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米屋町で30年以上続く看板の無い定食屋「CAN-CAN(カンカン)」の日替わり定食

ライター:肥後ジャーナルライター 肥後ジャーナルライター
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米屋町にあるとある定食屋。入り口にお食事処や珈琲・お弁当などと書かれたのぼりがあるのですが、肝心の店名の看板がありません。このお店の名前は「CAN-CAN(カンカン)」。夫妻でお店を営業しています。

定食メニューは唐揚げ定食400円、しょうがやき定食500円など、どれもお手軽価格!その中でもお店オススメの日替わり定食を食べてきました。


電車通り近く、米屋町のお店

場所は、中央区米屋町2丁目。戦前に建築された旧三井住友銀行熊本支店ビルの道向かいにあります。

電車通りに近く、米屋町はもちろん、隣の鍛冶屋町、呉服町など、周辺はかつて問屋街として栄えた地域ですので、今でも多くの会社や仲卸のお店がある地域。

表には看板がありません。のぼりやメニューが出ているので、喫茶・定食屋なのはひと目でわかります。

店内は雑多ながら、心落ち着く雰囲気

店内カウンター付近は荷物にあふれ雑多な感じがしますが、常連と思われる年配の男性の方は、何事もないようにカウンターの空いている席に座り、店主と会話を楽しんでいました。きれいに整理されたお店が多い中、逆に落ち着くのは私だけでしょうか。

テーブル席は3卓。ランチの時間帯はお客さんも多く、埋まることが多いようで、ランチピークを過ぎても常連のお客さんがコーヒーなどの飲み物を頼んで読書に耽ったりすることが多いようです。

ランチのお食事メニューは12種類+日替わり定食の13種類です!唐揚げ定食が400円は格安。一番高いのがカツカレーというのも気になります…。

おかずが豊富なワンプレート日替わりランチ!

私が何を注文するか迷っていると、オススメいただいたのが日替わりランチ。今日の内容は?と聞くと「色々ありますよ」という答えでしたので、日替わりを注文。ほどなくして運ばれてきましたが、確かに色々ありました!

様々な料理が少量づつワンプレートに盛られています。煮物・揚物・パスタ・サラダ・こんにゃくまで。全てお店の丁寧な手作り料理です。

甘酢ソースがかかった唐揚げは揚げたて熱々。

パスタの上に乗った青椒肉絲のような中華ソースが掛かったパスタが絶品!

焼き豚・大根・こんにゃくもちょうど良い味わいで、バランスが良く考えられたランチです。

こんにゃくのお浸しを久々食べましたが、田舎の母の味でした。

お汁はおすまし系かと思いましたら、中にうどんが入っていました。あとエノキとネギも多めに入れてあり、スープの味と食感もばっちり!お吸い物も日替わりで内容が変わります。

最後は+100円でコーヒーが付いてきます。午前中の忙しさを一時忘れられますね。

常連も多い、看板が無くても来店が絶えない名店

バランスの取れたお手頃な日替わりランチ。ちょっと雑多ながらどことなく落ち着く雰囲気に、優しい雰囲気の店主夫婦。看板が無くても思い切って入ってみたら、きっと満足できる家庭感あふれる老舗の名店でした。

CAN-CAN(カンカン)

住所

熊本市中央区米屋町2-2 エービー米屋町1階

営業時間

12:00〜18:30(早期終了の場合あり)

定休日

不定休

電話番号 096-352-5515

ライター紹介

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