「こんなところにお店があるの？」

と思うほど山奥に突然現れる、絵本に出てくるかのような素敵なお店「Cafe Okku.」。

かわいいお店の雰囲気も、ザクザクタルトの手作りキッシュも、自家栽培野菜のあたたかいスープも、オーナーさんのお人柄も、すべてにときめくような素敵な場所です。今回はそんな、まだあまり知られていない穴場カフェをご紹介したいと思います。

山の中の小さなカフェ

御船町の山の中。湧水が流れ、田んぼや畑に囲まれた場所に、オープンして1年となる素敵なお店「Cafe Okku.」があります。

田畑の中に突然現れる、かわいいイラストの看板。

真正面は田んぼで、広々とした空が広がる、のどかな場所です。

広い敷地に車をとめて、心癒されるガーデンのあるお店へと歩くと…

お庭を眺められるウッドデッキのある、かわいい外観にときめきます。

店内に入ると、ぬくもりのある木のカウンターがあり、落ち着いた雰囲気。

無駄なものがなにもないシンプルな店内にテーブルが並んでいて、ゆっくりと食事が楽しめます。

大きな窓に面した、一枚板のカウンター席もまた素敵で、自然を感じながら心癒される場所です。

手作りキッシュの専門店

こちらのカフェは、熊本では珍しい手作りキッシュの専門店。

カウンターの右の方のテーブルに手作りのキッシュが並んでいて、こちらから好きなキッシュを選び、先にお会計をして、ゆっくり食事ができる形式になっています。

キッシュ単品で食べることもできますが、サラダや副菜、ドリンクにスープまでつくワンプレートセットがおすすめです。

キッシュを1つ選べるシングル（1,500円税込）と、2つ選べるダブル（1,800円税込）があり、お好みのキッシュをワンプレートで楽しむことができますよ。

定番のほうれん草＆ベーコンのキッシュ。

そして、ミートソースのキッシュも美味しそう…！

さらに、えびグラタンとバジルチキンの4種類のキッシュが並んでいて、こちらから好きなキッシュを選ぶことができます。

ドリンクメニューも、コーヒーや梅ソーダにイチジクミルクなど、いろいろありますよ。

ブルーベリーやイチジクや梅、そしてお料理に使われる野菜も、自家栽培で作られたものとのことで、畑でとれるものを使われているのも魅力的です。

ザクザク生地のキッシュに感激！

えびグラタンのキッシュのワンプレートを頼んでみると…

なんて彩り豊かで華やかなランチプレート！

たっぷりの野菜サラダに、キャロットラぺに、紫キャベツのマリネ、旬の里芋の柚子みそ和えに、自家栽培さつまいものスープまでついて、豪華な一皿です。

早速さつまいものポタージュをいただいてみると、お芋が甘くてとろとろで、濃厚なポタージュ！

体も心もあたたまります。

無農薬で育てられた自家栽培の安納芋と紅はるかがたっぷり入ったスープは、本当に贅沢な味わいでした。

そして、自慢のキッシュがまた最高！

手作りのタルト生地が、ザクザクと香ばしい食感で、あつあつとろっとろのグラタンと一緒に食べると、感激する美味しさ！

これは自分では到底作れない、ここでしか食べられないキッシュ！

しかも、キッシュ単品で注文される方も、イートインする場合は、副菜までつけていただけるというサービスまで…！

あたたかい心遣いが、嬉しい限りです。

自家製の果実を使ったブルーベリーミルクも、ブルーベリーソースが惜しみなく入っていて、しっかりと果肉感を味わえますよ。

農業のかたわらでカフェ営業を

こちらのカフェは、仲良し親子で営まれていて、お母様がキッシュを焼かれているそう。

「こんなに美味しいキッシュが毎日食べられたら幸せだろうなぁー」と目を細めてしまうほど美味しいキッシュを焼かれる、キラキラ素敵なお母様も、気さくで優しい娘さんも、とてもあたたかいお人柄で、「ゆっくり過ごしてくださいね！」と丁寧に迎え入れてくださいます。

お店がお休みの火〜金曜日は、日々、畑で農作業をされたり、DIYをしたりされているそうで、お店の内装も、できるところはご家族で手掛けられたのだとか。

ぬくもりのある素敵な空間で、生地から手作りの、手の込んだ美味しいキッシュが味わえるお店で、また訪れたくなるカフェでした。
オーディオ修理もされているそうなので、オーディオの修理やクリーニング、チューニングなども依頼することができますよ。

ほかでは食べられない手作りタルト生地のキッシュは、ぜひ一度食べていただきたい味わいです。

テイクアウトも可能ですので、近くに来られた際は、ぜひ立ち寄ってみられてくださいね。

※キッチンカーもされていて、不定休もありますので、営業スケジュールはInstagramにてご確認をお願いいたします。

Cafe Okku.（カフェ オック）