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とじる
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こんにちは。

その名の通り益城発のおやつ、益城プリン。

熊本県内各地のイベントに積極的に出店されているので名前を聞いたことある方も多いのではないでしょうか?そんな益城プリンを販売されている岡本商店がリニューアルオープン!早速行ってお話を聞いてきました!


上益城郡益城町木山にリニューアルオープン!!

岡本商店は2016年の熊本地震で住宅兼店舗が全壊、その後テクノ仮設団地内の仮店舗で営業されていました。

それから4年5ヶ月後の9月26日にリニューアルオープン!!

新しい場所は木山神宮の近くの横町通りです。

オープン日は多くのお客様が足を運ばれ、用意したプリン600個では足りず、追加も含めて850個が完売したそう。

取材当日も平日のオープンと同時に伺いましたが、すぐに数組来店、それからもほとんど途切れずお客様が来店されていました。

名物の≪益城プリン≫をはじめ、

駄菓子もいっぱい並べられています。

その他に手作り雑貨や、地元で作られた食品、そして夕方にはお惣菜も並ぶそうです。

午後におやつ、夕食にお惣菜を買ったりと幅広い年代の方が利用できそうですね。

大人気の名物≪益城プリン≫

益城プリンはプレーン・黒ごま・コーヒーの3種類で、各種1個250円(税込)と手頃なお値段。

牛乳や卵は何種類も試作をして選び抜かれたもの。

牛乳は阿蘇のジャージー牛乳を使われています

早速実食!!

・プレーン

キレイな黄色。

舌触りがとてもなめらかで甘さは控えめ、コクのある牛乳の風味が口の中にふわっと広がります。

カラメルはほろ苦く、後味はさっぱり。

私の友人は1人で3個はいける!と豪語してました。

・黒ごま

口に入れるとまず牛乳、その後ごまの味が追いかけてきます。

ごまの香ばしい風味を存分に愉しめる一品。

・コーヒー

コーヒー味って想像できませんでしたが、甘いコーヒー牛乳のような感じ。

さっぱりしていて凄く美味しい!

オーナー様に話をお聞きました。

オーナーの矢野好治さん

プリン自体は2010年からあって当時は“おやつプリン”という名前でした。

2016年の地震後に唯一オーブンだけが残っていて、もう一度プリンを作る事が出来たんです。その時に名前を“益城プリン”と変えました。

ライター

リニューアルまでの経緯を教えてください。

矢野さん

会話明治時代創業で、創業時からずっと益城町福富の県道28号線沿いで地域のコミュニティの場として営業していました。

ところが、2016年の熊本地震で住宅兼店舗が全壊となりまして。

その後はテクノ仮設団地で営業を行っていました。

元々は1年程で元の場所で再開予定でしたが、道路拡張4車線化の話があり新しい場所へ移転してからのオープンとなりました。

お客様にはご高齢の方もいらっしゃいます。

もし、4車線化すると道路の反対側から来る方は渡りにくくなって不便です。

同じ場所で再開できればと何度も熊本県と協議をしましたが、移転という形で受け入れることとなったのだそう。

ライター

そうだったんですね。

移転され店舗を構えられたということで、今までのようなイベント出店はどうされるご予定でしょうか?

色々なところでイベント出店もされていた益城プリン。

矢野さん

もちろんです。イベント出店も引き続きしていきます!

ライター

益城の復興のシンボルになりますね!

矢野さん

そうですね。益城プリンが有名になって、プリンを買いに来た後に

他のお店へ行ったり、復興していく益城の町を見て何かを感じて欲しいです。

益城プリンがモットーとしているのは、日常に沿うプリンであること。

そのため、家族でふらっと来て欲しいですね。3時のおやつにプリン1個だけとか。と笑顔でおっしゃってました。

ネット販売のお話も頂きますがお断りしています。出来ればお店に足を運んで欲しいです。

とのこと。

益城はもちろん、県外の方に今度は新しい店舗にも来て欲しい、という思いが込められています。

地震の記憶は消さない。益城の想いが詰まったプリン

矢野さんのもう1つの想いは、地震の経験をこれからの世代にしっかりと伝えていくこと。

そんな想いからお店の前に再建までのストーリーが掲示してあります。

子供でも受け入れやすいようにイラストにするというお心遣い。イラストは地元で活躍されている漫画家さんによるものです。

矢野さんの想いが詰まった絶品プリン。色んな方に食べてもらいたいですね!

岡本商店(益城プリン)

住所

熊本県上益城郡益城町木山284-10

◇益城町総合体育館から    歩いて5分

◇木山神宮から    歩いて1分

営業時間

10時~19時

定休日

毎週水曜日

電話番号 096-286-6591 090-7479-2304(矢野)

ライター紹介

川上

川上

理系育ちの元研究者で元バンドマン。人見知りなのにグルメサイト、広告代理店の営業をして熊本県内を回っていた経験あり。ほとんどの場合年下に見られるが昭和生まれ。特技はお酒飲んだら友達が増えている事。

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