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つけ麺の元祖の店と呼ばれる「大勝軒」。つけ麺の生みの親とされる創業者「山岸 一雄」氏の味を受けついだ方々が、全国で大勝軒ののれんを分けて営業されていますが、熊本でも中央区下通2丁目、下通アーケードから少し抜けた、「餃子の弐ノ弐」下通店の向かいに「肥後大勝軒」というお店があります。

※西原村にも「東京大勝軒」というお店があります。


まさに東京の味!食べやすい元祖つけ麺!

各地域では「大阪大勝軒」だったり、「名古屋大勝軒」などとありますが、熊本では「肥後大勝軒」。

大勝軒は、独特な暖簾分け制度によりその味を引き継ぎ、各地に出店しています。肥後大勝軒もそのひとつ。

会計は券売機による先払いです。ここではつけ麺のことを「特製もりそば」と呼んでいます。それは発祥当時には「つけ麺」という言葉がなかったからだそうです。

実はつけ麺以外も豊富なメニュー!

やはり、つけ麺元祖店だけに大半の注文は「特製もりそば」のようですが、実は通常のラーメンもバリエーションが揃っています。東京風ラーメンが食べられるお店としても貴重です。

実は、某地元ラーメン店の半額デーのように、こちらでも毎月20日は特定商品が半額で食べられます!

昭和を感じるレトロ風な店内!

店内は、創業者のスタートした当時のお店を彷彿とさせる、昭和を感じるレトロ風な店内です。

「特製もりそば」(300g)を頂きました!

やっぱりここに来たら、どうしても食べたくなるのが「特製もりそば」ですね!

創業者の味を引き継ぐ、伝統の東京風つけ麺です!

これは300gで、麺が平打麺になります。200gまでは麺は太麺タイプ。麺にもこの細やかなこだわりが!

300gの麺のこのボリュームは素晴らしい! お酒の締めとして立ち寄って食べても、なんなくスルスルと食べられますね!

なんといっても旨味たっぷりの漬け出汁が素晴らしい!いりこ出汁の効いた、何ともいえぬ香りが食欲をそそります。

至極の味わいとはまさにこのこと!麺を食べ終わって、スープが余ったら、盛りそばの蕎麦湯の容量でスープ割にして貰えます。

このスープがまた格別に美味いんです!この旨味を一度舌が覚えてしまったら、また食べたくなるのは必然ですね。

このささやかな半卵も、出汁が染みて本当に絶品!

スープにご飯を入れて雑炊風に食べても最適です。

熊本豚骨もいいけど東京魚介系も美味い!

熊本は特に水質が良いですから、多くの水を使う麺類などにはうってつけの土地です。ガツン!と来る豚骨も良いですが、胃に優しそうな東京つけ麺も最高ですね!

また「肥後大勝軒」さんは震災直後からでもお店を開いて、美味しいご飯物を街のみなさんに提供してくれました。

このお店の頑張りには本当に脱帽! いつまでも支持したいお店です。

■肥後 大勝軒■

営業時間:(昼)11:30~15:00/(夜)18:00~翌2:00

住所:熊本市中央区下通2-1-29 やぶビル1F

定休日:なし

お問い合わせ:096-355-5021

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