謎ワード「あんぐら」「カリアゲ」

突然なんですがね。なんか新築もいいけどリノベーションしてあるような、シャレた物件が衝動的に見たくなってきました

いいっすね。私も見たいです。

行きましょう。どっか熊本でもしてないっすかね？

ありました!!じゃ「あんぐら不動産」「カリアゲ」この2つのキーワードを頼りに行きますか。

「あんぐら不動産」
「カリアゲ」

という謎のワード。

早速会いに行ってみる

調べてもらってアレですが。「あんぐら」で「カリアゲ」て

アングラてアレやろ？アンダーグラウンドの略やろ？
自称「俺たちアングラ」とか名乗っている不動産屋さんとか、やばい香りしかせんのやけど。

きっと社長とかラッパーなんだよもう…
ラッパー風の握手とかされたらマジどうしよう…

さしより手汗だけは拭いておかんと。あーイッ！ってイルマニア風にされても、自然に返さねば。

やべえ。帰りたい。しかしもう約束の時間。
約束を守らない訳にはいかん。意を決して事務所に突撃！！！

待ち合わせは「ウエダ不動産事ム所」

…あれ？

なんでカバン？？

なんでレジに（しかもオシャレ）に財布？？？

こんにちは～…

「はーいこんにちは」

…あれ？これもう一番の疑問はアレだな。
カリアゲじゃねえーーーーーー！！！！！

え！？なんていうか逆にもじゃもじゃしとらすよ！？なんでカリアゲ？

上からみてもカリアゲとらっさん

横もカリアゲじゃない。

あれか？小さい頃のあだ名的な？

意を決して聞いてみた

『これっす』

カリアゲ=「借り上げ」

つまりは、古いアパートなどを一度「借り上げて」それをアスターさんがリノベーションし生まれ変わらせる。と。そして以前からあった「あんぐら不動産」も震災以降、休止状態であったものを復活してくれるとの朗報！！！！

そもそも「あんぐら不動産」てなに

熊本の個性的で味わいのある賃貸・売買物件を広く募集しております。

立地が変わっている・古いアパート・景色がいい・リノベーション・改装OKなどなど

個性的な物件を多数取り扱っており

そういう物件を好まれるお客様を中心に広くご覧頂いております。

一般的な不動産会社の目線ではなかなか評価されにくい物件でも

「あんぐら不動産」なら人気物件になる事も多々あります。

なるほど。

つまりは「現状では」なかなか集客が難しい建物を、セルフリノベＯＫ物件にしたり
引き渡しの時にリノベーションして「建物の価値を上げて」売買だったり、賃貸として貸し出すと。

『そうです。で、自分が物件を見つけて、それを生まれ変わらせてくれるのが左に座っているアスターの中川社長』

アスターさん。

知ってますよ！！！

こがんとば

ぎゃんする会社でしょ！！？シャレとらすなって思ってたもん！！！

すげえ！！！！

あんぐら不動産でも名タッグ

実際あんぐら不動産としても名タッグを組まれていて、過去の事例をご紹介しますと

京町にあるヴィンテージマンションを、１Rプラス土間のアトリエへリノベーション。
１Rといっても広さは圧巻の24帖。ファミリータイプの広さですから、悠々自適に趣味のお部屋にしたりとお気に入りの空間になること間違いなしですね！

リビング部分は、無垢材を設置してあるので裸足でも気持ちいいですし、そのままごろんと横になって木の香りを楽しむのも一興。
（※こちらの物件は現在満室となっております。）

このような単に古い物件を、設備を新しくするだけのリフォームではなく
価値を上げていく。「この家に住みたい！」と思えるようなデザインに仕上げていく。それが「あんぐら不動産」なのです。

ところでなんで不動産屋さんの事務所がセレクトショップに？

いかに「あんぐら不動産」が面白い事をしているか熟知できたところで、そもそもの疑問が解決していないことに気づき。

なんで不動産屋さんなのに、バッグとか財布とかをハイカラに置いてあるの？
セレクトショップもまさかの兼用？

だって

プロジェクターまで置いてますやん

ディスプレイ用の棚ですら、なんかシャレとりますやん

よく見たら、天井打ちっぱなしコンクリートに、あえてむき出しの配管。
無骨なインダストリアルインテリアですやん。

社長の事務所への思い

『不動産事務所ってなんか少し入りにくい印象でしょ？だから、正面をセレクトショップにして少しでも入りやすい雰囲気にしたかったんですよね』
『多分、熊本で初めてなんじゃないですかね』

そう照れたように、でも誇りをもって信念を語ってくださった上田社長。
今の事務所も元は20年間空いたままのテナントであったとのこと。
場所は市電「八丁馬場」の電停そばで、立地的にも申し分ないのに何故10年間も誰も借りなかったのか？

『人が住んで、初めて建物は生きてくるんですよね』
『まあアスターさんがかっこよくリノベしてくれたってのもありますが（笑）』
『誰も見向きもしなかったような建物でも、誰かが手を加えて住みだすと「えっこんないい場所あったんだ」と気づくんすよ』

まるで、あんぐら不動産を地で行くような社長の考え方は、単純にかっこいい！と思えました。
実際に上田不動産が、まだ建物いかせそうな物件を探しアスターが、息を吹き返させる。
この絶妙なバランスがあるからこそ、素敵な物件造りができるのだな。と。

口調はとても穏やかなお二人ですが、会話の端々に自然と「芯が強い　熊本の漢」のもっこす魂がにじみ出ていました。

うん。よく分かりました。で、当初の目的のリノベ物件を見たいという欲求は、どこに収めればいいのでしょうか

まだ衝動おさまってなかったんですね。

今から手掛ける物件はまだ未定ですが
決まり次第、肥後ジャーナルでも追いかけていいと、社長からOKもらいました！！！
近いうちに欲求が満たされそうな気がします！！！！

あんぐら不動産
http://kumamoto-ug.com/

カリアゲ不動産
https://kariage-japan.com/kumamoto/

店舗紹介

ウエダ不動産事ム所

住所：熊本県 熊本市中央区神水本町20-3
TEL:096-387-5001
HP:http://www.plonsters.com/

ＡＳＴＥＲ（アスター）

住所：熊本県熊本市中央区九品寺2丁目4-26

TEL:096-372-6882
HP:http://aster-dw.jp/