*
とじる
*
とじる
*
とじる

子どもがいると、行けるお店って結構限られてきますよね。

ファミレス系だったり、お座敷のあるお店だったり…。本格的なフレンチやイタリアンなんて、とてもとても…と思ってしまいますが、熊本市南区にある「Le Brillant(ル・ブリアン)」はフレンチコースを子どもと一緒に楽しめるという、ありがた~いお店です!素材を大切にする気さくなシェフが作りだすフレンチは絶品ですよ。


女性に人気のフランス食堂

平日の昼間でも多くのお客様でにぎわう「Le Brillant(ル・ブリアン)」は、熊本市中央区南区江越にあります。

駐車場は、お店の前のスペースのみとなるので、ご注意ください。

到着すると、お店のスタッフさんが、丁寧に車の誘導もしてくださいます。

お店は2階建てになっていて、1階は厨房とテーブル席があります。

そして2階にはテーブル席のほか、ベビーベッドや小さなキッズスペースもあり、子ども連れでも安心して食事できるのがうれしいところです。

コース料理をお手軽価格で

お昼のコースは、お肉・お魚のメインが選べるチョイスコース(1,700円)や、デザート付きのル・ブリアンコース(2,300円)、メインを両方味わえるフルコース(2,500円)があります。今回は、お魚のコースとデザートをいただいてみました。

前菜は、サバのスモークサラダ仕立て。

燻された肉厚のサバの香りが素晴らしく、野菜も新鮮で美味!ちなみに、シェフは農業高校出身のため農家のお友達が多いそうで、阿蘇や益城にある県内の農家さんたちから、新鮮な野菜を仕入れられているそうです。

そしてこの日のスープは、カリフラワーとバジルの冷製ポタージュ。

早速食べてみると、んん~~~っ!これは美味!

カリフラワーベースのスープはとってもクリーミーでなめらかで、そこにふわっと駆け抜ける、さわやかなバジルの香り。

「スープの魔術師」とも評されるシェフが作り出すスープは、もはや芸術作品!「ずっと食べていたい」と思うほどの美味しいスープでした。

メインはスズキのブレゼ。ソースは天草産のワカメがふんだんに入ったソースです。

スズキはしっとりしていて、ワカメの入ったソースに絡ませて食べると、それはもう至福の味…。

スープには魚の出汁も入っているそうで、お魚とソースが素晴らしい一体感!旬の菜の花もあしらわれていて、春を感じられる逸品です。お魚もシェフ自らが、田崎市場で仕入れられているため、リーズナブルな価格で料理を提供できているとのこと。素材への愛はピカイチです。

ちなみにこの日のお肉料理は、カリッと香ばしく焼き上げられたチキンソテーで、こちらもおいしそう!

お米は、内牧の内田農園のものを使われています。内田農園では、収穫後の藁を阿部牧場に持ち込んで乳牛の飼料にし、その後、完全堆肥化して、また田んぼに戻されているそう。有機循環型の農業をされている素敵な農家さんです。

そしてまた、デザートのクオリティまで最高なのです!

この日のデザートは、生チョコとホワイトチョコのカクテル仕立て。

シェフはもともと、7年間パティシエをされていたので、デザートに関してもプロ中のプロです。ふんわりとしたムースは甘さもほどよく、しつこさのないふわっと軽やかな美味しさで、ずっと幸せの余韻にひたれました。

夢を持ち走り続けるシェフ

こちらが、「Le Brillant(ル・ブリアン)」のオーナーシェフである藤島さんです。

7年間、パティシエとして働かれていましたが、お友達が作る野菜を使って料理がしたいと、ご両親の反対を押し切って、料理の道に転向。その後、独立され、「自由にできる今の仕事が好き!」と、精力的に働かれています。毎朝7時の仕入れから、丸一日フル活動されており、現在、スタッフも募集中とのこと。

今年からフランス語の勉強も始められ、「落ち着いたら、フランスのワイナリーやパティスリーをまわりたい」と目を輝かせていらっしゃいました。

将来は地元天草に戻って、オーべルジュをオープンさせたいという夢も…。常に明るく前向きで、何事にも一生懸命な藤島シェフが作りだすお料理は、食べる私たちに幸せとエネルギーを与えてくれるような、素敵なものばかりでした!

Le Brillant(ル・ブリアン)

営業時間

11:00~15:00(L.O.14:30)
18:00~23:00(L.O.22:30)

定休日

月曜日

駐車場

あり

ホームページ

https://french-restaurant-243.business.site/

電話番号 096-326-3225

ライター紹介

ちえ

ちえ

熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。

このライターが書いた他の記事

【益城町】「いったい全部で何品あるの?」ビュッフェみたいなプレートに驚く「ランチのお店 Reborn(リボーン)」はデザートも豪華3種盛り!

2024.11.17

【合志市】元ザンビア日本大使館の公邸料理人が作る多国籍料理がとにかく絶品!「世界の惣菜バル マルーラキッチン」

2024.11.05

肥後ジャーナルをSNSでフォローする

肥後ジャーナル 編集部のおすすめ記事

磯鷸之庄本荘店が閉店…もうあの味が食べれないのかと悲しみに暮れてたらいい話を聞いた

PR

2024.11.13

PUBLIC RELATIONS

磯鷸之庄本荘店が閉店…もうあの味が食べれないのかと悲しみに暮れてたらいい話を聞いた

PR

2024.11.13

肥後ジャーナルをLINE@で友達追加!

右のQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んで、肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

qrコード

ID:@higojournal