤さん。

改めて今回ここにきた目的をお伝えしたところ

「あの…弊社は計算マニアが集まっている会社ではなくシステム開発の会社でして…」

「えっ計算センターなのに?」

なにやら熊本計算センターとは、富士通系のコンピューターセンターとして昭和42年に創立。その後、自治体や福祉などの施設のシステムを開発されている企業なんだそう。

熊本計算センターHPはこちら

「だから残念ですがフラッシュ暗算にお付き合いできるほどの力は私には…」

「算数は得意でしたか?」

「まあまあ得意でした」

「じゃしましょう。私もう1人でフラッシュ暗算するの嫌なんですよ!誰かと対戦したいんです!

迷惑この上ない話なうえに、同じ伊藤なんだからいいじゃないか等の訳の分からない説得を続けること数分。

「分かりました!負けても私、単なるSEなんで問題ないですよね!」

と、のっかってくれたので早速対決することに。

20代システムエンジニアVS40代ジャパニーズサラリーマン フラッシュ暗算対決

改めてルールを説明します。

スタートの合図で

このように

数字が

1秒単位で現れますので

ひたすら足し算をしていくゲームです。これは初級編なので1桁ですがレベルがあがると3桁や4桁の数字が表れてくるので脳トレにピッタリ。

とりあえずやってみましょう!

スタート!

ボーっと画面見つめているだけに見えますがちゃんと無言で暗算してます。

「じゃ答えを同時にどうぞ」

「92!!」

「73」

「正解は…104!!!

まさかの2人とも不正解。

「まあまあまあまあ。緊張もあるのかな?次行って!」

「どんどん難易度上がりますからね。じゃまあ2問目スタート」

「580!!」

「503」

「正解は…555!!!!

全然違うやん。逆に驚きますよ。なぜ業務中の人を呼び出してまで対決できるレベルだと認識していたのか。

「できてないじゃないですか!計算センターなのに!!」

「オマエモナー」

「できなくていいんですよ!!私はこの出てくる数字を作る側の人なので私は計算しなくていいんです」

「そうだった」

※ダブル伊藤が挑戦したフラッシュ暗算は動画であなたも挑戦できますよ!!ぜひみてね!

動画はこちら

システムエンジニア=激務というイメージ

このままヌルっと帰るのも申し訳ないので、改めて株式会社熊本計算センターがどんな企業なのかご紹介しましょう。

今回お邪魔した株式会社熊本計算センターは熊本県が認定したブライト企業。

しかし、ここで思ったのがシステムエンジニアという職業ならば激務なのではないか?という点。

勝手なイメージですが、残業当たり前、家には帰れない。そんなイメージが強いのですが実際はどうなのでしょうか。

「そんなことないですよ。うちは基本的に定時で帰りますし、休みもカレンダー通りですね」

「そんな夢物語あります?」

「全然普通に。クライアントが行政というのもあるかもしれませんが、休日出勤してどうこうってのもないですし。結構プライベートな時間があるので、私は居合を習ってます」

「居合!?」

「ちょっと待ってくださいね。見せます」

「うおおおおお!!!マジだ!」

仕事を定時で終わらせその足で道場に向かっているんですって。

「それと産休育休制度もしっかりしてるのでママさんSEもいますよ」

株式会社熊本計算センターでは、長く働ける環境づくりの一環として、会社が一方的に規則を作るのではなく、社員が自ら出す希望で規則を作っていっているのだそう。

「例えばドレスコードフリーですね。社内にいるときにはスーツじゃなくてもいいんじゃない?という声で自由になりました」

ママさんSEの時短勤務をはじめ、自分は色々な場所が見たい!!という方は長期出張がある部署で活躍したりと、とにかく自分自身のライフスタイルに会社が合わせるといったフレキシブルな働き方ができるのが、ここ株式会社熊本計算センターという訳です。

熊本でそのような働き方ができるのってシンプルに羨ましい!!

まとめ

システムエンジニア(SE)というと、激務で大変、離職率が高いというイメージがどうしても先行していたのですが、株式会社熊本計算センターでの平均勤務年数はなんと18.7年!

引っ越しなどよほどの理由がない限りには辞めるという選択肢をとる人は少ないんだとか。

やはり重要なのって

何の仕事をするのか?

よりも

どこの会社で働くのか?

という事かもしれないなとつくづく感じました。

人生をよくマラソンや山登りで例えられますが、どちらにも共通するのは

ペース配分をどうするのかという点。

仕事ばかりが人生ではありませんが、日常生活で最も時間を要する部分でもある訳です。株式会社熊本計算センターでは働き方というペース配分をしっかりと行っているので、社員の勤務年数の長さに繋がっているのかもしれません。

そして重要なのでもう一度言いますね。

株式会社熊本計算センターは計算マニアの企業じゃありません。

突然の申し出にも関わらず、取材を快諾いただいた株式会社熊本計算センター様、一緒にフラッシュ暗算をしてくれた伊藤さん、ありがとうございました!

動画もあるのでぜひご覧くださいね!

動画はこちら

ライター紹介

ムトー

ムトー

肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。

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