みなさん、ビールはお好きですか?
最近、クラフトビール(小規模な醸造所で作るビール)が流行しており、熊本でもクラフトビールが飲めるお店が増えてきました。
実際に熊本でもクラフトビールの醸造所がいくつかありますが、新たに合志市で栽培している「甘草(かんぞう)」をフレーバーに使った新作ビールが発表されました。
海外ではリコリス(甘草)ビールは定番ですが、国産甘草を使ったビールはあまりなく、珍しい品だとのことです!
発売は秋!待てない人はお店でも飲める!!
この甘草を使用したリコリスビール。海外で有名なお酒のため現地のレシピで作ると日本人の舌には合わないのだそうです。
そこで、和食文化を応用し、甘草の成分を水出しで抽出しブレンドしたそうです。
試行錯誤して生まれたのが、この「HALO KUMAMOTO BEER」。
販売開始は今年の秋かららしいですが、実はすでにこのビールが飲めるお店があるんです!
それが、こちらの熊本市東区長嶺南にあるKAENさん。
実はこのリコリスビール。KAENさんが所有する醸造所で作られているんです!
お店の奥にはタンクや醸造に使う器具がずらり。KAENさんでは、ここで作ったリコリスビールやその他のビールをサーバーから直接注いで提供しています。
ですので、瓶詰めされた「HALO KUMAMOTO BEER」は秋の発売まで待たなければなりませんが、「早く飲んでみたい!」と思う人はぜひKAENさんへ!(事前に連絡されると良いかも知れません!)。
気になる味は、さわやかで飲みやすい味!
3月28日にKAENさんで開催された発表会では試飲が配られました。
実際に飲んでみると、さわやかで飲みやすく、苦味の少ない味わいでした。後味に甘草の風味が残るさっぱりとした味わいでした。
今後も合志産農産品を使った商品を開発予定!
この甘草を使ったビールを開発したのは(一社)合志農業活力基金。自然電力ファーム株式会社、熊本製粉株式会社、合志市が共同で設立した組織です。
今回のクラフトビールは「HALO JAPAN FOOD」という新ブランドの第1段として発表されました。今後も、合志市の農業活性化のため、合志産の農産物を使った商品開発を進めていくそうなので、新商品の誕生にも期待できそう!
秋の発売が待ち遠しいですね!
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