コロナウイルスの影響で免疫力の強化に関心が集まり、納豆やヨーグルトなどの発酵食品が売れているという日本。インスタント食品よりも、できるだけ手作りの料理を食べたいところですが、健康に良いとされているお粥が、びっくりするほどおいしくいただける、ミシュランにも掲載された名店が益城にあります。

落ち着いた和モダンの空間

こちらが、2018年のミシュランガイドにも掲載された名店、「粥菜レストラン 季寿」です。

店内は和モダンな空間で、窓からお庭が見える席や個室もあり、和服のスタッフが丁寧に接客してくださるので、お祝い事などにもぴったり！店内は広々としており、アルコール消毒スプレーも置いてあって、ウイルス対策もバッチリです。

気軽に食べられる定食などもありますが、今回はこちらの手毬御膳をいただいてみることにしました。

見た目も華やかな手毬御膳

まずはぶどう酢を使ったノンアルコールカクテルとサラダ。食前にさっぱりしたお酢のドリンクを飲み、サラダから食すのは、まさしく健康的な食事！

サラダにかけられている玉ねぎドレッシングは、さっぱりとして美味です！こちらは玉ねぎを3週間熟成させて作られたものだそうで、砂糖も使われておらず、甘みは玉ねぎの甘みのみ。妥協をゆるさず、手間暇かけて作られたドレッシングです。

サラダのあとは、こちらの彩りも華やかな手毬かごの御膳。ゆず風味の刺身こんにゃくやローストビーフなど、小鉢盛りだくさんで、いろいろなものをちょこちょこ食べたい女性には嬉しい限り！

揚げたての天ぷらは、ふきのとうも入っていて、季節を感じられる内容になっています。

素材の良さを存分に引き出す味付けで、どれもこれも外れなしのおいしさ！お米やお肉、野菜などの材料は、ほぼ地元・益城産のものが使われており、手毬かごも、益城のおじいちゃんがひとつひとつ丁寧に手作りされたものを使用されているそうです。

さらに、優しい甘さのカラメルソースも入った抹茶プリンまでついて2,000円(コーヒーやソフトドリンクのセットは+200円 ※いづれも税別)と、お値段以上の内容に大満足！

これはお粥革命！感動の美味しさ

なかでも感動もひとしおだったのが、餡かけお粥です。

お粥の餡は、湯葉べっ甲餡など、5種から選ぶことができます。

今回は季節の餡(山芋とろろと桜)を選んでみましたが、見た目も春らしく、料理でお花見した気分！

ひと口すすってみると、ふわふわとろとろで、ダシと豆乳の優しい味付けで、感動のおいしさです！これは…

今まで食べてきたお粥の概念をくつがえすほどの、お粥革命！

こちらのお粥は、約3年間試行錯誤を繰り返して誕生したという、究極の逸品です。「言われた以上のことをやる」という前田料理長は、休みの日もお店に出て研究され、眠れないぐらいお粥について考えられたそうです。

お米を半日浸水させ、鍋で圧力をかけて6時間も煮込んで作られているというお粥は、本当にとろとろで美味しくて、一度は食べてみる価値ありです！

さらにお粥には、肌艶が良くなる、便通が良くなるなど、十の効能があるそうで、体にも優しいのが嬉しいところです。

また、お店の隣には、「リンパケアサロン Amita」が併設されており、予約すれば、とっても丁寧な施術で、全身くまなく癒してもらえます。これで幸せも倍増です！(こちらは、10:00～20:00の営業で、不定休となります)

同じ食材を使わず、旬のものや季節感を大切にし、毎回違う料理を出されているそうなので、何度行っても楽しめるお店です。

粥菜レストラン 季寿