突然ですが、皆さま街頭での紙芝居って見たことありますか?今年ピッチピチの18歳になるメアリーですが、唯一記憶にあるのはポン菓子屋さんくらいです。お米を持っていったら、甘いアラレみたいにしてくれるアレです。
そんな感じで、テレビや本の中でしか知らない紙芝居屋さん。
調べてみると熊本県内には3人の紙芝居師さんがいると風の噂で聞きつけ、その内のお一人ぐれっちさんにインタビューする事ができました。
そして、今回は特別に肥後ジャーナルの紙面掲載用に、江戸時代のクイズ(判じ絵)も描いていただけました!お楽しみに‼︎
紙芝居師さんに話を聞いてみた
そもそも令和の現代において、紙芝居をしている方すらお見掛けすることもなくなりました。
色々疑問なことが満載なので、早速インタビュー決行。
この度は電話での取材に応じていただきありがとうございます!えっと、、、お尋ねしたいのが、なんで紙芝居師になろうと思ったんですか?(直球)
声優を目指して東京に行ったんですが、夢破れて…それで、2006年に四国にお遍路行ったのがきっかけです。
うん。色々意味分かんない。
メアリーが知らないだけで、夢破れたらお遍路さんするって世の中の常識なのでしょうか。
それで、お遍路宿のご主人が紙芝居やったら?とススメられて、絵描くの苦手だったんですが、鹿児島の幼稚園が最初の口演で、とても喜ばれたのでそのまま高知に飛んで今度は大人に向けて紙芝居の口演をして、、、これもまた好評で。
アクティブ。
ぐれっちさんの紙芝居は、全てオリジナル作品。今はシリーズものだけで、5シリーズ。作品数は、30以上あるのだとか。
絵を描くのは、苦手だそうですが味のある素敵な絵柄です。
実際に紙芝居を行われている様子はこちら(動画提供、(株)リルファさん)
八代に伝わる九千坊伝説が題材です。実際に見ると引き込まれますね!
さすが、声優目指してただけあって声量も凄い。マイクやスピーカーなどは一切使わないとか。
こちらの動画も、シリーズ物のひとつで 県内各地の由来や話を後世に知らせていきたいという気持ちで描かれたそうです。確かに今は日本昔話とかテレビでもやってないですし、地元の由来とか知る良いきっかけになりそうですよね。
肥後ジャーナルオリジナル「判じ絵」を特別に描いていただきました
昭和の時代の紙芝居は、最後になぞなぞの絵を出して当たった子供に飴やお菓子をあげていたそうです。
それに倣って、今回は江戸時代のなぞなぞ絵解き(判じ絵)を描いて頂きました!正解してもお菓子はありませんが、レッツ!チャレンジ!!
お題は、全て熊本の市町村です。
どんどん難易度あがりますよ〜
さて、第一問!これは熊本県のどの市町村でしょうか?ヒントは、、、金魚かな!
第二問!ちょっと難易度上がりました。ヒントは、組み合わせてお読みください。
第三問!どちらかを先に読むことで自ずと答えが・・・
では最後の難関!第四問‼︎
子供の様な柔軟な脳みそが必要です。
答えは最後に!
ライブで見たい方は新町「むろや」へ。
楽しんで頂けましたでしょうか?
ぐれっちさんは、全国のイベントや催しなどで会えるそうです。全国どこでも、このチャリンコを持ち込んで紙芝居を口演されているとか。
熊本県内では、新町のむろやさんで月に一回(今月は6/25 16時から 雨天中止)に紙芝居を行うとの事です。
来月以降の予定は、むろやさんへお尋ねください。料金は50円以上のお菓子を購入してくださいだそうです。とても良心的!
現在のぐれっちさんの紙芝居作品は以下の通りです。
おきくばあちゃん、どんぐりおばけ、うめばあちゃん、だがしやミッション、いろいろ探検隊 他多数。
全て、完全オリジナルの作品で見応えがあります。ぐれっちさんを見かけたら是非お立ち寄りくださいね。
判じ絵の答えです。
第一問・・・長洲
第二問・・・山鹿
第三問・・・菊陽
第四問・・・荒尾
紙芝居師ぐれっち
お仕事の依頼先 | |
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電話番号 | 090-9153-8934 |
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