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坪井川と熊本城を見つめ続けて50年以上!町中華の老舗『宝来軒』

ライター:伊藤 伊藤
キーワード:

創業50年以上。

町(街)中華の老舗「宝来軒」に行ってきました。何度も行っている店なのですが、その度にご主人と奥様の笑顔と料理に癒されます。

熊本地震で閉店されていた時は、まさかこのまま…と思ってましたが、改装され見事復活されましたね。

安心感しかない「宝来軒」をご紹介します。


キャッスルビューな中華料理店

上通り側から歩いてくると

宝来軒の看板とともに、熊本城が見えます。宝来軒を昔から知ってる方にとってこの写真は、熊本の食と文化の歴史が相まった感慨深いものに映るのではないでしょうか。

お店の前には、「ちばじょうはし」が架かっています。

ここから、坪井川を眺めると

左には昔、NHK熊本がありました。

それではお邪魔します。

中華丼食べました

なにせ、50年間ずっと人気店なので、お昼時はほぼ満席。お客さんが出た瞬間を狙ってパチリ。

テーブル4卓、カウンター2席。10人入らんかもという広さです。

サラリーマンや40年以上の常連さんなど、お客さんの出入りが多いです。

パッと頼んで、サッと出てきて。バッと食べる。そんな店。

麺もの↑

ご飯もの↑

今回は中華丼を注文しました。

お水を出してくれる時に奥様が言う

「はい、いらっしゃいー」

という声に実家に帰った気分さえします。

7、8分程度待って出てきました

はい、中華丼。

あんかけに卵が溶いてあります。中華丼の上に生卵が乗ってるのは食べたことありますが、このパターンは初めて。

スープ付き(お茶じゃないよ)。

親子丼のような感じですね。空腹限界の夜中に、この写真送ってこられたら、ヨダレながらキレると思う。黙ってブロックすると思う。

かけるかけないは自由ですが、ソース・醤油・一味・コショウ・酢が置いてあります。

何にでも酢を入れたがりなので、失礼して入れちゃいます。

ちょい味変できるのと、なぜか食が増してしまう不思議な調味料ですよね「酢」。

酢エリアを食べたら

ちょい醤油。本当にちょこっとが適量。濃くなった味が、箸(レンゲ)のスピードを速めます。ものの3分程度で完食。

何でしょうね…ほっこりとした安心感で満たされます。

会計をすませるときに、ご主人が

「ありがとうね!またきてね!気をつけにゃんばい!」

と元気な声で午後の仕事に向かうサラリーマンの背中を押してくれます。

入り口横に貼っってあるメニュー。アルファベットで注文しても

「なんね?」

て言われるので、ちゃんと商品名で注文してください。

信号を渡って振り返り、「また来ます」と心の中で呟いて午後の仕事に向かいました。

さぁ、会社に戻るために駐車場から車を出そうと精算機の前に立つと…

早く修理してあげてください

えええええ!

まぁ、だいたい左上が「1」なんだろうとは思いますが、押すまでわかりませんでした。

僕の前に、料金払おうとしてたおばちゃんは、

「電話と同じだっけ??」

って呟いてました。番号の配列のことなんでしょう。早く修理してほしい。

並木坂のセマウル食堂から曲がったとこにある、某コインパーキングです。

宝来軒

場所

〒860-0846 熊本県熊本市中央区城東町5−64

営業時間など

11時〜20時(ごろ)

不定休

駐車場なし

電話番号 0963536787

ライター紹介

伊藤

伊藤

演劇の先生やったり、アニソンやメタルのDJやったり、バンドやったり、サブカル好き思春期48歳独身。健康診断で中性脂肪が赤信号だったので、たまにジョギングすることにした。やっぱり犬が好き。

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