最近、自動販売機の種類が増えていますよね。焼き鳥だったり、ラーメンだったり、さまざまな商品が自動販売される世の中になりました。

私も先日、見慣れない自動販売機を発見しましたので、ご紹介します。

韓国料理の自動販売機

見つけた場所はTSUTAYA植木店。

よく見ると、チャプチェやスンドゥブチゲなどの韓国料理が売ってあります。

どうやら韓国料理の自動販売機のようです。

そんな中に「タッカンマリ」という商品がありました。

ん、タッカンマリ？

聞き馴染みない料理だなぁ。どんな料理なんだろう？

ピンとこなかったので、自動販売機を設置している「東大門タッカンマリ熊本店」へ聞きに行くことにしました。

タッカンマリとは？

お伺いしたのは新市街のプールスコート通りにある、販売元であり熊本唯一のタッカンマリの専門店「東大門タッカンマリ熊本店」。

まずは、タッカンマリとはなんぞや？をお伺いしました。

タッカンマリとは、韓国語で「鶏一羽」を表す言葉で、韓国風水炊きとも言われています。

タッ＝鶏、ハンマリ＝一羽を意味し、２つの単語を合わせて発音すると「タッカンマリ」なんだそう。

なるほど、韓国風の「水炊き」と聞くと一気に身近な料理に感じます。

謎はもう解消したのですが、せっかくお店に来たので、その専門店の味を頂いてみましょう！

タッカンマリへのこだわり！

東大門タッカンマリ熊本店のこだわりは「天草大王を使用した漢方スープ」。

タッカンマリのスープは通常、玉葱、長ネギ、鶏肉から出汁を取りますが、東大門タッカンマリ熊本店では、この３つに加え天草大王のガラを使用されています。

出汁に天草大王のガラを使うのは、本場の韓国でもやっていない独自の製法！

漢方には、高麗人参、ナツメ、生姜、ネギなどを使用されているとのこと。鶏のコラーゲンと野菜のビタミンが豊富で、美容や健康にとても効果的ですね！

また、タレにもこだわられており、

醤油、お酢、マスタード、タテギの４種類をブレンドして作られます！

タテギとは、唐辛子や味噌などを合わせた、韓国の調味料。

中でも醬油とタテギは、タレの要になる調味料とのことで、この２つは本場の韓国から仕入れられています！

本場の味に近づけるためのこだわりが伺えますね！

お店で食べるタッカンマリの味やいかに！

では、実際に頂いてみます！

タッカンマリという名の通り、鶏が丸ごと入っています！

鶏一羽を見るとテンション上がる！

目の前で鶏をカットしてくれます！

タレも目の前でブレンドしていただけます！

お好みでタテギを増やして辛さを楽しむ食べ方もアリ！

このプリップリの鶏！

程よく煮込まれているので、食感がとても柔らかく、染み込んだスープの甘さが鶏の旨味を引き立たせてくれます！

タレを付けなくてもこの旨味が出るのは、こだわられたスープのおかげでしょう！

続いてタレを付けていただきます。

目の覚めるような爽快感のある独特の辛さのタレ、スープの染み込んだ甘みのある鶏。

まさに相性抜群です！これはヤミツキになります！お箸が止まりません！

東大門タッカンマリ熊本店は、キムチのおかわりが自由です！

キムチの程よい辛さがアクセントとなって、タッカンマリとも合います！

韓国のお酒といえば「マッコリ」。なんと、壺に入って出てきました！

タッカンマリとマッコリ、韓国の味を思う存分堪能できますね！

鍋料理に不可欠なのは〆！今回はグクス麺を頂きます！

グクス麺のグクスとは、韓国語で「麺」を意味する言葉。

小麦粉の生麵とのことですが、うどんやラーメンとは違った新しい食感です！

鶏の出汁がたくさん染み込んだスープと絡まって、ツルツル、というよりはトゥルントゥルンとした口当たりでした。

〆にオススメです！

熊本唯一の専門店で本場の味を！

食べるエステと言われるほど美容と健康に効果的なタッカンマリ。

初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか？

ぜひ一度、お店や自動販売機でその味を堪能されて見てください！

また自動販売機、今回はTSUTAYA植木店で見つけましたが他にも

• TSUTAYAはません店
• TSUTAYA光の森店
• TSUTAYA小川店（小川店は店内にあるため、営業時間中のみ）

の、計４か所に自動販売機を設置されていますので、見つけられた際はぜひ購入されてみてください！

タッカンマリ、ハマること間違いなしです！

タッカンマリ