玉東町の木葉駅近くの踏切そばにある「児玉商店」は、小さなお店ですが、なんと創業70年以上の老舗。ここのいきなり団子とかき氷が感動的においしくて、びっくりでした!
氷ののれんが目印の無人のお店
いきなり団子が有名で、鶴屋や熊本空港などにも商品を出しているという「児玉商店」。玉東町の踏切のそばに工場があり、その脇に小さな店舗があります。
こちらの大きな「氷」ののれんが目印です。
小さな販売スペースと、軒下にベンチが1台。昭和の風情そのままのお店です。
中を覗いて見ると、いきなり団子と酒まんじゅう、そしてかき氷が販売されているようですが、お店の人はいません。
注文する場合は、こちらのブザーを鳴らして注文するようです。
まるでお芋がスイートポテト!絶品いきなり団子
ブザーを鳴らして店員さんを呼び、まずはお店の名物・いきなり団子を購入。「うちのは流行りのいきなり団子じゃなくて、昔ながらのいきなり団子ですよ」とお店に出てきた児玉さん。流行りのいきなり団子って何が違うんだろうと思いつつ、持ち帰って食べてみることに…。
こちらがいきなり団子の断面です。
とにかくお芋が分厚い!そして、そのお芋に寄り添うようにあんこが控えめに入っていて、皮は薄めです。
早速食べてみると、なんじゃこりゃーー!!
お芋がほろっとくずれ、しかもしっとり!「このお芋はスイートポテトじゃないよね!?」と思うほどのなめらかさと甘さです。そして、自家製のあんこも甘さがほどよく、お芋とのバランスも絶妙です。それに、もっちりとした食感の薄い皮が素晴らしいマッチング!旭志産のスイーツのようなお芋と、あんこと皮の三位一体が見事な逸品でした。
200円で山盛り!昔ながらのかき氷
さらに、かき氷も注文してみました。蜜1種類であれば200円ですが、奮発して蜜2種類のダブル250円を注文。
児玉さんが、このかき氷マシーンで、大きな氷をシャカシャカ削ってくれます。なんだかレトロでいい雰囲気!
出てきたかき氷がこちら!200円でこのボリューム、「昭和かよ!」と思ってしまいます。
今回は、ピーチとレモンのダブルにしてみました。食べてみると、氷は軽めの食感ですが、ぎっしり詰まっているので、食べても食べてもなくならない!
ようやく一杯分ぐらい食べたかな、と思ってた時点で、まだこれだけの量があります。下の方までちゃんと蜜をかけてくれているのも嬉しい心配り。そして、蜜がかかっていない氷だけの部分を食べてみると、ふわふわで、これはまさしくパウダースノー!蜜なしでも氷がおいしいかき氷でした。
昔ながらの、おいしいいきなり団子とかき氷が楽しめる「児玉商店」は、懐かしく、そして幸せな気分になれるお店でした。
児玉商店
営業時間 | 9:00~17:00 |
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定休日 | 不定休 |
電話番号 | 0968-85-2050 |
ライター紹介
ちえ
熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。
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