【天草市】なんて読む?知ってる人は筋金入りのコーヒー好きかも…「和蘭豆」でコーヒーブレイク!
公開日: 2024.02.06
ライター:licoQ.初めてコーヒーが日本に入ってきたのはいつ、どこから?
A.江戸時代(鎖国中)、長崎の出島で貿易をしていたオランダから。
そのため、コーヒー豆は「和蘭豆(オランダの豆)」と呼ばれました。
その名前を持つ老舗のコーヒー店が天草(地理的に熊本より長崎に近い)にあります。
天草で愛される老舗コーヒー店
お店の名前は「和蘭豆(らんず)」。
場所は本渡バスセンターのすぐ近くにあります。
駐車場は店舗前に約4台分。
場所柄、バスの発着までにゆっくり過ごしたり、待ち合わせに利用するお客さんも多いそう。
明るい店内には花やグリーンがいっぱいあり、コーヒーを飲みながらのんびりできるのも魅力。
壁には最近は見かけなくなったコーヒーチケットがずらりと貼ってあり、人気ぶりがわかります。
豊富なメニュー
コーヒーだけでなく紅茶やココアなど、メニューも豊富。
季節の限定コーヒーや
スイーツ、ご飯系も!
しかもめちゃめちゃお財布にやさしいお値段…!(取材時の価格です)
コーヒーの女王とも言われるモカ・マタリが480円。
ケーキは手作りのため、日によって品揃えが異なります。
今回はババロア・ロワイヤルを頼みました。
300円
このお店のコーヒーは全てサイフォンで淹れられます。
アルコールランプで湯を沸かし、蒸気圧を利用してコーヒー豆を抽出する、という原理だそうですが、学生時代から理数が弱かったライターには「かっこよくて美味しいコーヒーを淹れられる」としかわかりません…。
しかし見ているだけで楽しい!
注文を受けてから豆を挽き、サイフォンで淹れるのですが、その一連の作業がものすごく滑らか。
ご店主は45年お店に立っている大ベテランなだけに、流れるようにコーヒーが出てきます。
口当たりがとてもまろやか!
雑味がなくてすっと飲めちゃうので、あっという間に飲み干しちゃいそうになります。
ケーキと合わせて飲みたいので自制自制。
ババロア・ロワイヤルはスポンジ部分がさっぱりしたシロップを吸ってて、甘く滑らかな味わい。
ケーキタイプのババロアはここで初めて食べましたが、これはコーヒーに合う!
店内販売も見どころいっぱい
コーヒーは全て店内で焙煎されています。
コーヒー豆の販売もあり、毎月第3土曜日は2割引!
100g 500円~
無印良品の「福缶」にも選ばれた、下浦土玩具も購入できます。
天草に来たら一度は行ってみて!
開店当初から45年、ずっと同じ場所にあるお店だけに、常連さんも数多いお店。
取材の間も「(いつもの)ブレンド?」「うん、お願い」という気の置けないやり取りが飛び交っていました。
常連さんの中には親子2代で通っている人や、帰省の度に来店する人もいるのもよくわかる、ゆったりとした空気の店内は居心地抜群。
美味しいコーヒーをお探しの方、ぜひ天草の和蘭豆へ行ってみてください。
和蘭豆(らんず)
住所 | 熊本県天草市南町2−13 |
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定休日 | 日曜日 |
営業時間 | 9:00~21:00 |
電話番号 | 0969-22-1592 |
ライター紹介
lico
リコと読みます。本と映画と手仕事好きな食いしん坊で呑兵衛。気になる情報があればどこまでも!
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