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マルシェには欠かせない存在のキッチンカー。

クレープや唐揚げ、焼き芋やカレーなど、このご時世、いろんなキッチンカーを見かけますが、若鮎の唐揚げを出しているのは、日本広しといえども、ここだけのはず…!という、珍しいキッチンカーに出会いました!


真っ赤なキッチンカー「あゆっこ」

こちらのキッチンカーは、赤く目立つ車体。

「あゆっこ」と書かれたのれんが目を引く車で、オーナーさんが鈑金塗装できる息子さんと、自分たちで作ったという手作りのキッチンカーです。

メニューはというと…

若鮎の唐揚げに鮎の甘露煮、鮎の一夜干し。

さらに、毎回人気の甘露煮の炊き込みご飯も販売されています。

キッチンカーのオーナーである杉野さんのご実家が米農家で、お米はご実家のものを使われていることもあって、リーズナブルに提供できているとのこと。

若鮎を頭から尻尾まで食べられるメニューがたくさん並んでいます。

自慢の唐揚げをがぶり!

早速、そんな珍しいキッチンカーで、若鮎の唐揚げを注文してみました。

こちらは注文後に揚げてもらえるので、できたて熱々!
鮎は塩焼きにすると、せっかくの旨味がつまった汁が滴り落ちたりするのですが、唐揚げにすることで旨味を逃さず、鮎の美味しさを存分に楽しむことができるそうです。

頭から尻尾まで、丸ごと揚げられた鮎が4匹パック詰めされています。

早速頭から、がぶっと食べてみましたが、香ばしくて、骨まで柔らかくて、美味しい!

内臓も含めて、頭から尻尾まで丸ごと食べられるので、ビタミン・ミネラルもいっぱいで、栄養もたっぷり!

子どものおやつや栄養補給、食育にもいいですね。

実際に子どももかぶりついて、何匹も食べるほどで、美味しさは間違いなし!

塩も、いろんな塩をブレンドした魔法の塩を使われているそうで、絶妙な塩加減がバッチリ決まっています。

養殖場も見学

嘉島にある、鮎を養殖されている場所も見学してきました。

湧水の郷「嘉島町」で育てられている鮎。この水槽の中に、鮎の稚魚たちがたくさん泳いでいます。

水の中には絶えず新鮮な酸素が送り込まれていて、停電などでこれが止まってしまうと、たった20分ほどで魚が死んでしまうのだそうです。水を濁さないような工夫や、魚の体調管理など、養殖には常に気を配られていて、薬も使われていないので、健康的で美味しい鮎が育っています。

東京や大阪の料亭に卸したり、ピーク時は200万匹ほどいた鮎も70万匹ほどになり、コロナ禍になってからは、6万匹ほどに減ったとのこと。大都市圏の料亭で使われなくなったのが大打撃だったのだとか…。

そんな逆境にも負けず、キッチンカーで地元の人たちに美味しい鮎を届け続ける杉野さんご夫妻。とっても気さくで愛にあふれたご夫妻で、会えば元気をもらえます。

今後のスケジュール

そんな「あゆっこ」の2月・3月のスケジュールはこちら!

2週に1度ぐらいのペースで、各拠点を回られているそうです。

ホームページにも出店場所やスケジュールの記載がありますので、ご参照ください。

健軍や光の森、城南や八代、天草や牛深など、県内各地回られているので、お近くで買えそうなタイミングがあればぜひ、キッチンカーを覗いてみてくださいね!

杉野淡水香魚 あゆっこ

ライター紹介

ちえ

ちえ

熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。

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