平成最後は除夜の鐘を撞こう!肥後ジャーナルオススメの除夜の鐘スポット!【本蔵院 菩提樹苑】
平成最後の大晦日はどう過ごされるご予定ですか?
除夜の鐘がつけるお寺をご紹介しましたが、もう1カ所だけご紹介したい除夜の鐘があります。
熊本地震後の翌年2017年4月に新しく建立された鐘楼「復興の鐘」を撞くことができるる「公園墓地菩提樹苑 鐘楼堂広場」です!
目次
鐘は島崎の菩提樹苑内に建立!
「菩提樹苑」は熊本市本庄にある「真言宗 本蔵院」が管理する公園墓地です。
鐘は、本蔵院の敷地内ではなく、この島崎の「菩提樹苑」内に2017年4月に新しく建立されました!
熊本県内でもおそらく一番新しい鐘で、除夜の鐘を突くことができます!
とにかく広い!!「菩提樹苑」
「菩提樹苑」の、初めて足を運んで驚いたのはその広大な広さ!
墓所からは熊本の市街地を一望できます。天気がよければ阿蘇の方向まで見えるとのことですので、本当に素晴らしい場所です。
引用元:http://www.honzouin.or.jp/archive/detail04/
鐘がある「鐘楼堂広場」まではずっと山登りの先ですので、車で登らないと厳しい距離かも。ただ、大晦日は現場の駐車場は賑わう可能性は高いかとは思います。
その菩提樹苑の先に真新しい大鐘が!
まさに屋根瓦や組み上げた木材などが美しい鐘である「復興の鐘」があります。
本蔵院や菩提樹苑でも被害を受けた熊本地震。悲しいことに亡くなった方も多く、鎮魂と災害復興の想いを込めての、新しい鐘の建立となったそうです。
この「復興の鐘」は、菩提樹苑の職員さんの許可を得れば、誰でも自由に撞くことができます。
真新しい鐘が撞けるというのもまた貴重な体験だと思いますよ。
実際に撞いてみました!
この復興の鐘を、私も許可を得て撞かせていただきました。
「ごぉぉぉぉーーん!」という音はとても神聖で、この鐘の音を聞くと心穏やかになることができますね。
なお、この「鐘楼堂広場」では108回という規定は時に縛っていないそうで、ご来場される方々が自由に鐘を撞くことができます。
熊本では加藤神社と阿蘇神社とここだけの「醍醐の桜」があります!
いまの時期は流石に枝だけの状態とはなってますが、この桜の木は、「醍醐の桜」といい、元々は本蔵院の総本山「醍醐寺」にある樹齢150年のしだれ桜。
引用元:http://www.honzouin.or.jp/archive/detail04/
実は熊本地震後の2016年11月に真言宗の青年僧侶約百名が加藤神社と阿蘇神社に集結。大規模な地鎮祈祷「百螺祈願」がおこなわれ、その際に「醍醐寺」の「醍醐の桜」を、バイオ技術で「クローン桜」を増殖し、熊本に植樹。それが加藤神社と阿蘇神社と、この菩提樹苑の「復興の鐘」の隣に植樹されたそうです。
引用元:http://www.honzouin.or.jp/archive/detail04/
上記の桜の写真は「醍醐寺」にある醍醐の桜になります。美しい桜ですね!
当日は鐘のそばで護摩祈願も!
引用元:http://www.honzouin.or.jp/archive/detail04/
なんと除夜の鐘の時間は、真言密教に伝わる秘法「元朝護摩祈願」もおこなわれるそう!
大人は祈願料がありますが、中学生以下のお子様は特別に護摩木を無料授与されるそうなので、ぜひ子供の祈願をお願いしてみては?
開始は大晦日23時から!除夜の鐘を撞いて心清らかに
除夜の鐘の受付は23時から25時まで。会場では数量限定ですが温かい五智汁(ごちじる)も振舞われるそうですので、今年の大晦日夜は復興の鐘を鳴らしに行くのもいいですね!
■真言宗 本蔵院 除夜の鐘■
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