幼い頃、毎週日曜日の朝から戦隊モノシリーズを見るために、早起きを頑張った方も多いのではないでしょうか? 南阿蘇鉄道中松駅構内の「おもちゃ&おやつカフェ ひみつ基地ゴン」は、戦隊ヒーローがずらりと並ぶ本当にひみつ基地みたいなお店。かつて男の子だった男性たちが童心に返りながら、何故か燻製カレーが食べられます。
目次
懐かしい特撮玩具コレクションがずらり!
お店を見つけるとまず目に飛び込んできたのは、戦隊ロボのおもちゃの数々! お店入り口のショーケースに綺麗に陳列しています。
キラキラなストーンが可愛いこちらの銃は、3丁揃っていないとダメらしい。
一見悪役っぽそうな戦隊ヒーローのフィギュアや
新幹線のような模型などもずらり。
今回は周年記念シリーズを並べているそうですが、1年ごとにディスプレイをチェンジされるそう! これまで、虫シリーズや酉年にちなみ鳥シリーズなど並んだそうです。家には数え切れないほどコレクションがあるようで、これからも色んな種類が並ぶはず!
どことなく寂しそうな顔をしている看板ロボのギンガイオーは、外でドラえもんとラスカルと一緒に、トロッコ列車に乗ったお客さんをお出迎えしてくれます。
駅入口には、獅子のレリーフがかかっています。実は、こちらもお店に関連があるそう。気付いた方はこれまで2人しかいないそうなので、その謎に迫ってみてください。
店内には戦隊シリーズを演じた方々のサインが
戦隊モノシリーズのBGMが流れる店内は、カウンター席とテーブル席を用意し、壁にはたくさんのサインが!
中でも、店名にも由来する「ゴレンジャー」全員のサインが揃っているのはこのお店だけだそう。
ちびっ子も楽しめるキッズスペースも完備。おもちゃは、お客さんからの寄付だそうで、今流行のベイブレードでも遊べます。
テーブル席には、オカルト雑誌『ムー』のような雑誌も置かれていました。
猪の燻製入り! 甘口カレーと辛味噌の相性抜群「ゴンのカレー」
こんなお店の名物は「ゴンのカレー」。ゴレンジャーのキレンジャーがカレー大好きなことから、カレー一択なのだそう。ご飯の量で値段が変わります。
塩のみの味付けの野菜スープと旬の食材を使った小鉢も一緒に、玄米でいただきます。
高森町の酒粕に漬け込んだ猪の燻製が入ったカレーは甘口。動物性油脂を使わず、阿蘇のトマトと一緒にじっくり煮込んであるのでコクがあります。湧き水や九州産小麦粉を使うなど、食材にはこだわりがありました。
カレーは辛くなくちゃ! という方には、阿蘇の唐辛子と南阿蘇の無農薬米酒粕を使った自家製辛味噌と一緒に食べましょう。ちなみに店主は辛味噌苦手らしい。そして、スコップ型のスプーンは可愛いから選んだそうです。
デザートにもおすすめの「お豆腐ムース」は、阿蘇産の豆腐、砂糖、いちごのみ! 辛味噌を入れすぎた! という方には丁度良い甘さです。他にも、手作りのカップケーキなやブルーベリーサワーもありますよ!
戦隊モノ好きなオーナーは今後」燻製barを展開予定
オーナーの髙嶋さんは、夫婦揃って戦隊モノ好き。元ホテルスタッフということもあり、阿蘇のスポットにも大変詳しかったです。常連の鉄道写真家の方と、特撮は大学の授業で見たことがある程度の私でも盛り上がりました。
今後は燻製barを展開予定だそうで、観光地あるあるの夜ご飯を食べられるお店が少ない問題を解消したいとのこと。
トロッコ列車に乗られた方は、お店の目の前でカップケーキやドリンクのテイクアウトもできるのでぜひ!
ひみつ基地ゴン
住所 | 〒869-1504 熊本県阿蘇郡南阿蘇村一関187 |
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営業時間 | 11:00〜16:00 |
営業日 | 毎週金土日・祝日 |
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