熊本のB級スポットを追え‼︎名前だけ聞いたら謎すぎる山都町の《日本國公園》に行ってきた
こんにちは!B級ネタが大好物のメアリーです!今回は、読者様より教えて頂いたオススメスポットのご紹介。
その名も《日本國公園》。
うん、行くの躊躇しちゃう。
何か…素晴らしく御大層な名前だし、そこってキンカン持ったキンカンババァとか鎌持ったおじちゃんが追いかけてきたりしない?と戦前恐々としたりしましたが、肥後ジャーナルライターとしてここは行かねばハトが廃る。
勇気を出して、やってまいりました。
優しいライター2人を道連れに
1人では絶対行きたくなかったので、ここぞとばかりに旅は道連れ。
肥後ジャーナルのよく食べるちえと
巨木のさえをお誘いしました。
だって、美味しいおにぎりあるかもだし、巨木あるかもだし!行かんと分からん‼︎
そして迎えた当日。
やってしまった…。
メアリーマスクと思って掴んできたモノは、先日北海道展で買ったシャケのバッグ。。
これ、かぶれないかなぁ⁉︎と試行錯誤しましたが無理でした。なので今回は被り物なしでの撮影に挑みます。
なんでもデジタル頼りはいけません
先行き不安な出だしでしたが、何とか高速乗って山都町へ!山都中島西ICから、かみましき阿蘇観光サザンルートを経由。
445号線より山都町立中島小学校より152号線に入って道なりに進みました。
Googleマップさんに連れて来られたのは、とても車では入れなさそうな小径。
日本の原風景さながら‼︎
もうすぐ、新米やああああ!と叫びながら辿り着いたのは、こちら。
何か、鉄線が…。
イノシシ避けかしら?
でもわたし、ハトだから大丈夫よね?多分。。
そこで、もう一度マップを確認。
間違いなさそう…
この鉄線を乗り越え、日本國公園へ向かおうとした瞬間‼︎
第一村人発見‼︎
すいませぇ〜ん!わたし!怪しいものではないですーーー!!!
原チャリに乗ったお母さんを、両手を振りながらお止めし、日本國公園の場所を聞くことに。
マップでは、50メートル書いてありましたが、実はこの道は行止まりだそう。何でもデジタル頼みはいけませんね。
めっちゃ笑顔で、正しい道順を教えてもらいました。
わたし達の事を稲刈りの手伝いに来た人と思っていたお母さんは優しく道を教えてくださり、そして原チャリで颯爽と去って行きました。
お母さんありがとう‼︎お母さんが見えなくなるまで手を振り続けました。
さて、正しい道は暮瀬(ぼぜ)地区のトンネルを渡ったところの右側の看板が目印。来た道を戻ると確かに目印の看板がありました。
だがしかし‼︎こちらも、なかなかの小径。
ぐぬぬ。と、唸っていると…またまた人影発見!第二村人だわっ‼︎
ブンブン両手を振ってお声がけすると、何と日本國公園まで案内してくださる事に!
近くで、お仕事をされていた山本さん。お仕事を中断してまで道案内してくださいました!
登り口の看板から、徒歩10分。
車でも登れるそうなんですが、運転に自信のないメアリーは歩く事を選択。
道中、案内してくださった山本さんにお話をお伺いすると、何とこちらの日本國公園の発起人関係者さんでした‼︎
色々とお話を伺いながら謎の公園へ向かいます。
やっと着いた!!
そして辿り着いたのはこちら‼︎
日本國公園の名前の由来…何と、この場所の地区名だったんです!
関東の方にも、日本國という地名はあるとの事ですが、まさか日本國という名前が地名だとは思いもよりませんでした。なかなか珍しい‼︎
日本一のジオラマ日本列島がありました‼︎
元々、集落でのお祭りをしたり、ゲートボール場だったというこの広場に、2015年の暮れに地域活性のシンボルとして作成。
公園内にある遊具(展望台?)も、この地(日本國)の竹を使っているそうです。
紛うことなく、日本国産‼︎
この地で採れた作物は、全部日本国産‼︎
熊本震災の前に、集落の方々の手づくりによって誕生したこちらの公園。できた当初は、結構人も多く訪れていたそうですが、今となっては滅多に人は来ないそうです。
寂しそうに語る山本さん。こちらの遊具も、蜘蛛の巣が張り、遊具の床部分も竹もちょっとボワボワ。
稲刈りの時期が終わったら、集落の方とまた集まって宴会するので、その後からでも少しづつ集落の方々と協力し建物などの修復や新しい取り組みも考えていきたいと仰られておりました。
本日わたし達の突然のお声がけに、日本國公園に来てくれてとても嬉しいと終始本当に嬉しそうに案内してくださいました。
日本國公園、ちょっと怪しいと言ってごめんなさい。
まとめ
山都町には棚田も多く、近くには、日本の棚田百選にも選ばれている峰棚田もあります。水もお米もお野菜もおいしい山都町。
疲れ切った心に癒しを。日本の原風景を見つけに日本國公園にちょっとドライブなどいかがでしょうか。
日本國公園
ライター紹介
肥後ジャーナルライター
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