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【酒場放浪記】熊本が誇る球磨焼酎の魅力を発信中!本格焼酎バー「ロックスピリッツ」

ライター:ちえ ちえ
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熊本県民にはおなじみの球磨焼酎。実は、世界貿易機関から産地表示の保護指定を受けている、日本でも数少ないブランドの…というと難しいですが、要するに、ボルドーワインや、バーボンウイスキーなどと肩を並べる、世界的なトップブランド=熊本の誇りです。今回は、そんな球磨焼酎専門のバーをご紹介したいと思います。


お店は市役所裏の穴場

こちらが拡大写真。見事なまでの壁との擬態。

お店が少しわかりづらいので、「温故知新」を目印にするのがポイント。ここから地下に下った左側にお店があります。

尋常ではない球磨焼酎の品揃え

お店に入ると、壁一面に球磨焼酎!

蔵元ごとに焼酎が並べられています。右上端からS字の配置で、球磨川の上流から下流の蔵元へ、という順番で並べられているそうです。

「なにか飲みやすい焼酎を」とオーダーして提供されたのが「山ほたる」。想像をはるかに上回る飲みやすさ!クセもなくさわやかです。隣の川尻限定の「キムラロック」が、わかる人にとっては、喉から手が出るほど欲しい一品だそうです。

チャージ500円に含まれる一品。芦北産太刀魚の炙りで、焼酎も進みます。

あては、子飼「gingila」の料理。小皿に取り分けて出してもらえます。写真の料理は、スパムdeチャンプルーと、有明産赤貝と厚揚げのこってり甘辛煮。

ロックに縁のあるオーナー

こちらがオーナーの星原さん。1969年生まれ、お店のオープン日は6月9日、娘さんは9歳と6歳。なにかとロックとの縁が感じられます。

元新聞記者という経歴もあってか、知識人で話題も豊富、人脈も広いオーナーです。「熊本には素晴らしい球磨焼酎があるのに、飲む人が少ないよね。球磨焼酎をこれだけ揃えているお店もなかったので、自分でお店を出したんです」と星原さんは語ります。

燗ザ・ロックという飲み方

さらに「武者返し」をオーダーすると、ガラ(焼酎を入れる陶器)に焼酎を入れ、直火で温めはじめたオーナー。

こちらのガラの椿の絵、最初は青いのですが…

直火で温めると…なんと!

赤く変色!

下からグラデーションのように赤く染まっていき、最後は真っ赤になりました。その後、この熱々になった焼酎を…

氷入りのグラスに注ぐ!

まるで焼酎界のアフォガート!サウナのあとの水風呂!

なんともったいないことを…と思いましたが、飲んでみると、まろやかですっきりとしていて美味!初めて体験する、イキな飲み方でした。

レアな球磨焼酎も楽しめる

カジュアルに飲める焼酎だけではなく、レアものも多数取り揃えてあります。

こちらは、常楽酒造の25年ものという「熟睡」。長期熟成されたこちらの焼酎は、飲んでみると、焼酎というよりブランデー!香り高く、濃厚な逸品でした。

まとめ

熊本が世界に誇る球磨焼酎、蔵元や銘柄、飲み方によって様々な味が楽しめ、飽きることがない奥深い世界です。「ロックスピリッツ」は、カウンターがあり、テーブル席もあるので、一人でも、小グループでも楽しめるお店です。球磨焼酎を愛するオーナーのお店で、皆様もトップブランドの球磨焼酎を、気軽に楽しんでみられてはいかがでしょうか。

■ロッスピリッツ(69spirits)■

営業時間
18:00ぐらい~深夜1:00

TEL
096-321-6292

住所
熊本市中央区手取本町2-7和光ビルB1F

地図

ライター紹介

ちえ

ちえ

熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。

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