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飛行機を使わずに行けるリゾート、河浦海上コテージに泊まってきた!
海上コテージと聞いてイメージするのは、モルディブ、タヒチ、バリ……(写真はイメージです)
そう!誰もが憧れるリゾートです!そんな海上コテージが、なんと熊本に存在するのをご存知ですか?天草市河浦町にある「河浦海上リゾート」。そんな身近なリゾートを満喫すべく、人生で初めての海上コテージに泊まってみました!
いやがらせのごとく、台風22号接近
いざ、憧れのリゾート、河浦海上コテージに出発したのは、10月28日。この日は台風22号の接近により、まさかの曇天。
午後からは小雨も降り始め、リゾートにふさわしくないお天気のもと、とりあえずは河浦町へと車を走らせました。食事は自炊と聞いていましたので、道中で夕食の食材と翌朝の朝食用のパンを買い込み、海上コテージへと渡るフェリー乗り場に到着!
※あいにくの曇天のため、ここからは皆さまの豊かな想像力で、青い空と青い海に変換して、写真をお楽しみください。
「雨でも安心の屋根つきのフェリー」とは聞いていましたが、のりばに待っていたのは、フェリーというよりも、渡し舟。これはこれで、趣あふれる船でした。台風は接近していましたが、雨風は強くありませんでしたので、この船に乗って、写真の奥に見える海上コテージへと出発!
憧れの海上コテージに到着!
船に乗って移動すること数分、あっという間にコテージが目の前に!船着き場には釣り場があり、釣りを楽しむ家族連れでにぎわっていました。
赤い橋を渡って、ゲートをくぐり抜けます。
中には三角屋根のコテージが5棟並んでいました。
出迎えてくれたスタッフが、早速部屋へと案内してくれました。コテージの名前が「キス」や「鯛」など、魚の名前になっていて、天草らしさを感じました。
いよいよコテージの中へ…
部屋に入るとまず目に飛び込むのは、大きな窓とウッドデッキ。そして、目の前に広がる大きな海!開放感のあるお部屋です。リゾートに来たぞ!と気持ちが高まります。
キッチンには、包丁やフライパンといった調理道具や、お皿やコップなどの食器、炊飯器や電気ポットなどもそろっているので、部屋での調理も可能です。
コテージ内には、シャワーと小さな浴槽がついたバスルームと、清潔感のあるトイレも完備されており、快適な環境です。
ダイニングも広く、使い方も自由ですが、私たちはお部屋を飾って、仮装なしのハロウィンパーティーをしてみました。
ファンタスティックな夜の釣り場!
暗くなってから、散歩がてら釣り場に降りてみると、なんとも美しいライトに海が照らされていて、びっくり!灯りに近づいて海を見ると……
たくさんの魚影が浮かび上がっています。海の中で、たくさんの魚たちが勢いよく泳ぎまわっていました。天然の海ですが、夜の水族館のような、ロマンチックな光景に、うっとり!
あっという間に釣り客も増えました。見ていると、竿を入れると魚がくらいつく、入れ食い状態!なんと、「5分でサバが7匹釣れた!」という人も。釣り好きにはたまりません!サビキで次々と魚が釣りあげられていく様子は、見ているだけでも爽快。部屋から歩いて20秒で釣りに行けるなんて、海上コテージならではの贅沢です。
ふわふわ布団で快適なベッド!
ベッドはコンパクトな3階建て。1階にベッドが2つ、間に小さなはしごがあって、2階にもベッドが2つ。さらに小さなはしごを上ると、3階には上の写真のような、小さなかわいい屋根裏部屋。まるでシルバニアファミリーのおうちのようで、わくわくします。布団は、ロッジやコテージにありがちなせんべい布団ではなく、ふわふわの布団で、寝心地は最高でした。
ただ、夜は台風の影響で、物音が気になってなかなか寝付けないまま朝を迎えてしまいました…。残念!
強風の夜が明けると、翌朝は天気も幾分か回復していました。寝起きで海を見られる幸せにつつまれながら、ゆっくりとモーニング。
9時のチェックアウトまで、「食器はもとの場所に」「ゴミは分別して中央のゴミ入れに」「部屋はほうきで掃除」「使ったシーツはたたむ」といった施設の決まりにのっとって行動し、「これって、バカンスというより、少年自然の家だよね」という思いを抱きつつ、チェックアウト。再び小さなフェリーに乗り、海上コテージを去ったのでした。
まとめ
世界遺産登録を目指す崎津集落の近くに位置する、河浦海上コテージ。5棟だけの小さなコテージで、大好きな家族や仲間と、ゆっくりとプライベートな時間を過ごすのにふさわしい、本当に素敵な場所でした。今度は最高に晴れた日に、釣り竿をもって訪れてみたいと思います。週末はなかなか予約がとれないコテージなので、早めの予約がおすすめです。
■河浦海上コテージ■
住所:天草市河浦町今富653地先
ライター紹介
ちえ
熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。
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