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黒柴コーヒーは表面張力を信じすぎている。でもクオリティーが高くて居心地がいいと伝えたい。

ライター:ムトー ムトー

美味しいコーヒー飲みたい。

なんならコーヒーのおともに美味しい甘いもん食べたい。

でもそういうものを提供するお店となると、オシャレすぎてなんだか敬遠してしまう。そんな経験はないでしょうか。

こちらが求めているのは、映えでも雰囲気オシャレでもなく

ただひたすら落ち着けるコーヒー屋さんなんですよ。

そんな思いを叶えてくれるお店が高森町にありましたよ。


一気食べするのがもったいないレベル

今回ご紹介するのは、高森町にある「黒柴コーヒー」。高森町にあるダイレックスやコスモスの近くにお店はあります。

黒柴ちゃんがいるのかな?と思ったんですが4年前に虹の橋を渡ったんだそう。

ドリンクのみであればテイクアウトできるんですが、今回はどうしてもデザートが食べたかったのでイートイン。

おすすめの⑤深入りブレンド(中深煎り)の

プリンセット!

それと

①カフェ・モカ(エスプレッソ+チョコ+ミルク)をオーダー!

出来上がりを待つ間、きょろきょろと店内を見渡すと

店内には店名になっている黒柴のグッズのほか

今日Dでお馴染み、鹿子木先生の色紙!

あとは、チーム?なんですかね。ステッカーがたくさん。

聞くと

「よくライダーの方が来てくれてTwitterなんかで拡散してくれるんですよ。ありがたいですよね。あれがなかったらもう閉まってたかも」

なるほど。これからますますバイクが楽しくなる季節ですもんね。

「お待たせしました~カフェ・モカです。底にチョコがあるのでゆっくりと静かに混ぜてくださいね!」

底にチョコ…優しく混ぜる…

いや表面張力、信じすぎ!

「そうですね!信じすぎました!」

ゆっくりと混ぜていただいてみました。もう美味。チョコが入っている場合ってチョコがコーヒーに勝ってしまうことがあるのですが、これは違う。

きちんとエスプレッソが主役。チョコの部分はいいアクセントになっていてコーヒーの旨味を邪魔しません。それどころかチョコがあるおかげでエスプレッソなのに一気飲みできるほど飲みやすくなっていました。

お次はプリンセット。

プリンはもちろん奥様の手作り。

昔ながらのプリンで、触った感じは少し固めなんですよ。

いただいてみると一口でプリンの魅力にいざなわれます。プリン本体は少し甘めの味付けなんですがカラメルがそれを打ち消すかのようなほろ苦さ。

これ温泉地とかであれば1個500円はしてもおかしくないレベル。

こんなに美味しいのになんでこの値段!?もっと高くしても絶対にファンがつくのに!

「いやーちゃんと原価計算しているんですけどねー」

なんて人がいいご夫婦なんでしょう。

カフェ・モカ然り、味の足し算引き算が抜群に上手だなという印象です。

「阿蘇に住みたい」だから移住した

オーナーである秋月ご夫妻。ご主人は長崎出身、奥様は広島出身なんだそう。

聞くと「とにかく阿蘇に住みたい」という気持ちで土地を探していたところ、ちょうど高森町で理想に合う土地に出会い令和元年に地域に根差すコーヒー屋さんを始めたのだとか。

「高森町ほんと良いところなんですよ。みんな高森に住めばいいのにって本気で思ってます」

バイカーはもちろん、アニメ好きやTwitter民、みんなに愛されている黒柴コーヒー。とても居心地がいいお店で、お友達の家に遊びにきたかのような錯覚すら覚えますよ。

19時まで開いているのでツーリングの帰りはもちろん、ドライブ途中でもぜひ立ち寄ってもらいたいお店です。

黒柴コーヒー

住所

阿蘇郡高森町大字高森2134-6

定休日

毎週水曜

第1.3.5木曜日

営業時間

平日 10時~19時

土日祝 9時~18時

SNS

ホームページ

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電話番号 090-7120-1880

ライター紹介

ムトー

ムトー

肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。

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