【熊本市中央区】中央区に至高のイタリアンレストランが登場~14(じゅうよん)~
熊本市内でじわじわと人気になっているイタリアン「14」。早速行って参りましたのでその様子をお伝えします。
場所は中央街ビルの一階
以前、ヨーロッパ食堂 Joulium -ジュールのあった場所になります。
寒くはないけれど、雨の降る2月。春の足音が聞こえたり遠のいたり。
14と掲げられたお店の前にで待ち合わせ。ワイワイガヤガヤの忘年会新年会を終え、2人きりでゆっくりと楽しむ食事の時間にしました。
少し薄暗い店内はシンプルで、
カウンターはとてもテーブルが広いので居心地がよく、
調理の様子がとても心地良い距離で眺められて、ワクワクします。個室のようになっているロフトもありますのでお問合せの上ご予約ください。
14という数字
14という名前は、
(神泡)
オーナーの村尾さんが「14歳」の時にこういったお店をしたい、と思ったからだそう。14歳で将来のビジョンを思い描くなんて、素晴らしい。私なんて14どころか24でもなんにも考えてなかったなぁと。
(沢山のメニュー)
夢を描く事さえ、才能なのかもしれないなと、神泡のビールをぐーっと一気に飲みながら沢山のメニューに心躍らせます。
(タコとアボカド、マッシュルーム~西洋ワサビ~)
写真を撮る前に取分けられた料理。この取分けられた後でも、芸術のような、こんな皿に跡が残るのは
絶対に美味しいお店の特徴だと思っています。
全部が大きくて、タコは柔らかくて、西洋ワサビとアボカドの風味が心をグリーンにしてくれます。
おかわり自由のフォカッチャが渡されます。まるで絵本に出てきそうな、丸っとした、ふわふわのフォカッチャ。毎日夕方に焼き上げるそうで、その感触は絶品です。
沢山のメニューを堪能する
こちら「14」ではナチュールワインを出されております。
ナチュールワインとは農薬や化学肥料をできるだけ使用しないで栽培し、自然な製法をして作られたワインの事です。二日酔いしにくいという事もあり、大人気のワイン。
(春野菜の盛り合わせフリット)
春野菜を食べながら、小さな子供の頃、草花を摘んでおままごとをしていた春の日々を思い出します。美しい器から摘み取る感覚に酔います。
笑いが止まらなくなるくらい気分が高揚して、メニューに迷ったらお店の方に是非おススメを聞いてください。メニューは季節毎に変化します。
それでおススメを訪ねて出てきたのは、海老のパリパリじゃが芋。
パリパリの触感と海老の味、ソースのまろやかさで、贅沢がすぎる。
料理がすすむとお酒がすすむ、お酒がすすむと料理がすすむという無限ループです。
私はいつかこの店から出る事が出来るのか?と酔った頭で考えます。雨の日にワインはよくすすみます。雨のせいで、昼間陽に当たらなかった身体の部分をまるで優しく温めてくれるように。
こういうイタリアン料理の盛り付けの素晴らしさは、油絵のようだと思います。
大胆で色濃く、どんな食べ方をしても皿に美しい残像を残し、そして繊細な味で食べる人を幸せする。
芸術性高い、油絵を見て、感動するのにとても似ています。
菜の花とホタルイカのパスタで春を食べつくします。
2月ってまだまだ寒いのに、菜の花の準備は早く、車で通る道からも沢山咲いて、その鮮やかな黄色で、冬の冷えを取り除いてくれます。そして食べても柔らかくて美味しい。
泡のワインはまるで春の雨のようで、菜の花の上に降り注ぐようにして、是非合わせて食べて見てください。
デザートも絶品
散々ナチュールワインとお料理を堪能したら、最後はデザート。
それぞれ違うレストランで修行をされたオーナーら男性二人で「14」はオープンされております。
自分たちのお店のメニューを自分たちで開発して提供することは、働いていた時とは違うやりがいと楽しさがあるそう。
まだこのピスタチオのアイスのようにつるりと産まれたての「14」。インフルエンサーも訪れており、ぐぐぐっと人気がでたようです。
14歳の頃に少年が夢見たお店は、今では大人を酔わせ、虜にする至高レストランとなって熊本に建っております。
また誰かがここで夢をみて、幸福が広がりますように。
14
住所 | 熊本市中央区中央街2−3 EXE101 右側 ライズ下通EXE |
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TEL | 096‐276‐6266 |
駐車場 | 無し |
営業時間 | 17時30~0時 |
定休日 | 不定休 |
席 | 24席 |
電話番号 | 096‐276‐6266 |
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