【熊本市中央区】4月14日オープン!出汁のプロによるラーメン屋「おだしと麺 むら平」の本気が凄すぎた。
公開日: 2024.04.15
ライター:川上こんにちは、川上です。
4月14日に熊本市中央区にオープンしたラーメン屋「おだしと麺 むら平」。
100年以上続く老舗鰹節屋さんが満を持してオープンした飲食店です。
出汁のプロと言える鰹節屋さんが本気で作ったスープは言わずもがな絶品。
これは人気店の予感ぷんぷんです。
お店の場所は白梅天満宮
お店には白梅天満宮を目指して来てください、とのこと。
言われた通りにやってきました。
目的の「おだしと麺 むら平」を発見!
よく見てみると、白梅天満宮の文字。このすぐ下の細い道を抜けてみます。
お店の奥に神社がありました。白梅天満宮は、この細工町の方々が管理されている地域の神社。
その神社を守るように存在する建物が「おだしと麺 むら平」です。
まるで高級和食のようなラーメン
お店のメニューはこちら。ラーメンにご飯ものと種類豊富。しかし、オープンからしばらくの間は『塩ラーメン+ミニごはん』と『醤油ラーメン+ミニごはん』の2種類のみの提供です。
お店のおすすめの塩ラーメンを注文し、しばらく待つと出てきたのはお出汁。鰹と北海道産の真昆布の1番出汁です。
ラーメンを食べる前にお通しのように頂きます。
ここって和食屋さんでしたっけ?そう錯覚してしまう丁寧なおもてなしに驚かされました。
使われている器もとても美しい。話し合いを重ねて素材の質に見合う器を選ばれました。
お出汁は柔らかい口当たり。口に含むと昆布の旨みがやってきます。後味は鰹。鰹の味がどんどん濃くなります。
塩ラーメン+ミニごはん 1,000円
お出汁を堪能しているとラーメンの到着。ご飯もついてきます。ミニと言いつつお茶碗一杯分の量があります。
まずはスープから。深みのある出汁に優しい塩味。スープと言うよりも出汁と呼ぶ方がしっくりきます。
さらに、香味油にゆずが入っており、口にスープを含むとふんわりとゆずが香ります。
麺は中太の縮れ麺。スープともしっかり絡みます。
ちなみに醤油ラーメンは平打ちストレート麺になるそうです。
トッピングには大きめの炙りチャーシュー。お肉は柔らかく、とても香ばしい。
玉子もまるまる一個入ってました。
ぱっかーんと割ると、半熟でトロトロ。
その他には、三つ葉・白髪ネギ・昆布。ラーメンに昆布って珍しいですよね。これは、出汁を取ったものを使われています。食品ロスをなくすよう気をつけているそう。
昆布はしゃくっとした歯応えが良くて、言わずもがな出汁との相性もぴったりです。
味変が面白い
ラーメンをある程度食べたら味変がおすすめです。
席に設置してあるこちらは、鰹節削り器。
なんと、自分で鰹を削って楽しみます。
ラーメンに入れても、ごはんに入れても。好きなだけ削って食べていいんです。
それでは早速、ラーメンにドボン。
全然味が違う。
鰹の味が濃くなり、塩味も増します。
あっさりした塩ラーメンから、コクのある塩ラーメンへ。また違う美味しさを楽しめます!
今度はご飯に。
専用のお醤油を掛けて風味豊かなご飯。これもまた美味しい。
ご飯も色々な食べ方ができるので、是非お試しください。そのままラーメンと一緒に、鰹節を掛けて、ラーメンの半熟玉子を乗せて、ラーメンのスープにドボンして。
ラーメンもご飯も食べ方は自由!色々試したいですね!
飲み干せるラーメン
ラーメンのスープは丁寧に作られていて、気付けば完まくしてしまうほど。
シンプルなスープだからこそ誤魔化せない、そう感じるからこそ丁寧に作るとおっしゃるオーナーさん。
スープの出汁は鰹・鯖・うるめ・いりこ・焼きあご・昆布の乾物から取っています。それぞれの食材で出汁を取るベストな条件が違うので、分けて出汁を取っているそう。ずーっと目を離さず温度管理されています。
100年以上も営業している鰹節屋という出汁のプロだから分かる技術で出来上がる絶品スープ。
その渾身のラーメンはぜひ一度食べて欲しい一杯。気になった方は行ってみてくださいね。
おだしと麺 むら平
住所 | 熊本県熊本市中央区細工町3丁目6 |
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営業時間 | 10:50~14:00 17:00~21:00 ※スープ・麵がなくなり次第終了 |
ライター紹介
川上
理系育ちの元研究者で元バンドマン。人見知りなのにグルメサイト、広告代理店の営業をして熊本県内を回っていた経験あり。ほとんどの場合年下に見られるが昭和生まれ。特技はお酒飲んだら友達が増えている事。
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