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熊本の高校校歌「阿蘇」を多用しがちなんじゃないかと調べました。

ライター:ムトー ムトー
キーワード:

いよいよ受験シーズン突入ですね。イレギュラーな1年だったので非常に難しかったかと思いますが、検討を祈ります!

さて受験が終われば卒業入学シーズン。どこからか聞こえてくるのは学校の校歌。

今回、ふと「熊本の高校の校歌、阿蘇を多用しがちだな」と思ったので、どんだけの学校で阿蘇と歌い上げているのか調べてみました。


校歌に「阿蘇」というワードが入っている高校一覧

熊本県内の公立市立私立高校は、併せて73校存在します。

その中で、校歌に「阿蘇」「阿蘇山」もしくはそれに準ずるワードを使用している学校を調べました。

阿蘇中央高等学校 宇土高等学校 大津高等学校 鹿本高等学校 鹿本農業高等学校
菊池高等学校 菊池農業高等学校 九州学院高等学校 熊本学園大学付属高等学校 熊本工業高等学校
熊本北高等学校 熊本高等学校 国府高等学校 熊本商業高等学校 市立千原台高等学校
熊本農業高等学校 慶誠高等学校 翔陽高等学校 済々黌高等学校 高森高等学校
第一高等学校 第二高等学校 東海大学付属星翔高等学校 文徳高等学校 矢部高等学校
湧心館高等学校 熊本マリスト学園 ひのくに高等学校

(鹿本商工、市立必由館、信愛女学院、尚絅、玉名工業、玉名女子、鎮西、小川工業、小国は歌詞を探しきれませんでした。もし歌詞に阿蘇というワードが入っているのであればご一報ください!)

これらに関連することは、きっと地理的な問題なのだろうと推測されます。

有明とか玉名、また県南ではまったく阿蘇なんてワードでてきませんし。

では、同じ熊本市でも阿蘇山がおいそれと見えない場所ではどうなるのでしょうか。

西区には金峰山があるじゃない

地図を見て思ったのが、おそらく熊本市西区は阿蘇山そんな見えないはずなんですよ。なぜなら西区には金峰山があるので。

きっと金峰山推しなんじゃないかと今度は西区方面の校歌を調べてみました。

熊本県立西高等学校

参照URL https://sh.higo.ed.jp/kumanishi/guide/motto-badge-songs

ほら!!一番の歌詞の最初から「金峰の」って!!しかし三番にはまだでも阿蘇が。西区でも阿蘇多用しがち説が濃厚なのでしょうか。

熊本市立千原台高校

出典URL http://www.kumamoto-kmm.ed.jp/sch/h/chiharadai/about/motto.html

西高と同じパターンです。

文徳高校・中学

出典URL http://www.buntoku-h.ed.jp/buntoku/rinen/

まさかの金峰山外し。最初から「情熱の阿蘇」って言ってしまっています。しかし中学は阿蘇も金峰山もありません。なんなら突然の不知火が出てきました。もうこのあたりで訳が分からなくなってきたので諦めようかとも思ったのですが、意地になり西区の中学も調べてみました。

西区の中学で、阿蘇というワードがある校歌の学校は

三和中と西山中の2校。

そして大体阿蘇と不知火がセットになっていました。

なんだか熱い歌詞も

なんだか熱い歌詞を使っている学校もありました。

岱志高等学校

出展URL https://sh.higo.ed.jp/taishi/%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81

週刊少年ジャンプを読んだあとのような爽快感です。

熊本高等専門学校

さんみゃくと書いてやまなみ、じかんと書いてとき。

済々黌高等学校

出典URL http://seiseiko-dosokai.gr.jp/hiroba/songs/

校歌ではありませんが100周年を記念して作られたもの。純情さが伝わってきます。

八代清流高等学校

歌手の八代亜紀さんが作詞作曲されたそう。

校歌ってなんか深い

ここで「それでは熊本の校歌に詳しい方にお話を」となれば収まりがいいのですが、そのような方を見つけることができませんでした。残念です。

困ったときのWikipediaで検索したところ

メロディと異なり、歌詞については一定の類型が存在する。よく歌われる内容として、次のようなものが挙げられる。

学校の所在地周辺の自然や地理、風土、具体的な地名など
学校の標語や校訓、教育理念、校風など
学校や学校の所在地の歴史
社会や未来への貢献、新しい社会の建設などを語るモットーやスローガン
学校名

と、ありました。

ポイントはきっと「学校の所在地周辺の自然や地理、風土、具体的な地名など」という点でしょう。

特に昔からある学校での阿蘇使用率はすさまじかったので、何も遮るものがなかった時代にはどこからでも阿蘇山は見えていて、シンボルとなっていたのではないかと推測されます。

たまにはこの歌詞の部分にも目を向けると新たな発見があるかもしれませんね。

ライター紹介

ムトー

ムトー

肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。

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