*
とじる
*
とじる
*
とじる

【閉店】さよなら「肥後大勝軒」…4月20日までの営業です【熊本市中央区】

ライター:M M

下通アーケードをシャワー通り方面に進み、松本ステーキの角を曲がると見えてくる

「元祖特製もりそば 肥後大勝軒」
過去にも肥後ジャーナルで記事を書かせていただきました。

つけ麺の元祖!熊本でも一際光る味!「肥後大勝軒」の特製もりそば!

実はこちらのお店が、4月20日で閉店してしまうということで…。
食べ収めに、行ってきました!


熊本で長年愛されてきた「肥後大勝軒」の味

東京の名店、昭和26年に中野に1号店を出した「大勝軒」はその後暖簾分けを行い全国に「大勝軒」の味と名前を広めてきました。

その特徴は「ベースとなる醤油の味は各店に任せている」ということ。

熊本にもいくつか「大勝軒」の名前がついたお店はありますが、お店によって独自の味があるということですね。

特製もりそば平打麺(300g) 800円

ハートの海苔も肥後大勝軒店長のオリジナル。愛情込めて切ってます。

「肥後大勝軒」では熊本の甘い醤油と本店の醤油をミックスさせており、九州人が好むどこか懐かしい味がします。

福岡から通われている方がいるくらい、「ここの大勝軒の味じゃないと…!」というお客さんもいらっしゃるそうですよ。

チャーシュー丼・餃子セット 420円

肥後大勝軒の餃子はニンニク入りですが、キャベツがたっぷり入っているのであっさり食べてしまう美味しさです。

にんにくたまごプリン 240円

底にカラメルソースが入った、固めの手作りプリン。昔懐かしい優しいお味です。

熊本で13年、愛されたお店

肥後大勝軒はここにお店を出して約13年。

定休日もなく、毎日昼から夜中(11時半~15時,18時~2時)まで営業を続けてきました。

近年の物価高により値上げしないとという状況になっても、「ラーメンが1杯1,000円を超えるのはちょっと…」という店長の思いから、最後まで1,000円を超える値段設定にはされませんでした。

「熊本地震の時は、家に帰れなくて。ここで3,4日ほど寝泊まりをしていて、お握りの炊き出しなんかもしていたんですよ」と、店長は懐かしそうに話されます。

そんな思い出がたくさん詰まった肥後大勝軒ですが、物価高、土地の高騰といった理由により2024年4月20日に閉店することを決められました。

肥後大勝軒のお店と味がなくなってしまうのは寂しいですが、4月20日までは開店しておりますので皆さま是非食べに行かれてくださいね。(※最後のスープの仕込みが既に終わっているため、スープが売り切れ次第終了となる可能性があります。その際はご了承ください。)

ところで、トマトは…?

…そういえば、以前、大勝軒の前で売られている1袋100円トマトの記事を書かせていただきました。

【熊本市中央区】街で見つけた!普段の出店とは違うものを路面で売っているお店

今もトマトは店先で売られていますが

なんと、西銀座通りの天草海士宴の店先で今後も継続して売られます!

こちらも以前記事にさせていただいておりました。(実は肥後大勝軒と同系列のオーナーのお店です)

下通りにある「もぐり漁師の店 天草海士宴」の絶品『うにオムライス』に感動!

元々は破棄になる予定のトマトを農家のおばあちゃんから買い取って販売されているということで、今後もご愛顧宜しくお願いしますとのことでした。

話がトマトにズレましたが、皆さまから愛されてきた肥後大勝軒のつけ麺を食べることが出来るのも4月20日まで。是非、食べに行かれてくださいね!

元祖特製もりそば 肥後大勝軒

営業時間

11時30分~15時00分
18時00分~2時00分

(2024年4月20日までの営業。スープが売り切れた場合、それより早く閉店する場合もございます)

定休日

なし

駐車場

なし

電話番号 096-355-5021

ライター紹介

M

M

好きなもの。猫と謎解き、本と人。

このライターが書いた他の記事

肥後ジャーナルをSNSでフォローする

肥後ジャーナル 編集部のおすすめ記事

磯鷸之庄本荘店が閉店…もうあの味が食べれないのかと悲しみに暮れてたらいい話を聞いた

PR

2024.11.13

PUBLIC RELATIONS

磯鷸之庄本荘店が閉店…もうあの味が食べれないのかと悲しみに暮れてたらいい話を聞いた

PR

2024.11.13

肥後ジャーナルをLINE@で友達追加!

右のQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んで、肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

qrコード

ID:@higojournal