バンザイ!!阿蘇ロックを好きでよかった!!阿蘇ロックフェスティバル2日目レポート
1日目のレポートから日が経ってしまい、楽しみにしていた人には辱(かたじけな)い…。
怒涛のオーラスを迎えた阿蘇ロックフェスティバルFIRE2023。
あんまり長くならないように、且つ熱のこもったレポートをいたします!
目次
2日目
生憎の雨模様で始まった2日目ですが。
オープニングアクトがスタートしたら、しっかり止んでくれました。気が利くね。
肥後のび太
阿蘇ロックに出れた喜びで毎度涙してくれるDJ、肥後のび太さん。
Photo by 山脇竜馬
みんなが知ってるJ-ROCK、J-POPを流してくれて、朝の体操を促すようなナイスDJ!
Photo by 山脇竜馬
今年もやっぱり泣いてました(笑)
観てるこっちも熱いものが込み上がってくる、最高のステージでしたよ!
歩行者(pacers)
今回大注目にして最重要バンド
歩行者
台湾のポストロックバンド。
Photo by 勝村祐紀
写真から見てわかるように情熱的な演奏で、音の塊が観客ひとりひとりの胸を打つんです。
歌がないインストゥルメンタルの曲だけど、4人の想いがビッシビシ伝わるパフォーマンスとバンドサウンド。メロディがとにかく琴線に触れるのよ。
泣くよ。まじ。泣ける。
Photo by 勝村祐紀
トップバッターにしてハイライト。
また日本に熊本に来てほしい!!!
ステージの最後には、「A」「S」「O」という文字をあしらったギターとベースを見せてくれて、なんつーかカワイかった。
Photo by 勝村祐紀
音楽に国境なし。
グソクムズ
阿蘇ロック初めましてのバンドですが、実は熊本には縁がありまして。
バンドのPVを熊本で何本か撮影をしてるんです、グソクムズ。
Photo by TOYOHIRO MATSUSHIMA
阿蘇の風の音に乗っかるようにして、スゥッと耳に入ってくる、「心地いい音楽」の最終形と言っても過言ではないなぁと。
Photo by TOYOHIRO MATSUSHIMA
ロックだからって拳を上げるだけが能じゃない。リラックスさせてくれるロックだってあるんです。
音に任せてゆらゆらと横揺れするお客さんたちが、ムーミンに出てくるニョロニョロのようでした。
ヒトリエ
東方アレンジやボカロPなど、WEBの中の人としての活動から始まったヒトリエ。
そんな方々だから、おとなしいのかなぁと思ったら
Photo by 勝村祐紀
ゴリゴリのLIVEBANDやないかい!!!
アチィーし、ボーカルのシノダさんのMCがとにかくアバンギャルド笑。
初めて体感したのですが、一発で好きになりました!
Photo by 勝村祐紀
「僕らの音楽に平伏してください」ってカッコ良すぎでしょ!
各人が超絶テクニシャンで、暴れていながらも安定した演奏を聴かせてくれました。アニソンも歌ってるので、「あ聴いたことある!」って曲もあると思います。
yama
Photo by TOYOHIRO MATSUSHIMA
謎めいたビジュアルと絶世の歌声でトップアーティストとなった、yamaさん。
大ヒット曲「春を告げる」や「slash」など息もつかせぬ迫力のパフォーマンス。小さい体なんだけど、でっかいアスペクタのステージを飲み込むほどの存在感でした。
Photo by TOYOHIRO MATSUSHIMA
話題性抜群のyamaさんの出番に、会場前方は鮨詰め状態でした。
ちなみに、yamaさんは山が大好きで、阿蘇の五岳が寝観音になってるんですよーって教えてたら、「ううぇ!!まじだ!!世界一大きな観音様じゃねぇ!?」って興奮してました!
次回の阿蘇ロックには、登山の日程も込みで来たいと言ってましたよ!
待ってます!
山ってしてくれた。嬉。
GLIM SPANKY
前回に続いての登場、GLIM SPANKY。
「阿蘇ロックに出るために、いろいろスケジューリングしてる」とまで言ってくれた、阿蘇LOVEのお二人。
Photo by 勝村祐紀
赤と白のお衣装が、目に焼き付いて今も離れません。そして、ハスキーな歌声とブルージーなギターの音色が耳を離れない。
これぞロック!緩急を自在に使い分け、踊らせ叫ばせ泣かせるライブに、あーもう忙しい笑。
Photo by 勝村祐紀
こんなにもリッケンバッカー(ギターのメーカー)が似合う女性は、他にいないと断言します。
前回も言ったけど、名曲「大人になったら」は阿蘇ロックアンセムにすべきだと思う。
C&K
満を辞しての登場!
自他共に認める盛り上げ屋!
稀代のライブ屋!
温泉地に持ってこ来いの二人組!
C&K
Photo by TOYOHIRO MATSUSHIMA
C&Kを知ってるとか知らないと関係ないの、全身を音と掛け声に任せればハッチャケ大全開よ、もう大好き!
会場全体が一体化する彼らにしかできないライブは死ぬまでに一回は体感して!!!
Photo by TOYOHIRO MATSUSHIMA
こうなっちゃうのよ、全員が。
ただ盛り上げるだけじゃない、名曲「Y」ではグッと胸にくるバラードを聴かせてくれるんです。
そして大盛り上がりの「入浴」でノックアウト。
もうね遊園地よマジで。
Photo by TOYOHIRO MATSUSHIMA
パワーをくれた、お二人に感謝です!!
きゃりーぱみゅぱみゅ
第1回目の阿蘇ロックにも出てくれたきゃりーぱみゅぱみゅさん。
終始カワイイ。
徹頭徹尾カワイイ。
完全無欠のカワイさよ。
Photo by 勝村祐紀
阿蘇の山々に一気にお花が咲くんだから、本当に!本当だって!
お客さん全員がおとぎ話の登場人物になれる超名曲・ヒット曲のオンパレード。きゃりーちゃんの動きに合わせて踊る子どもたちが多いこと!全世代に愛される、阿蘇ロックのアイコンですよ。
Photo by 勝村祐紀
きゃりーちゃんと過ごした時間は、全員が「最&高」って思える至福の時でした。
みんなで叫ぼう!
「熊本でいやほい!!」
Photo by 勝村祐紀
Cocco
個人的に1番楽しみにしていた、Coccoさん。
バックバンドの方々は、お揃いの緑ジャージ。このバックバンドに関しても色々語りたけど、長くなるからやめます笑。
ああ、じゃーCoccoさんは学校の先生みたいな感じで登場するのかなぁと思ってたら
Photo by TOYOHIRO MATSUSHIMA
魔女と見まごうドレスで登場!!
近年はダークサイドをコンセプトにしているCoccoさん。
演奏が始まってから歌声一閃、会場全体を一気にその世界にひきづり込む吸引力の凄まじいこと!
声が少女に聴こえたり、魔女に聞こえたり…無邪気で艶やかな振る舞いに、ドキドキしましたよ。
Photo by TOYOHIRO MATSUSHIMA
途中早替わりの衣装チェンジがあったり(首にくまモン)、突然ダンサーが出てきて(みんなジャージ)踊り出したり、ザッツエンターテイメントなステージでした。
Photo by TOYOHIRO MATSUSHIMA
きゃりーちゃんからのCoccoさんという異世界異空間の往来で、阿蘇にいることを忘れてしまうひと時でした。
ウルフルズ
大トリは、泣く子も黙るロックンソウルバンド、ウルフルズ!
お帰りなさい!阿蘇ロックに帰ってきてくれてありがとう!
Photo by 勝村祐紀
モニターに映し出されたお客さんが見てわかるように、全員が笑顔になっちゃうのがウルフルズパワー。
嫌なことや辛いことがあって当然の人生だけど、やっぱ直面するとへこたれちゃううじゃんか、そんな時でも「凹んでる自分」すら全肯定して前を向かせてくれるのが、このバンドとその歌たち。
心から思うのよ
君を好きでよかった!!って。
Photo by 勝村祐紀
全員に元気と勇気と馬鹿さをふりまいて、大声で「また会おうな!」って帰っていくウルフルズのメンバーに、観客どころか阿蘇の山々やそこにいる動物たちまでもが惚れたね。
最後はこのバンドに任せておけば大団円が待っているってセットリスト見た時から思ってたけど、想像以上の感動スペクタクルライブでした。
「バンザイ」で締めくくった阿蘇ロックフェスティバルFIRE2023。あまりの素晴らしさに、ロスが心配になる最高のフェスでした。
Photo by 勝村祐紀
締め
阿蘇ロックと出演していただいたアーティストとのコラボ商品が、20日までネット販売されています!
こちらをチェック!
Photo by 作本奈寧子
肌寒さも手伝って、終わってしまった寂しさがひと潮。
でも、2日間を思い返すと、ムクムクと力が湧いてくる。
また明日から、大好きな人のために・自分のために・音楽のために
そして
来年またここに来るために!
頑張れる。
開催に至るまで大変な思いだったかと思います運営・スタッフの方々、本当に(x100)ありがとうございました。
来年はもっと関わりたいなぁ。
ライター紹介
伊藤
演劇の先生やったり、アニソンやメタルのDJやったり、バンドやったり、サブカル好き思春期48歳独身。健康診断で中性脂肪が赤信号だったので、たまにジョギングすることにした。やっぱり犬が好き。
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