合志市御代志、菊池電車沿いにオープンした和菓子屋「京櫻（きざくら）」。

建設中はどんなお店ができるのかワクワクしておりましたが、その工事期間が長い長い…。理由は、和菓子だけでなくお店の内装まで従業員さんで手作りしていたからだそうです。

手作りの店内と手造りの和菓子

明るい芝生と印象的な大きな暖簾が目印。この文字にも拘って書道家の方にお願いしたそうです。

店内はあえて照明なし。それが、あたたかさを持つ和菓子の雰囲気にピッタリでした。

内装も従業員さんたちの手によるものだそうですが、店内のクオリティの高さにビックリ。

定番の大福ですが、いろいろな味があります。

おすすめはショコラ味。とろけるようなもちもち感とトロリと出てくるチョコレート味がたまりません。

季節の旬を和菓子に…行く度にメニューが新鮮

旬の時期に旬のものを使うので、メニューが季節ごとに変わるそうです。

取材したのは、５月でしたので、

「今の季節ものといったら…？」と聞くと出てきたのが、

粽（ちまき）！

思わず懐かしい！と即買い。

粽に適した餅米を厳選し、店内で作られています。

笹の良い香りと透明感のある甘さで何個も食べられそうでした。

食から季節を感じるなんて、日本人に生まれてよかったと思う瞬間ではありませんか。

そして

「旬の食べ物を食べる＝健康への近道」

季節ものは、その時期にしか食べられませんのでお早めに！です。

和菓子の「パイ」は売切必至の人気商品！

一番人気はパイだそうです。和菓子のパイ…どういうことでしょう？

何度か行ったのですが、そのたびに品切れでした。

やっと出会えましたー！

中身はお餅だったり、お芋だったり、餡子だったり様々。

季節や日によって商品が変わるのも店内での手作りならでは。

行くたびにどれも美味しそう！と迷ってしまいます。

もちろんひとつひとつ手作業で作っています！

パイ生地が脂っこくなくてサクっという食感。餡子の程よい甘みも癖になる味でした。

店内ですべて丁寧に手作り

もちろん、他のお菓子も手作りばかり！

こちらは芋団子作りの様子。こちらも職人さん達の手で丁寧に手作りしています。

お芋を使った団子は、いきなり団子と芋団子があります。

奥のどら焼きはホクホクでビニールが曇って、買わずにはいれない風貌をしておりました。

冷たいお汁粉。餡子の甘さが疲れを癒してくれ、するっと美味しいお団子。

冷蔵庫でひんやりと冷やして食欲の出ない夏にお勧めです。

と、私はここまで一体何個食べてきたのだろう..

「そういえば…和菓子を自分で買う事ってあまりないなあ」と気付くと爆買い（爆食い？）していました。

最近はなかなか自宅では作らなくなったお赤飯もありましたよ。

販売の前田さん。

味や種類についてはお気軽にお尋ねくださいとの事でした。

まとめ

とにかくどれを食べても素材の味が美味しくお値段も安い。さらに無添加。

「和菓子特有のちょっと敷居が高いという感じを無くし、子供たちにもコンビニ感覚で入って来て、甘い和菓子で癒されるようなそんなお菓子を提供したいと思い始めました」と、オーナーの前田さんは話されていました。

少し先の予定ですが、タピオカやソフトクリームの販売も準備されています。

その時はタピオカも、もちろん店内での手作り。今から楽しみです。

京櫻