4年ぶりの開催!山鹿灯籠まつり、千人灯籠踊ってきた!
ごきげんよう!言です!
今年は様々なイベントや夏祭りも復活してましたね!
肥後ジャーナルでも各地の夏祭りのご紹介をしておりますが
今年復活すると大注目の夏祭りの一つ、山鹿灯籠まつり
祭りの目玉である千人灯籠に踊り手として参加してきました!
今回はその密着レポです!
7月初めての練習!
今回は山鹿の地区から参加することになり、全体練習の前に、特別練習を開催して頂きました!
踊る曲は3曲。有名なよへほ節だけではなく、うちわを使った踊りも2曲あります。
とりあえず、輪の中に入って見よう見まねで踊ってみます。
全然違う動きをしてしまう
複雑な動きが多くて、全然覚えられません。盆踊りなめてました。
ちなみに今回教えてくださってるのは、元・鹿本農高の伝承部の方々。
3年間厳しく鍛えられたそうで、動きが美しくてしなやかでまさに大和撫子って感じです。こんな風に踊りてえ…
今度は三味線の生演奏&生歌で踊ります。
音源と違ってゆっくりスピードで踊れるそうですが、めちゃくちゃ贅沢に感じます…
ゆっくりでも逆向きに回ってしまったりします。
先行き不安…
マジで覚えられる自信がないです。
通しの動画を撮らせてもらいましたので、家で自主練あるのみ…!
地区の全体練習
2回目の練習は地区の全体練習に参加してきました。
大きめの公民館に集合です。
お祭りのポスターも貼ってありました。
こんな風に優雅に踊れるようになりてえ…!
この日は浴衣と帯、草履の配布がありました!
みんなお揃いの浴衣です。
ケータリングもありました。ありがたい
踊りの先生も数人来てくださって練習開始です!
ある程度動きの流れは教えてもらっていましたが、細かい部分を教えて頂きます。
振り付けの一つ一つに意味があり、その意味も丁寧に説明して頂きました。
短い時間で3曲を覚えるので、時間はツメツメです。
前回よりは踊れている気がしますが……まだ不安…
全体練習!
この日の練習は山鹿市総合体育館です!
この日は山鹿市内、市外からの参加者の合同練習でした。
この日は本番の流れを一通り練習します。
本番同様生歌&生演奏で円になって踊ります。
円になって踊ると、回転の方向やしゃがみを間違えると目立ってしまうので失敗は許されません…
遠目からの撮影でぼやけ気味で、すみません。
先生に細かい手の返し方などを教わりますが、無限に人がいるので私だけ独占するわけにも行きません。
当日は踊り以外にもパフォーマンスがありますので待機中の姿勢などの指導も受けます。
暑いからといってうちわでパタパタ仰いだりは絶対NG!
うちわは大切な踊りの道具なので、丁寧に扱います。
さらに当日は頭に灯籠が乗っていますので、頭をあまり動かしてしまうのも避けるようにとのことでした。
や…やることが多い…!
残り練習はあと1回!果たして上手く踊れるのでしょうか…
最終練習!
いよいよ本番まで1週間を切り…最終練習…!
…のはずが、台風接近により中止に。
あまりにも不安すぎるので、最後に個人練習会を再び開いて頂きました。
今回は浴衣と、本番同様の足袋+下駄で練習!
洋服とはまた違って、動きにくさもありますので細かい調整をします。
だいぶ動きも覚えてきました!
あとは当日を迎えるのみ…!
いよいよ本番
というわけで8月16日、いよいよ本番です!
揃いの浴衣に着替えて、踊りの最終確認!
こうしてみるとかなり踊れるようになったと思います。
公民館の外ではご近所の方に「頑張ってね〜」と声をかけていただきました。
いざ、会場へ!
町では大賑わい!
温泉プラザ前には屋台が並んで賑わっていました。
同じ浴衣で揃えると一気に雰囲気が出ますね!
ずっと練習を共にしてきた地区の皆さん、本当に感謝です…!
順番に灯籠の装着が始まります!
職人さんによる手作りの紙灯籠は貴重なものなので一つ一つ丁寧に装着させてもらいます。
落ちないようにしっかりと!
というわけで完成!これで立派な灯籠娘でございます。
千人灯籠の会場は山鹿小学校のグラウンド。
櫓が組まれ、見物の方もたくさん!
子ども灯籠なども行われました!山鹿市のキャラクター「ころうくん」も灯籠をつけて出演!
入場です!
小雨が降っておりましたので、灯籠を保護するためビニールを付けての入場となりました。
雨もあがり、ビニールを外すと歓声が上がりました。
いよいよ灯籠踊りの始まりです!
よへほ節や盆踊りなど練習の成果を発揮して踊ります。
しかし!途中でまた雨が降り始め、曲を一時中断し再びビニールを装着!
ライトが落ち、灯籠の灯りだけになると幻想的ですね。
青いライトで照らされると再び歓声があがります。
千人の中から発見してもらいました!奇跡!
…というわけで
無事に踊り切ることができました!
雨というアクシデントや、暑さと空腹でしんどい部分もありましたが、美しく舞えたのではないでしょうか。
日本の、熊本の大切な夏の風景が戻ってきたことが何よりも嬉しいですね。
踊っている最中は楽しさもありましたが、なんだか神聖な気持ちになりました。
室町時代から伝わるという伝統の文化に触れさせていただき、実際に参加という貴重な経験をさせて頂きました!
今後も伝統が引き継がれていくことを願います。
山鹿灯籠まつり
ライター紹介
肥後ジャーナルライター
肥後ジャーナルらしいコンテンツをどんどん発信していきます!!!
記事シェア