クリスマスも近づき、年末の足音も聞こえてくる今日この頃。

家族・友達への贈り物や、一年頑張った自分へのご褒美でプレゼントを探している人も多いでしょう。

インパクト抜群、老若男女問わない素敵な品を見つけてきました！

伝統の技を使った新しいアクセサリー

今回伺ったのは、肥後象眼作家の松下良太郎さん。

現在固定の店舗はなく、イベントや個展での販売をメインにされています。

めっちゃ気さくに作品を説明してくれますが、代表作「布目象眼鍛造鶴亀図香合」は2022年の県美展でグランプリ受賞したという凄い人なんです！

手のひらサイズの作品の中に鶴亀が揃ってめでたい

肥後象眼を知らない世代にも魅力を知ってほしいと、デザインや大きさ、アクセサリーの種類も多彩です。

お魚ペンダント ビフォーアフター　各10000円

各種モチーフペンダント　22000円～

梵字ペンダント　15000円～

梅の形ですが、よく見ると鶴が五羽集まっている古典調のデザイン。

30000円

こちらのニワトリのペンダント、表も豪華な模様ですが…

裏は金張り！

100000円

マネークリップは栞にも使えるデザインです。

30000円～

多彩な象嵌細工

また、松下さんの作品は肥後象眼だけではありません。

べっ甲や象牙等に金・銀を埋め込む技法で、難易度の高さから「幻」とも言われるピクウェの再現に成功。

べっ甲/クラウンペンダント 80000円

金属を、柔らかいべっ甲や角に象嵌するのはとても難しい技なんですって！

べっ甲/カエルのブローチ　50000円

鹿の角/ウサギのマスコット　15000円

鹿角細工に使うのは熊本産の鹿の角。

生え替わりで落ちているものなんかを使って作品にしています。

この冬にぴったりな妖精のペンダント、左は角の先端を使ったデザインです。

か、可愛いー！

各7000円

製作途中の来年の干支「辰」。

めちゃめちゃ立体的で、これはもはや彫刻では…？

それがアクセサリーに？！驚きのアイデア

その他、桃の種を使ったアクセサリーも。

ピアス　4800円

…桃の種？！

リング　4000円

桃は昔から邪気払いや魔除けに使われていた由緒あるものですが、それがこんなにキレイなアクセサリーになるとは。

桃の種についた繊維を丁寧に取り除いて乾かし、磨いて削って出来上がるリングは手触りも滑らかです。

その他にも、シーグラスや貝殻を使った作品も作っています。

シーグラスペンダント　4000円

コンクパールシェルペンダント　13000円

立体的なデザインが好きな松下さんの作品は、どれも手に取って触ってみることで魅力が倍増。

材質も多種多様、デザインも古典調の細やかな細工からポップでユーモアあるものまで幅広く、自分の好みのものを探すの、楽しそうー！

気になるお値段

とはいえ、原材料（貴金属や貴重な資材）と技術（肥後象がんは国指定伝統的工芸品！）を考えると、「お高いんでしょ…？」と二の足を踏みそうになりますが…。

そんな人たちに朗報です！

松下さんの作品は、展示分も勿論購入できますが、メインはオーダーなんです。

予算を伝えて（「～千円くらい」）、

「このペンダントのデザインでピアスがほしい」「このリングの〇号サイズがいい」

なんかはもちろん、

「ライオン好きなんだけど肥後象眼でできる？」「鹿の角で自分の干支のアクセサリーがほしい」

など、材質やデザインにも応じてもらえます。

アバロンシェルのリングはオーダー用の見本（サイズが合えば購入もOK)

予算によっては全部希望通り！とはいきませんが、相談していくうちにもっと良い案が出てくることも。

全てが手作業なので、生まれるのは全て一点ものです。

伝統工芸×オーダーなんて、滅多にしない体験をしてみませんか。

注文や相談はInstagram・展示会の会場で受け付けています。

気になる方はInstagramを要チェックです！