*
とじる
*
とじる
*
とじる

1月なのに暑かったり寒かったり。そしてあっという間にお正月も過ぎ、皆様お忙しい日々をお過ごしかと思います。

今日は、そんな慌ただしい生活に癒しをくれる熊本市西区島崎にあります、casse croute citron (カスクルートシトロン)へ行ってまいりました。


casse croute citron (カス クルート シトロン)2022年11月にオープン

朝からしとしとと冷たい雨が降っておりました。

目印の看板もしっとり。

築40年の古いアパートの中にcasse croute citron(カス クルート シトロン)はあります。ここなのかな?と不安にありますが、ここです。

駐車場はアパート側に

このようなタイルが1,2,3,とありますので、そちらの3台となっております。

可愛い黒の目印があるので、ここから階段を上がって二階になります。

朝10時、素敵なお菓子を買いに行くという素敵な生活を気取って階段を上がります。

階段を上がり切って突き当たって左側。

扉が開いてオープンしておりました。素敵なドアがお迎えしてくれます。

ヨーロピアンなドアが素敵。

アパートなので、お!っとなりますが、お靴のままお邪魔できます。

夢にまでみたヨーロッパのお家

本当に夢に見たヨーロッパのお家なのです。

ぽつんと垂れたライトが素敵。

あとは自然の光で満たされていて、心が落ち着きます。

いずれイートインを考えていますとの事ですが、今はまだされておりません。イートインが始めた時には、Instagramでお知らせするようにします、との事でした。楽しみです。

しっとり雨の日の雰囲気も素敵。

夢だったお菓子屋さん、お店やさん

店主の橋村さんは小さな頃からお菓子作りがとても好きだったそうです。

子供の頃、色んな失敗を繰り返しながらも、グリム童話や大草原の小さな家の生活に憧れて、

沢山お菓子を作り、そして大人になってからは、

様々な飲食店勤務をされて、昨年の11月にご自分の理想のお店をオープンされました。

いつも並んでいるのは大体5,6種類くらい。

季節の果物を使った素朴なお菓子を、国産(出来れば熊本産)で、丁寧に作られております。

ガレットは定番でいつも置いてあるそう。他店にはない、中にラズベリーピューレを入れて、作っているそうです。もちろん買いました!

「色んなお菓子やケーキはあるけれども、私は素朴なヨーロッパの田舎のお菓子にずっと憧れていたので、キラキラはしていないけど、TVドラマ大草原の小さな家で主人公たちが籠に詰めておすそ分けしていたようなお菓子を作っていきたいです」

と店主の橋村さんは話されます。共感の嵐です。

素朴でも美しさが光るお菓子の数々

私の子供が赤ちゃんの時に古い外国の絵本を読み聞かせしていたら、絵本の中のお母さんがアップルパイを作るシーンがあって、私は「そんな事したらそれで一日が終わっちゃうし、夕ご飯作りたくないよ」と思っていました。

でも昔の暮らしって、無いから作るんですよね。そして今改めてそんな生活に憧れている。心の余裕とか、作る楽しさとか。

今はちょっとそこに出れば色んなお店があるし、ネットでもすぐに買う事が出来ます。でも、昔読んだ外国のお菓子の話を思い出して、エコバッグじゃなく籠を持って、エプロンをつけてわざわざ伺いたいお店がcasse croute citron (カス クルート シトロン)です。

帰ってからミニラズベリータルトを頂きました。ラズベリーたっぷり。甘さと酸っぱさのバランスがとても美味しく、お気に入りの珈琲と合わせたいものです。甘さも控えめで、フルーツの存在感が凄く、いくつも食べてしまいそうで、ブレーキブレーキ。

実は取材日に来たのを含めて、私は三回目の来店。

私が夢見たような空間に、橋村さんが作るお菓子を買いに行く。そして、お菓子を眺めながらの会話に心から癒されます。

素敵すぎて忘れてしまいそうですが、以前は普通に住人が住まれていた築40年のアパートです。

まるで森の中に迷い込んで見つけたようなお菓子屋さん。メニューは日替わりです。タルトやガレットが定番商品となっております。

イベントなどにはほどんど出店されず、「この自分で作った自分の好きな空間で売るのが大事だと思ってます」との事。

お店に行かないと、casse croute citron (カス クルート シトロン)のお菓子は購入できません。

是非、籠を持って、エプロンをして、意思を持って迷い込んで欲しい場所です。あなたのとっておきの妖精に出会ってくださいね。

casse croute citron (カス クルート シトロン)

住所

熊本市西区島崎2丁目1−44 おおつか第一アパート 202

営業日

月.木.金.土 10時〜17時

念のためInstagramをご確認下さい。

駐車場

3台あり

電話番号 090-7387-6116 

ライター紹介

ひらの

ひらの

本が好き、映画が好き、作る事が好き、でライターに辿り着きました。 熊本県以外に住んだことがない、肥後純血種。

このライターが書いた他の記事

【菊陽町】不思議な光景!畑のど真ん中にぽつんとある眼鏡橋を知っていますか?~上津久礼眼鏡橋~

2024.04.08

肥後ジャーナルをSNSでフォローする

肥後ジャーナル 編集部のおすすめ記事

PUBLIC RELATIONS

肥後ジャーナルをLINE@で友達追加!

右のQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んで、肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

qrコード

ID:@higojournal