UDON in BUS!バスの車内でうどんが食える!??移動式うどん屋「わらしべ」
公開日: 2022.11.15
ライター:伊藤田崎市場やラウンドワンがあるの通り(県道28号線)を車で走ってたら
うどんの幟が立った黄色いバスを発見!何じゃありゃ??
車体には「わらしべ」の文字が…あれ、子飼商店街に10年ほど前「わらしべ」ってうどん屋さんがあったよね…
とりあえず行ってみよう!
初体験!バスの中でうどん
近寄ってみると
間違いない。
うどん屋さんだ。
しかも駐車場に堂々と横付け!
車内で食べれるの!!!??
いくしかないでしょ。
この暖簾をくぐると
本当に
バスの中にうどん屋さんが!!!
どうやらご夫婦で営まれている様子。
「いらっしゃい、どこでもいいよー座って」
広い店で座る所に困ることありますよね、ここはその逆で、狭くてどこに座っていいか困りました笑
メニューは↑
持ち帰りもできます。テイクアウト専門のキッチンカーと間違えられるそうです。
車内で食えます!
肉うどんを注文しました。
こちらが肉うどん。
スープは、ほぼ削り鰹節と昆布のみで、じっくり出汁をとってます。醤油感はほとんどありません。スッキリしていて素材の味で勝負と行った感じ。
麺は九州的。
柔めですが、外側ツルツルで噛むとモチーりとした食感です。
うどんのお肉って、タレにしっかり漬け込んだっていうイメージですが、ここのはスープが濃くなってスープ本来の味が損なわれないように、考えてありますね。ちゃんとタレの味も肉から染み出てきます。
theこだわり。
バスの車内で食べれるっていうだけで、異空間というか特別感が!これめっちゃ楽しい!
自慢の手打ちうどん麺
いただいたツルモチうどん麺は、ご主人の手打ちうどんです。
お話を聞くと
「自分で作っとって何ばってん、厨房が狭かったい。ようようしてから、麺ば伸ばして伸して打ちよるもんだけん、30杯くらいしかでけんもん」
「打ってから、麺状にして持って来ればよかとだろばってん、ここで打ってかっじゃなかと、このツルツルモチモチ感は出らんとたい。子飼で店ばしよったときと作り方は変わるたいなぁ」
やっぱり、子飼にあった「わらしべ」でした。
打ったばかりのうどん、見せてもらいました。バスで食べることを見越して配合してるようです。食べる環境に合わせないと美味しく食べれない、デリケートな食べ物ですよね。
さっき自分で作ったって言ってましたが…
「内装は全部自分でやりましたよ、細かとこば見てみぃ、粗かけん」
廃材とかを駆使して作ったそうです。
何というか…単純に応援したくなる。
10年前に子飼にあった「わらしべ」をたたみ、1から出直すためアルバイトでお金を貯め、バスを購入。
コロナだけん狭い店は流行らないと言われたが、夢を叶えるため一念発起したそうです。
月曜は田崎、火曜水曜金曜土曜日曜は貢町
毎週月曜日に田崎に現れて、火曜・水曜・金曜・土曜・日曜はフードパル近くのエコクリーンの敷地内にいるそうです。元コンビニって言ってたから
この辺だと思います!!熊本田原坂線を玉名方面に向かって走ってると、バスが発見できるかと思います。
とにかく黄色いバスが目印です。
まとめ
きっと、話題になるであろう「わらしべバス」。
ご夫婦の夢の結晶が、黄色い幸せのバスなんて素敵なお店です。是非探し出して食べに言ってください!
冷茶はセルフでどうぞ。
手打ちうどん わらしべ
場所 | 毎週月曜日は 〒860-0053 熊本県熊本市西区田崎2丁目2−6 削りぶしのやまいち(株式会社山一)本店駐車場 |
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営業時間 | 11時から麺がなくなるまで |
ライター紹介
伊藤
演劇の先生やったり、アニソンやメタルのDJやったり、バンドやったり、サブカル好き思春期48歳独身。健康診断で中性脂肪が赤信号だったので、たまにジョギングすることにした。やっぱり犬が好き。
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