こんにちは、方向音痴です。
これを直すがために県道をひたすら走行し道を覚える、そんな思い付きの企画が気が付けばもう第3段です。
過去記事はこちらから↓
見どころ満載な1号線、方向音痴に優しい3号線。これらを走破して私は調子に乗ってました。
県道、チョロいな。って。
そんな伸び切った鼻を見事にへし折ってくれたのが今回向かった県道4号線(玉名八女線)です。今思い出しても手に汗握るハッスルロードでした。
トラップが多すぎる
調べたところ、県道4号線の起点は玉名市繁根木(繁根木交差点、熊本県道347号寺田岱明線交点)、終点は福岡県八女市本村(本村北交差点、国道3号交点)。
分かりますよ。まず「繁根木交差点てどこや…」って話ですよね。
しかし案ずることはありません。我々方向音痴を正しい道に導くグーグルマップ大先生がそこまでは連れて行ってくれます。
ただ、電波の状況でしょうか。交差点付近で全く違う道を案内しだすのでその交差点付近ではグーグルマップ大先生のいう事は聞き流した方が懸命です。私はうっかり真面目に従ってしまい肥後銀行玉名支店のまわりをグルグルするハメになりました。
さて、四苦八苦でやっと到着です。スタート地点なのにすでに疲れています。
この看板を目印にするといいでしょう。
熊本市内から向かった場合、この交差点から右折したところから県道4号線のスタートです。
さて早速向かいましょう。
左にセブンを見ながら
まっすぐ進むのですが、ここが最初の難所です。
このような青看板が出てきたら
この青看板を目印に右折し赤い橋を渡ってください。
くれぐれも直進なさらないように。私はまんまと直進し…
とんでもなく道に迷った挙句
何がどうなったのやらで、南関にあるファミリーマートまでたどり着き、迷子を自覚しました。
さて話を元に戻し、右折し赤い橋を渡ったらすぐに左折です。
あとは直進です。
まあ序盤迷子になることもありましたが、最初の難関さえ乗り切れば比較的大きな道路ですし直線ですし。
4号線を示す青看板も出てきたしで、心に余裕が生まれてきます。
正面は高速なんですかね。
南関町突入!
このあたりから突然県道3号線の看板が出てきますが、県道の旅3回目の私は知っているのです。
途中、突然ほかの県道が出現することを。
確証はありませんが、多分ここもそんな感じなのでしょう。気にせず進みます。だってここしか道はないんだから。
南関町上坂下の交差点を、ふんわり道なりに右に曲がると
ファミマのある交差点を左折。
そうです、ここは最初に迷子になったファミマです。
あとはひたすら青看板の指示どおりに進み
ここの交差点(名前はない)を右折します。
緩急が激しすぎんか?
普段何も気にしていなかった県道を示す看板が、こんなに精神的支えになる日がくるなんて思いもしませんでした。
何もうめっちゃ景色が美しい。もし私が新海誠監督ならば新作はここを舞台にしますね。
実はこの4号線に出向く前に、優しい読者さんから「めっちゃ悪路だよ」と予備知識をいただいていたのですが、特段そのようなことは感じられず。
まあやたら右左折が多いとか道が突然狭くなるとかは確かにあったんですけど、この程度は許容範囲ですよ。
もう脳内BGMは久石譲のSUMMER一択。よか景色ですばい!!
ほんと自然も身近に感じられて…
よか…
急に狭くない!!????
軽自動車ですらこの幅。これ万が一、対向車きたら落ちるしかないやつ。
しかも木漏れ日の光が眩しすぎて目が痛い。例えるならトンネル出たら夕日直撃みたいなのがずっと続きます。
最悪、目の痛さは慣れたとして頼む…頼むから…対向車こないで…!!!
まあ結論から言えば来たんですけど。
しかもトラック。
離合スポットまで100メートルほどバックしたんですが、今度は後ろから車が来ましてね。どうしようもねえやってハンドルを切ってギリギリに停めたところ、トラックの運転手の方がものすごく華麗に数センチの距離を見事かわし離合が成功したその瞬間です。
この後も3台ほどすれ違いましたが互いに軽自動車だったので、さほど慌てることはありませんでした。トラックとの離合に比べれば軽の離合はまだ余裕がありますけん!!
山道だと勝手に脳内が勘違いしてたけれどもここは県道4号線。
そりゃトラックもきますよ。
慣れてない道だし目は痛いしで手に汗握り運転を続けていたところ…
あら。突然のゴール!!!
Uターンするかこのまま福岡まで降りるのか葛藤していたところ、またトラックと離合する羽目になったのでUターンをキメてやりました。
県道4号線を知ったからと言って方向音痴はなおらない気がする
今思うと1号線、3号線ってめっちゃ初心者向けな優しい県道だったんですね。
4号線はどうにか制覇しましたが、正直今でもどの方向に向かってたのか分かっていません。
なので、4号線を覚えたところで方向音痴がなおる気は全くしませんが、実際に走行して分かったことは
・県道なのに橋を渡らなんってトラップがある
・心地いい景色が続いたら突然の山道
・しかも想像より山道の交通量多い
・なんさま行くなら軽自動車
ということでしょうか。次は5号線を頑張ります。
ライター紹介
ムトー
肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。
記事シェア