南阿蘇のずっとずっと山奥に「カフェ 山猫軒」があるらしい。
周辺は人けもなくちょっとこわい気もしたけれど、その日はお天気が良かったこともあり、ドキドキしながら車を進めてみました!
なかなか到着しないぞ!?そして引き返せない道
アスペクタ南阿蘇近くの山道を走っていると、「カフェ山猫軒」の幟(のぼり)と看板を発見。なにやら「南インド風カレー」と書いてあります。山奥の山猫軒…どんなお店なんだろう。
看板が示す先は、こんな感じのさらに細い山道。
やややっ!!これって、途中で引き返せない道みたい!!(どうしよう、いきなりピンチ)
この先に本当にお店があるのかなぁ、と戸惑い始めながら進んでいくと、
こちらの看板が見えてきました!!(よかった、モウスグ…。それにしても、本当に引き返せないのね…)
次は、こちらの看板が!(なんだかホッとする)
そしてたしかに、「ツキアタリ」にお店がありました!
駐車場からお店を見ると、お店自体も木々で覆われて隠れていて、これはまさしく、山奥にある隠れ家的なお店!!
天気が悪かったり暗い日は特に不安になってしまうような山道でしたが、ここまでの胸の高揚感が、なぜかカレーを食べたい心情に変化してきたので不思議なものです。
メニューは日替わりカレーのみ!南インド風カレー2種類
カレーのいい香りが漂う店内に入って早速メニュー表を見ると、メニューは「日替わりカレーセット」のみなのだとか!!
この日のメニューは「お野菜とお肉のダブルカレーセット」
ごはん、2種の日替わりカレー、数種類の副菜、パパド(左上にある表面がボコボコの豆の粉お煎餅)、ミニデザート、ドリンクがつきます。
この日のお野菜カレーは、こちらの「レンズ豆のカレー」
スプーン一杯に、こんなにたっぷりの豆をすくうことができます!
これでもかというほどレンズ豆がゴロゴロと入っているのですが、柔らかいペースト状になってて、口の中でとろける感じの優しい豆の甘さが印象的な南インド風のカレーです。野菜はできる限り熊本産なのだとか。
この日のお肉カレーは、こちらの「ポークビンダルー」
酸味が強く、大きめのポークと玉ねぎがたっぷり入っていて、食べるたびに深い味わいがある美味しいカレーです。
カレーは小麦粉や化学調味料不使用。水は地下100メートルから汲み上げた阿蘇の伏流水を使用しているそう。
2種のカレーを、こちらのごはんや数種類の副菜やパパドと一緒にいただくそうです。
食べ方は、基本的には自由。パパドを砕いてカレーと混ぜてもいいですし、副菜とカレー全部を好きなように混ぜ混ぜしながら食べても美味しいです。最終的には、2種のカレーを同時に混ぜて食べるのがオススメなのだとか。
ごはんは、無農薬の玄米100パーセントなんです!!
玄米は一般的に、ごちごちに固いかべちゃべちゃに柔らかくなってしまうことが多いそうですが、こちらの玄米100パーセントのつぶつぶ感には圧巻!店主は、このお米を多くの人に食べてもらいたくて、この玄米に合うカレーを選んでいるそうですよ。
建物は夫婦で手造り!温かい雰囲気のカレー屋さん
こちらは店主の奥羽秀一さん。仲良くご夫婦で営んでいます。
こちらのカフェ山猫軒の建物は、ご夫婦二人だけで造った家なんだそうですよ!お二人の声と笑顔が響き渡る、山奥にある温かい雰囲気のお店でした。
道の駅「あそ望の郷くぎの」のお弁当コーナーでも、カフェ山猫軒のカレーピラフやバターチキン、冷凍カレー等の日替わりカレーが販売されているそうです。今後は、南阿蘇ホリデーパークでも販売予定ということで楽しみです。
これから暑くなる季節。涼と美味しい南インド風のカレーを求めて、南阿蘇の山奥にあるカフェ山猫軒へぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか。
カフェ 山猫軒
営業時間 | 11:30~15:00(L.O.) |
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定休日 | 水・木 |
駐車場 | 6台 |
住所 | 熊本県阿蘇郡南阿蘇村久石4172-1 |
電話番号 | 0967-67-1106 |
ライター紹介
かなこ
経営情報誌の記者、業界新聞の営業を経験した後、一般事務職、専業主婦を経て現在に至る。 長いこと東京に住んでいたが、やっぱり熊本が好きで戻ってきた、二児のママライター。 好奇心旺盛な行動派。趣味はドライブと温泉。
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