メニューは栗きんとんだけ。山鹿の茶店「栗山」で深山栗山を食べてきた!
栗が美味しい季節になって参りましたね!栗の渋皮煮や栗羊羹、モンブランなど栗のお菓子は色々ありますが、やっぱり安定して食べたくなるのは「栗きんとん」。
栗きんとんといえば、お正月にしか食べる機会がないイメージですが、期間限定でメニューは栗きんとんのみ一本勝負!をしている山鹿市の茶店「栗山」に行ってまいりました!
山鹿市豊前街道にある茶店「栗山」
山鹿市の豊後街道と言えば、さくら湯や八千代座など観光スポットがたくさんある言わずと知れた観光名所。レトロな街並みにピッタリな素敵な建物が、今回のお目当て「栗山」です。
「永田蚕具店」という看板が目印。同じ建物内にあるので、迷わず右側の「茶店・栗山」と書いてあるドアの方を開けましょう。お間違いなく。
店内もレトロな照明の落ち着く空間。観光の休憩に立ち寄るの方もいらっしゃるようです。
メニューは栗の和菓子「深山栗山」のみ!
茶店「栗山」のメニューは、栗の和菓子「深山栗山」とお茶の「いっぷくセット」のみ!
こちらが「いっぷくセット」です。
白い包みを開けてみると・・・
これが栗きんとん!!!…あれ?お正月に食べる栗きんとんとは確かに見た目も全然違う気が…。
早速いただいてみましょう。
な・・・なめらか!
食感で例えるならば、なんだかムースのよう。そしてお味は、めっちゃ栗!!!濃厚な栗!って感じです。栗って美味しいけどもそのまま食すとどうしても、口の中の水分全部もっていかれる感じじゃないですか。
あれが苦手という人も少なくないのですが、この深山栗山の栗きんとんは、栗の風味はそのままにとてもしっとりと仕上げられているので、単純に口の中に旨味しか残らないんです。そして、優しい甘さで上品な味わいでとてもおいしい!
忘れられない「栗きんとん」を熊本で。
ややこしい話ですが、よくお正月で頂く栗きんとんは、今回頂いた「栗金団(くりきんとん)」とは違うお菓子で、栗茶巾ともいうそうです。
栗金団は、岐阜県が発祥と言われており、栗山のご主人が若いころ岐阜県で食べた栗きんとんがあまりにも美味しく、その味が忘れられなかったと同時に「山鹿は栗の原産地なのになぜこのお菓子を作っていないのだろう…」と行動に移し平成22年にこちらの茶店をオープンされたとのこと。
その時からずっとこちらの「深山栗山」オンリーのメニューだそうです。
山鹿産の栗を蒸して裏ごしをかけるといった素朴ながらも手間暇のかかったお菓子。だからあのなめらかな食感が生まれるんですね。
テイクアウトもできますので、お土産にもピッタリです。
お店は毎年9月から6月30日までの限定オープンとのこと!栗好きの方は是非この期間中に山鹿市へ訪れてみてはいかがでしょうか。
茶店 栗山
住所 | 熊本県山鹿市山鹿1587 永田蚕具店 内 |
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営業期間 | 9月1日~6月30日迄 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
駐車場 | 無 |
電話番号 | 0968-43-2061 |
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