熊本で刀削麺が食べられるお店「釜聖」。以前は県庁の裏通りにあったのですが、いつの間にか閉店…もう食べられないのかと思っていたら、長嶺の住宅街に移転オープンしていました!
以前の記事がこちら
「絶対迷子になるよ」という前情報があったのですが無事に到着。早速リポートいたします!
目次
住宅街の中にある民家!?迷子になると噂の店舗
お店の場所ですが、絶対とは言いませんが多分迷子になります。
まず目指すのは、目的地ではなく県道232号線沿いの「ヤクルト長嶺センター」。
日赤の方から来ると、この角を左折します。その後、最初のT字路を右折し、突き当たりを左折すると…
幟(のぼり)が立った家にたどり着きます。
迷子になっても諦めないでください。「みんな迷ってたどり着きます」と店長さんも言っていました。まるで人生のようです。
たどり着いた時に思うのは、「やったー発見した!」という喜びではなく「家じゃん!」というツッコミ。目印は入り口に立っていた幟と
1階の屋根の上に設置されたこの看板のみです。
幟を見ても、看板を見ても「本当にここでいいのかな」という疑念は払拭できませんでした。しかし、玄関を見て安心しました!
食券機、看板、商品の写真。間違いなくここです。
食券を買おうとしたら…、
食券機…使えません。
もっと驚いたのがこちら…
営業時間が6時〜15時まで!
モーニング刀削麺が食べられます。
店内は広々としたスペースとアットホームな雰囲気
おそるおそる玄関を開けると、
上から商品の写真、香辛料の数々、中国産のお茶、家族の靴と並びます。
店員さんに案内されて靴を脱ぎ、この廊下を奥へ進むと、広々とした食堂にたどり着きました。
4人がけの木テーブルが4つ、6人がけ木テーブルが1つ、2人席が2つ。20人以上は入れます。
アットホームというか、完全に家です。
麺は刀削麺と拉麺(太麺・細麺)の3種類で店主自らの手作り
サンラータン麺と坦々麺と青菜のお粥を注文しました。
サンラータン麺は刀削麺に、坦々麺は拉麺にしました。
刀削麺とは、
小麦粉を水で練った生地の塊を板に乗せ、片手に生地、片手にくの字型に曲がった特殊な包丁を持って湯の沸いた鍋の前に立ち、生地を細長く鍋の中に削ぎ落としてゆでた麺のこと。(ウィキペディアより)
拉麺は、練りこんだ小麦粉をビョンビヨンさせていくといつの間にか切れて麺になってる、テレビでしか見たことない「あの」製法です!(なんだこの説明は…)
辛味と酸味が食欲を増進!「サンラータン麺」
パクチーが乗った、ピリ辛サンラータン麺の登場です。刀削麺とはどんな麺なのでしょうか?
日本で言うところのきしめんくらいの太さですが、光が透けるくらい薄いです。削ってるところ見せて欲しかった!
赤褐色のスープ。辛味は4段階選べます。最辛ランクは「激辛」、今回は勇気が出なくて中辛でしたが次回挑戦します。中辛でも汗だくになりました。
時折口に入ってくるパクチーがアクセントになり味飽きしません。
柔らか太麺に濃厚とろーりスープが絡む「坦々麺」
続いて濃厚スープの坦々麺が登場。
柔らかめに茹でた太麺のすすり心地がとにかく滑らかで食べやすいです。濃厚スープもしっかり絡んでいました。
坦々麺というと、胡麻っぽいイメージですが、釜聖の坦々麺は香辛料がしっかり効いた、スパイシー坦々麺という感じでした。
食べてしまったあとは、追い飯!
リゾット風に仕上げてスープも一滴残らず食べられます。
嬉しいことに、ご飯はおかわりし放題です。
押入れの中に並んだ炊飯器からご自由にどうぞ。満腹は必至です。
朝早くから開店している理由はコレ!「青菜のお粥」
今回は麺と一緒にたべた青菜のお粥ですが、健康朝食にピッタリ。お腹に優しく栄養もあり、塩分もしっかり効いていて食べやすいです。コレを朝食に食べれば、午前中元気に過ごせそうな気がします。
まとめ
ここでも言いますが、「多分1回は道に迷います」。
必ず地図をご確認くださいませ。
県庁裏から長嶺西に引っ越した「釜聖」、熊本では珍しい刀削麺が食べれるお店とあって、お昼になると次々とお客さんが入ってきていました。夜は予約で鍋もあるそうですので、早朝から夜まで違った楽しみ方ができるお店です。
■四川風土料理 釜聖■
定休日:月曜日
TEL 096-385-6682
住所:熊本市東区長嶺西2丁目15-64
ライター紹介
伊藤
演劇の先生やったり、アニソンやメタルのDJやったり、バンドやったり、サブカル好き思春期48歳独身。健康診断で中性脂肪が赤信号だったので、たまにジョギングすることにした。やっぱり犬が好き。
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