いや~ほんと年齢を重ねるたびに思うんですが
海鮮物て美味いっすよね。
若い時って肉一択
なんなら肉しかいらんばい!な食生活でしたが、どんどんと己の中で高くなる海鮮がうめぇな論。
そのなかでも老若男女問わず人気なのって
エビ
ですよね。
今回、どうしても美味いエビをお手頃に食いたい、その一心で…
津奈木町まで飛びました。
なぜ津奈木町なのか

ということでやってきました。ここは不知火海。
「エビなら天草じゃないと?」そう思われるかたもおられることでしょう。しかし、色々と調べたところ、何やら不知火海で獲れるアシアカエビが、味が濃厚で関東エリアではとんでもなく人気という情報を入手。
そら、いっちょ食うてみらにゃんね!
ということで

津奈木町でアシアカエビ漁を行ってる平国丸の濵田さんにお願いをし、とれたてのアシアカエビをその場で食ってやろうという算段でここにおります。
詳しい漁の様子はぜひこちらをご覧ください。
ピチピチ獲れたて磯の味
沖合で作業を行うこと数十分。

はい!獲れた!
なんなら、ちっちゃいハモも引っ付いてきた!!

あらぁ!あた、ふとさーーー!
「良かったら召し上がられませんか?」
「え~?いいんですかー?」
「そのために来たんでしょ笑」

この断面で、いかにデカいエビなのかおわかりでしょうか。
ケガするといかんけんて殻をむいてくれました。優しい。
私だって今まで生のエビを幾度となく食した経験があります。いくら大きいと言ってもさほど味は変わらんやろと思いながら一口。
いや全然違う!
他のエビはプリっと弾けるような食感ですが、アシアカエビはまず犬歯ですら噛みきれません。
奥歯でギッチリと噛まないと弾力がありすぎて噛めないんですよ。
その上で味はまったりと濃厚。
おすすめは海水をチョロっと漬ける事だと伺ったのでやってみたところ
ピチピチ獲れたて磯の味 ソォレ!
を、まさに体現できました。確かにこれはすごい!いいエビが不知火海にあった!
どこで入手できる?

同じ熊本県内で、こんなに美味しいエビを食べられるなんて最高だ!と思う一方、気になるのは「じゃどこで食べられるのか」という点。
だって漁師さんの家にピンポンと突撃なんてできませんからね。
「芦北では飲食店で食べられますけど、年々漁獲量は減ってきてはいるので不知火海で獲れたものっていうのは予約制になったりはしてるんですけどね」

海を取り巻く環境が年々変化するうえに、後継者不足などの課題を抱える漁業従事者。
そのなかで濵田さんは、自分だけが儲けることよりも仲間、ひいては津奈木地区全体の活性化のためにとアシアカエビを使い加工品を作ることを決意しました。

ご夫婦で幾度となく試行錯誤し、やっと出来上がったのが、この味噌漬けです。
「これなら日持ちもするし、化粧箱に入れれば贈答品としても使えます。味噌はうちのオリジナルで作ったものですが、おかげさまで一度ご購入された方は高確率でリピートしてくださってます」

もともとの味が濃いアシアカエビが味噌漬けに…
味噌漬けなので、てっきり塩味が強いのかと思い込んでたのですが、元々の甘さがより際立つ!
これは嬉しい誤算。
これからのシーズン熱燗などとも合いますので、年末年始のご挨拶の手土産にも重宝しそうです。
ほかに食べられるお店はここ!!
次に、漁にわざわざ出らずともいただける場所を探しました!一気にご紹介しますよ!
さるかに合掌亭

まずは以前、太刀魚が高田延彦すぎるとご紹介した「さるかに合掌亭」。

色んなランチセットがありますが、アシアカエビ狙いなら
・さるかに定食(1,500円)
・アシアカエビ天丼(1,500円)
・アシアカエビ南蛮丼(1,300円)※すべて税込
の、3種類から選べます。

はい着丼!こちらは天丼です。
生ではブリンブリンしてましたが火を通すとしっかりとした弾力はそのままに、旨味がより濃厚に!

そしてデカい。
味富家

「でもせっかくなら生で食いたいな」という方におすすめなのは、味富家。

ただ、ここでいただく場合は必ず事前に予約が必要になりますので、そこだけご注意ください!

刺身定食(1,600円(税込))に鎮座しているのが

我らのアシアカエビ!!
ぜひご堪能ください。
地元でとれたものは地元で食べましょ!
熊本県で生産・加工されている商品を、地元の方が買って食べることが、いわゆる「地産地消」。
熊本県内の農家さん・漁師さん・生産者さん・加工業者さんが、熊本の方々に自分たちが作ったものを楽しんで欲しいと日々願っています。
その取り組みをいろんなテーマをもとに熊本の地産地消を紹介しているのが
「KUMA RICH(クマリッチ)」

↑の意味ですが
KUMAは自然豊かな熊本の地で生まれたものを!
RICHは県産品の「豊かさ」「恵み」を表現!
人々が「地産地消」に取り組むことが日々の豊かさに繋がっていることを表現しています。「地産地消」の大切さを考え、自分にできる行動に繋げてもらいたいという意味が込められています。
県産品をもっと好きになる「KUMA RICH」のWEBサイトは
↓↓↓
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ライター紹介
ムトー
肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。
ヒゴナルマッチングとは、肥後ジャーナルの媒体を活かして、熊本で自分に合う仕事を探している求職者と求人活動をしている企業の情報をそれぞれ集め、お互いに明確なメリットがあるお仕事探しができる人材情報サービスです。



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