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売ってみた、買ってみた、お気に入りが出来た。~熊本の本の買取 古本タケシマ文庫 移転~

ライター:ひらの ひらの
キーワード:

みなさん本はお好きですか?本の世界はまるで宇宙のよう。無限に広がり、全てを手にすることができません。そんな宇宙の入口の一つ、坪井にあったタケシマ書店さんが移転されましたので、新店舗に行ってまいりました。


移転しました「タケシマ書店」

前回記事はこちら

移転先は中央区薬園町1-3

浄行寺交差点すぐそば。

壺東ビルの一階になります。道路拡張などの為、立ち退きによりこちらに移転されました。

見過ごしてしまいそうな、ぽつんと感は、健在。

車はお店の前に置けます。

お店は13時から、の水曜定休です。お間違いなく。

小さな箱にぎゅぎゅっと

こんにちは。

おしゃれで静かな店内。「しばらく眺めさせてください」と見て回りました。

まだなかなか整理が出来てなくて、とオーナーの菅原さん。3月に移られたそうです。

ふむふむ。

ほうほう。

わからぬ!

全体的にマニアック。最近の私の読書度と言えばなかなか本を読む気力が出ず…

若い時のようにむさぼるようには読んでいないので、頭がぽわんぽわん。でも本は好き。死ぬまでに読めない本が星の数ほどあるという事が残念でなりません。

こちらは郷土の本が多め。

ここに私の欲しい本があったのですが、予算オーバーしてしまった為、また頑張って働いてから伺います…

オーナーさんに聞いた本

買取にいってこの本があった時は嬉しかったですね、とオーナーの菅原さん。

「H・R・ギーガー(エイリアンの造形産みの画家)の画集です。」

エイリアンは大好き。みんな大好きエイリアンだけれども、知らなかったー。

「いや、当時はめちゃくちゃ流行ったし有名なので、そんな、珍しいってわけでもないんですけど..めちゃくちゃ有名だし..」

有名な画家でめちゃくちゃ流行ったってラッセンみたいな??

ちょっとH・R・ギーガーについて調べてみました。「6歳の時に薬剤師だった父親から頭蓋骨をプレゼントされ、怖いよぉ!となった。だが、その頭蓋骨を紐にくくり付けて自分が住む町の路地を引きずって歩くことによって恐怖を克服した」との事。いやいや、町の人がトラウマーなるーーー!!!でもそうやって名作「エイリアン」が出来たのですね。

なかなかのお値段でしたが、気になる方は是非。

売ってみた買ってみた、をする

午前中は買取に出かけているそうです。あ、ゆっくり午後からオープンされているわけではないんですね。失礼しました。

本棚の整理で家から本を持ってきて買取をお願いしました。

これと、

これ。

「ちょっと計算しますねー」

店内を見て回ってる間に計算してもらいます。

え?「ぼくはお金を使わずに生きることにした」という割には、いや、出版して儲かろうとしてる?

「すいません、少しですがー」

と声が。

わあ!700円。ありがたい!ありがとうございます。

確かに受け取りました~!

菅原さんに選んでもらって買う一冊

では私になんかお勧めの本あります?と、初対面なのに言ってしまって選んでもらいました。

「これどうですか?」と棚の影からスマートに姿を現す菅原さん。

なにこれかっこいい!

ちょっと前の東京の人の部屋の写真集です。決しておしゃれではない、リアルトーキョー。文字が頭に入ってこない私にぴったり。こちら500円でしたので、先程の700円から支払いました。

ネットでぽちっとそれに向かうのもいいけれど、こんな出会いは本屋さんならではですね。

第4回大山鹿古本市開催

熊本山鹿の元酒蔵「天聽(てんちょう)の蔵」の大蔵の広い空間に この日2日間だけ約5000冊の本を並べられる本棚「きつつき文庫」の開催。私も、行きたくてなかなか行けてなかったイベント!

詳細はこちらにありました。わくわくしてきます。人生を変えるような本に、一言に、出会えますように!

そういえば、「タケシマ」文庫の名前の由来はなんでしょうか?

「母方の祖父の姓からとりました。亡き祖父の本を整理し始めたのが最初だったので」

そういえば、私の祖父や祖母はどんな本を読んでいたのだろう。

後日取材のお礼と共にタケシマ文庫さんから連絡がきました。

あの本(ひらのが売った本)怖いですね…

最近オーナーが「いいなあ」と思った本はこちらだそうです。

みなさんが最近いいなぁと思った本は何ですか?

また、どうしても挫折してしまう本は何ですか?

人生の一冊、ありますか?

たまには本について語り合いたいですね。

タケシマ文庫

住所

熊本市中央区薬園町1-3

壺東ビル1-2号

TEL

096-223-5145

駐車場

お店の前

営業時間

13:00~17:00

水曜日定休日

Instagram

古書と古本タケシマ文庫(@huruhon_takeshima) • Instagram写真と動画

電話番号 096-223-5145

ライター紹介

ひらの

ひらの

本が好き、映画が好き、作る事が好き、でライターに辿り着きました。 熊本県以外に住んだことがない、肥後純血種。 気分転換で水源や史跡を見に行くのが大好きです。

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