以前、銀杏通りで営業されていた「銀杏釜めし」の店主の娘さんがお店の名前を引き継ぎ、坪井で新たにのっぺ汁とワインがおすすめの素敵なお店をオープンされていました。
これって合うの?「のっぺ汁とワイン」が売りのお店
3号線沿いの浄行寺交差点から、仁王さん通りへと抜ける道沿いで見つけたこのお店。
暖簾の横の黒板には、「のっぺ汁とワイン」の文字。のっぺ汁とワインの組み合わせってアリなの!?なんなら両方飲み物やん!と気になっていたお店に潜入してみました。
店内に入ると、厨房の向かいにカウンター。
奥にはテーブル席やお座敷席があり、古民家風の落ち着いた和の雰囲気。
そしてカウンターの後ろには、ワインボトルがずらり!
やはり、和食ののっぺ汁とワインを提供しているお店であることは間違いないようです。
熊本県産の食材を使った魅力的なメニューが豊富
本日のおすすめメニューを見ると、火乃国白玉や大阿蘇どり、玉名牧場のチーズなど、熊本の食材や加工品を使ったメニューがたくさん!
こちらは金田農園のうまかトマトを使った丸ごとサラダ。さっぱりした塩糀レモンドレッシングが、トマトの甘味とうま味を引き立て、素材を活かした一品です。
こちらは香心ポークボローニャソーセージのグリル。お肉のうまみがぎゅっとつまったソーセージを、高菜マスタードで食べるという、熊本らしい粋な組み合わせです。焼き加減も絶妙で、ワインともよく合います。
なんと一升瓶のワインも!珍しいワインにびっくり!
ワインはボトルもありましたが、お手頃なグラスワインをご紹介。
甲州の古酒や滋賀のにごりワインなど、日本の個性的なワインが並んでいます。なかでも珍しい、和食に合うという甲州の15年ものの古酒、サンリバーを頼んでみると…
出てきたのはなんと一升瓶!
地元の人が、カジュアルにワインを楽しむ目的で、一升瓶に詰められているそうです。オーナーの西館さん夫妻は、ワインの産地めぐりをされていたそうで、ワインについての物語も聞くことができます。
味の方はというと、紹興酒のような酸味とパンチの効いたクセのある味で、好き嫌いは分かれるそうです。個人的には、甘いにごりワインの方が好みでした。
シメはのっぺ汁と釜めしでほっこり
ワインと料理を楽しみ、最後はやっぱりのっぺ汁と釜めし!
釜めしは、鯛釜めしなど数種類ありましたが、季節柄、桜釜めしを頼んでみました。
釜めしの釜と同じぐらい大きな丼に入ったのっぺ汁と、桜釜めしが登場!
ふたを開けると、ふわっと桜のよい香り!菊池農業高校生が作ったお米ニコマルもつやつやです。
見るだけでもほっこりできる釜めしとのっぺ汁。付け合わせの高菜漬けと鰹節の魚醤漬けも自家製です。
のっぺ汁は、野菜のだしがしっかり出ていて、心と体にしみる優しい味でした。もともと保育園の栄養士をされていた西館さんが、赤ちゃんからお年寄りまで楽しめるお店にしたい!という思いで、のっぺ汁を提供されているそうで、それを聞いてまたほっこり。
ランチタイムも営業中で、のっぺ汁定食などもあるので、食事処としても気軽に楽しめるお店です。
銀杏釜めし
営業時間 | (昼)12:00~14:00L.0 (夜)18:00~22:30L.0 |
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店休日 | 月曜日 |
電話番号 | 096-240-2547 |
ライター紹介
ちえ
熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。
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