カレーはスプーンで食べるものだ！と思っていた私ですが、創業42年の老舗「喫茶レストラン若葉」で、フォークで食べんといかんカレーに出会いました。フォークでカレーをきれいに食べられるのか。実食したのでレポートしますね！

場所は「ピアクレス」アーケード内

市電「健軍町」駅方面から

「ピアクレス」アーケード内に入ると

すぐ左側に見える

こちらの建物の2階が「喫茶レストラン若葉」です。

模様がレトロな階段をのぼっていくと

明らかにレトロなショーケースが頭上に見えてきますので、

さらにもう少し階段をのぼって、扉を開けて入店します！

昭和感たっぷりの店内に感動

店内に入ると、昭和の空気感たっぷりのテーブルとソファーがお出迎えしてくれて

おもわず感動してしまうほど！！！ランプやカーテンもいい感じ。ちょっぴり抑え目の照明も、レトロ感があってすごく落ち着きます。

ソファー席は７テーブル、カウンターは3席。カウンターにあるテレビから野球中継の大きめの音がするのも、なんだか昭和の時代に戻ったような感覚になってアラフォーの私は懐かしさを感じました。まるでタイムスリップしたみたい。

フォークでカレーを食べてみた！

さっそくお目当ての「スペシャルカレー」を注文しました！！！

お皿の横にあるのは、フォーク1本のみ！！！

スペシャルカレーにはサラダと焼肉がつきます！

でもスプーンはつきません。

お店の方に聞いてみると、「全部フォークで試してみてください。意外とイイですから！」とのこと。

カレーのルーはこんな感じです。

ルーの端っこ部分がぶ厚めにふくらんでいるように見えますね。

ルーのことが一番気になってるにも関わらず、私はなぜか、思わず焼肉を刺していました（汗）。

フォークを手に持ってたら、なんか、刺したくなっちゃったのよね…

厚めでしっかりとした噛み応えのあるお肉！噛めば噛むほどお肉の旨味を味わえます。

そしてついに！

カレールーをフォークですくいました！

おおおおおーーーーーー

ルーは少し硬めになるよう工夫されているそうで、フォークで食べるのは全く問題なしです！！！口の中にパーッと広がるピリッとしたスパイシーな辛味があとを引く美味しさ。シャキシャキのサラダと福神漬けもカレーによく合います！

「スプーンとフォークを間違えたんじゃないと？」とか、「スプーンを忘れとるんじゃないと？」と思ってしまう気持ちも分からなくはないんですが、実際にこのカレーを食べてみたら、「意外とフォークだけの方がいいかもしれんね！！！」って思えました！

もちろん「スプーンをください」と言えばもらえるそうですが、不思議なことに、スプーンをもらった客も、最初は両方づかいしながら食べていても、結局最後にはフォークに落ち着かれるんだとか(笑)

まとめ

ちなみに、フォークで食べるカレーは「スペシャルカレー」と「カツカレー」なんだそう。その他のカレーにはスプーンがつくそうですよ(笑)！

ソースから全部手作りのハンバーグも人気なんだとか。そのほかにも、魚系定食や肉系定食、かつ丼などのどんぶりもの、数種類のランチメニューやお子さまランチ、ピザやトースト、パフェやケーキなど豊富なメニューが充実！

創業42年の老舗「喫茶レストラン若葉」には、一人でのんびりと過ごす客や数人で会話を楽しんでいる常連客が絶えず訪れていました。この場所が大好きで、ここで過ごす時間が大好きで、店主が作る料理が大好きで、長い間来店されているように見えました。

夫婦二人で切り盛りしている小林ご夫婦。お客さんと話す時間も大切にされていて、コミュニケーションの場にもなっている温かい純喫茶でした！近くに寄った際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

※記事公開後は混み合う場合がこざいますので、日を空けてご利用ください。

喫茶レストラン若葉