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菊池のピチピチ野菜に感動しっぱなし!「農家さんとのふれあい&新鮮食材堪能農業ツアー」に行ってきた

ライター:ちえ ちえ
キーワード:

病気をしたり、子どもを産んだりしてから「食べたものが体をつくる」ということを、ますます実感するようになった私。

毎日美味しいご飯を食べられるからこそ、健康で元気に生きられるわけで食の原点にふれる経験ってとっても大事だし、子どもたちにも、そんな体験をしてほしい!

そんな想いを抱いていた私に、「言さんが行った農業体験ツアー(記事はこちら)があるので、行ってみませんか?」とありがたいお話が…!

これはもう行くの一手!

わくわくしながら、バスツアーに参加してきました。


サクラマチから、いざ菊池へ出発!

当日は朝9時出発ということで、朝から子どもたちを連れてサクラマチへ。

バスツアーの内容はというと、菊池でネギの収獲&菊芋掘りを楽しんだあと、キャンプ場で手作りのお弁当を食べ、さらにモルックを楽しみ、挽きたてコーヒーを飲んで、帰りにお買い物をして帰るという、大満喫プランです。

指定のバス乗り場に行くともうすでにお迎えに来てました、バスが。

ここから九州産交観光バスに乗り、「農家さんとのふれあい&新鮮食材堪能農業ツアー」にいざ出発です!

バス車内では、JTBの添乗員の白石さんのお話。

・こちらは、熊本県から依頼を受けた、県北の農業体験スポットを開拓するモニターツアーになります

・窓は開けられませんが、バスには空気循環システムがあり、5分で車内の空気がすべて入れ替わります

といった案内をしてくださいました。

旭志「まんしん未來」さんのネギ畑へ…

光の森を経由して、バスは菊池市旭志村へと向かいます。

そして到着したのが、まんしん未來さんのネギ畑。

一般社団法人まんしん未來さんは、農福連携を行っている福祉事業所になります。代表の工藤さんが、障がいのある方たちが「農業を通じ楽しく元気に働ける居場所を作りたい」と、こちらの事業所を立ち上げられました。福祉と農業との連携を行いながら、みんなで楽しく農業に励んでいらっしゃいます。

こちらが、まんしん未來代表の、弾ける笑顔が素敵な工藤さんです。

ネギ畑で実際にネギをむきながら、「ネギの中の方には、こうやって2週間後に出る芽があって、さらに内側にはネギ坊主の赤ちゃんも眠ってるんですよ」と、教えていただきました。

今回は、収穫したネギを畑で丸かじりしようというプログラムが組まれていましたが、

「生で食べても美味しくないので、ちょっとかじって甘みを味わった後はペッて吐き出してくださいね」と言われたのですが、なんかモッタイナイような気もします。

早速ネギを収穫します。

逆手でがしっと根元をつかみ、グッと引き上げて…

とれたーーーーーっ!

しっかり奥深くまで土の中に入っていましたが、

すぽっと抜けるこの感覚が、実に気持ちいい!!

子どもも小さな手で、「よいしょっ」と上手にネギを引き抜いていました。

毎日の農家さんたちの努力があって、大地の恵みをいただいていることを子どもに伝えられるのは、本当に素敵な経験ですよね!これから大きくなっていく子どもたちにとって、こんなリアルな経験は、なによりの財産になりそうです。

とれたての無農薬のネギを丸かじりしてみましたが、

シャリシャリっとみずみずしくて甘くてジューシー!
だけどそれは最初だけで、確かに生で全部食べようと思うと、後から辛さが…

工藤さんの言われていたことは、間違いありませんでした。

参加者の方と、「これ、シンプルに丸ごと焼くだけで、絶対美味しいやつですよねー!」と盛り上がりながらも、ネギの収獲体験終了!

その後は菊芋掘りということで、農業体験後半戦へと向かいます。

まんしん未來のHPはこちら

にくいサプライズが…!

バスで行くチームと、歩いて行くチームに分かれ、次なる菊芋畑へと向かいます。

マイナスイオンを感じながら、整備された山の中を歩きます。

向かった先に見えてきたのは、ビニールハウス。

「えっ、菊芋ってハウス栽培するものなの…?」と思いながら、ハウスの中に入ると…

うおおおーーーっ!

中ではとれたてネギのバーベキューが…!!!

ついさっき、「このネギ、焼いて食べたら最高だよね!」と思っていた夢が一瞬で叶うという、にくい演出です!!!こんなの行程表にはなかったのに、嬉しいサプライズ組み込んでくれちゃって…まうごつ嬉しい!

さらには、ネギだけでなく、原木椎茸のグリルもあって、

もうパラダイスでしょ!ここ…!!

肉厚で香り高い原木椎茸は、シンプルに塩や醤油だけで、めちゃくちゃ美味しいんです!

りんどうポークの油を絡ませながら焼かれた、立派なネギたち!

ご覧ください!

しっとりと透き通るほどに焼かれ、油とネギ汁が今にもしたたり落ちそうな…

食べてみると、

とろっ甘!、おいしい~~~!!!

優勝です!人生最高のネギ、確定しました!

ハウス内では原木椎茸やネギの販売もあり、お手頃な価格でお買い物もできました。

そして、湧水育ちのクレソンはなんと無料サービス!

どこまでも興奮がとまらない、サプライズ休憩タイムでした!

モグラの気分で菊芋収獲

お腹も心も満たされて、幸せにひたりながら、次こそ菊芋畑へと向かいます。

工藤さんが、「土の中をモグラになった気分で掘っていくと、奥の方に菊芋が眠ってますよ」とレクチャーしてくださいます。

彫ると早速、土の中から立派に育った菊芋が、出てくる出てくる…!

宝探しのようで、掘った菊芋は持って帰れるとなれば、俄然やる気が増します!

子どもたちも、土とふれあいながら、「大きいのあったよー!」と大喜び!

「どうやって持って帰ろうか」と思うほど菊芋をいただきました!

豪華なおふくろの味のお弁当

農業体験を思いっきり楽しんだあとは、竜門ダム方面へと向かいます。

去年オープンしたばかりという、「ドラゴンキャンプ場」で昼食となります。

竜門ダムのすぐそばにある、美しいキャンプ場で、受付やロビーの雰囲気もオシャレ!

竜門ダムの昔と今の風景が写真展示されている「竜門ダム写真展」も開催中でした。

昼食は、地元にある民宿「星乃里」のおばあちゃんが作ってくれた、大きくて立派なお弁当

「菊芋の酢の物もあるとに、弁当に入らんかったけん、別でもってきたとよ」と、別容器に入ったサイドメニュー付きです。

早速大きなお弁当のフタを開けてみると、おかずがぎっしり入っていて、まあ豪華なこと!

おかず盛りだくさん!無農薬のご飯に、とじこ豆やいちごゼリーといった甘味まで、充実のお品書きです。

葱のフライや煮物など、どれをとっても優しい味で、ほっとする美味しさ!

菊芋の酢の物やセロリの酢の物、ごぼうのたたきなど、追加メニューも出てくる出てくる…!

食べきらんごつ出てくるという田舎料理あるあるも体感し、デッキで美味しい空気も吸いながら、大・満・足!のランチでした!

モルック初体験

今回のツアーは、お腹いっぱいになったあとは、運動も楽しめるという満喫プランで、今話題のモルックを初体験!

ドラゴンキャンプ場の米村さんにルールを教わり、参加者で4チーム作り、2対2でチーム対抗戦を行います。

モルックのやり方はというと、ボーリングのように丸く立てた木製のピンを、木の棒を投げて倒します。

複数倒れた場合は倒れた本数がポイント、1本だけ倒れた場合は棒に書いてある数字がポイントになり、点数を足していって50点ちょうどを目指すという、ビリヤードのようなボーリングのような、フィンランド生まれのスポーツです。

早速、木の棒をポーンと投げると、気持ちの良い音がして棒が倒れ、これ、単純だけどなかなか楽しい!

小さな子どもたちもできて、老若男女問わず楽しめるスポーツです。

我がチームは、50点まで残り11点のところで、ちょうど11のナンバーのピンを1本倒し、きれいに勝ちました!

ドラゴンキャンプのHPはこちら

運動後は挽きたてのコーヒーでぽかぽかに

モルックを楽しんだあとは、キャンプ場で提供されている挽きたてのコーヒーをいただきます。

こちらのキャンプ場では、くぬぎや桜、けやきなど、倒木した木で炭づくりをされているそうで、その炭を使って焙煎したという、こだわりのコーヒーをいただけます。自家焙煎をしているお店は多いですが、炭から手作りとは驚きでした!

熱々のコーヒーは重厚感があり、しっかりとした味わいで、渋みのない美味しいコーヒーでした!

帰りは道の駅でお買い物

ドラゴンキャンプ場を後にし、バスはサクラマチバスセンターへと戻りますが、帰りに道の駅「旭志」でお買い物タイム

ホタルや旭志牛で有名な旭志。

物産館の中には、地元の新鮮な野菜旭志牛などが並びます。

旭志牛入りのメンチカツやごろっコロッケは、その場で揚げてもらえるので、揚げたてを食べることができます。

菊池といえば…のシリカファームさんも出店されていたので、夢みるくソフトクリームをいただきました。

最後まで美味しいものを楽しみ、お腹も心も体も満たされる、大満喫の体験ツアーでした!

おわりに

今回のツアーは、農業・酪農・畜産で有名な菊池の魅力を開拓するツアーでしたが、個人的なドライブや旅行では行けない場所、できない体験をすることができるスペシャルなツアーでした!

食の原点にふれ、自然を感じ、美味しいものを食べ、体も動かし、思いっきりリフレッシュ!人とのふれあい、新鮮な食材、農業体験、スポーツ体験…すべて、かけがえのない宝物になったような素敵な一日を過ごせました

ライター紹介

ちえ

ちえ

熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。

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