【熊本・上天草市】上天草市の小さな島、維和島の海で海藻にまみれてきた。
公開日: 2023.08.15
ライター:肥後ジャーナルライターごきげんよう、言です!
やっぱり夏はワクワクしてきますよね。
今年は絶対海に行きたい!ビーチでモテる!と日々豪語しております。
言さん、ちょっと上天草に行って海入ってきて
やってきたのは「維和島」
というわけで、6月16日「なんさんここ行って!」と言われるまま
やってきたのは上天草市、維和島
島に入ってすぐに謎の人形たちにお出迎えされました。
よく考えたら海開きもまだですし、もしかして騙されたんじゃ…?
と思っていると…
言さんこっちです!
以前菊池市のバスツアーで、スーツ姿でダンボールキャタピラに挑戦し拷問のようなリアルカイジ状態になっていたJTBの白石さんにお会いしました。
とりあえずもうみんな待ってるんで行きましょう
海だ〜〜〜〜〜!!!!!
やっぱり海ってテンションあがります!
なんですか?もしかして今からBBQとかするんすか?(ワクワク)
これ着てください
胴長のすがた
すっごい大切なプロジェクトだった
わちゃわちゃしていると説明が始まりました。
実は上天草市は、内閣府地方創生推進室が選定する、SDGsの達成に取り組んでいる都市「SDGs未来都市」に選ばれているのだそう。すごい。
そこで、ブルーカーボン事業の一環として維和島を中心に企業と天草漁協などが手を組み島内で循環する仕組みや海の豊かな生態系を守る取り組みを行っているのだそう。
今回はニチレイフレッシュ・福岡魚市場・天草漁協のを3者が連携して行われているプロジェクト「生命の海プロジェクト」に上天草市の地域おこし協力隊の星野さんが中心になり立ち上げた「いわらぼ(維和島振興協議会)」が呼びかけ、
いわらぼを立ち上げた星野真理(ほしのまり)さん
一般の方や地元の方にも一緒に参加してもらおう!という企画の第一回目なんだって。
維和島では少子高齢化や人口の減少も問題視されており、島の環境を守る活動と共維和島が盛り上がって欲しい!という想いもあるそうです。
なんかお味噌汁みたいですね。
今回は、こちらの「アマモ」という海藻の種を採取する作業!
魚の住処や産卵場所として大切な海藻なので、こちらを増やすための取り組みなんだそう。
早速海へ乗り出す
というわけで早速作業開始!
みなさんどんどん海へ入っていきます。
アマモの種は、こういった茎のようになっている部分に…
小さな緑のプチプチッとした種が入っています。
種ができている状態のアマモは一部なので、探して採取します。
私も見よう見まねで探してみます。
種ができているものは平べったい葉っぱではなく少し太めの茎状になっているので
葉っぱの束を確認していきます。
静かに絶望しています。
見つからねえ
残念ながらアマモ探しの才能がないのかもしれないと凹みかけていましたが、どうやらこちらの地域では時期的に少なめだった様子。
結構皆さん苦戦しているようです。
ちなみに足元は柔らかく、抜けなくなりそうなぐらいぬかるんでいる感じです。
なのであまり遠くへはいけませんが…
流石に一本ぐらいは見つけて帰らねばならない…!
肥後ジャーナルの名にかけて…!
ちょっと深めのところへ…!
というわけで上級者向け?な少し深めのゾーンに行ってみることに!
立ったままでも胸付近まで水が来ています。
ふと見下ろすと、
迫り来る海藻
こんなにあるのに種がついているものはなかなか見つけられません。
しばらく探していると…
あれっ…これは他の葉っぱと違って茎っぽいような…?
よく見ると…
ある!
採ったどぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜ぃ!!!!
みなさんはめちゃくちゃ長いのを見つけてる中、小枝ぐらいのレベルの小ささですが
種は種です!!1時間近く探し続けた甲斐がありました!やったね!!
動けなくなりました。
無事採取完了!
というわけで私はあの小枝含めて2本ほど追加で見つけることができました!(何本か他の参加者さんに恵んでもらったりした)
この日の採取した全員分のアマモはこちら!
この後こちらの種を選別し、育ててから再び海にかえすのだそう。
こういった活動は今後も維和島をはじめ上天草市全域に広げていきたいとのことでした。
ちなみに、白石さんはアマモじゃなくて写真に写せないぐらい気持ち悪い変な卵を見つけてました。
まとめ
維和島でのSDGsの取り組みを行っているいわらぼでは
今回のようなイベントや活動、島民への呼びかけを積極的に行っているのだとか。
今後も様々な取り組みや、賛同してくれる企業とのコラボもあるかもしれませんね!
上天草市の小さな島、維和島。
この豊かで素晴らしい景色が今後も続いていけるよう協力していきたいですね〜
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