最近すっかり身近になった『御朱印』。
中には色や絵があって、つい欲しくなる御朱印もあり、「ここの御朱印が可愛い!」なんてネット上で話題になる事もあります。
実は熊本市中央区の琴平神社では、毎月 10 日のこんぴら詣り限定のインスタ映えする御朱印があるんです。
琴平神社で毎月 10 日はこんぴら詣り
琴平神社は鎌倉時代創建の瑞応山善光寺の鎮守、金比羅大権現をお祀りされており、大物主大神様は、幸魂・奇魂という生活の幸福や精神世界を支配される神霊だそうです。
拝殿の左右には天狗さまもいらっしゃいます。
赤い天狗さま
そして緑の天狗さまは烏天狗さまだそうです。
こんぴら詣りの 10 日は神社の縁日の日で、この日にお参りをすると、特別な功徳を授かると言われているそうです。
境内には、無農薬農産物、地元のお菓子、手作り雑貨、マスク、さおり織、試飲ありのローズマリー紅茶などの出店があり、とても賑やかです。
さらに、「冷やし甘酒」のご接待コーナーも!嬉しいですね。
いざ御朱印!
まずは手と口を清めます。
手水舎は近づくと自動で水が出てくる仕組みです。
元々はこの龍の口から出た水を柄杓でくむ方式でしたが、コロナ感染予防として竹筒が設置され、流れ出る水で手と口を清めます。
次に拝殿でお参りをします。
その後、御朱印を頂くため隣の石庭へ。
入ると受付があります。
石庭は綺麗に手入れがしてあり、縁側でこの美しい景色を見ながら待つ事が出来ます。
ここは熊本地震で一時使えなくなったものの、今年の 7 月にリニューアル。こんぴら詣りの日はこちらが御朱印の受付になりました。普段は近隣の方に使ってもらいたいそうです。
特別御朱印は巫女長さんが一人で絵を描いています。
受付数も多いので数人で分担して1つの御朱印を書き上げます。まさにチームワーク!
特別御朱印は 2 種類。
右が通常の御朱印。左が特別御朱印。
もう1つは見開き。絵が凄くキレイ!この絵は毎月巫女長さんが考えるそうです。
この特別御朱印は今年の 1 月からスタートしたとの事。
この特別御朱印を始めようと思われたきっかけは何ですか?
それが…ちょっとした事なんです。
??
私がある休憩時間に天狗様の絵を書いていて、休憩後にしまうのを忘れていたんです。
その絵が権禰宜さんに見つかり…宮司さんの手に渡り…
これを御朱印にしてほしいと言われて始まったんです。
なんときっかけは巫女長さんの遊び心から。
そのおかげで今こうして素敵な御朱印が頂けています。
何がきっかけになるか分からないものです!
最近はこの特別御朱印の認知度も上がり、昼に受付しても夕方の受取になる事もあるそうで、神社へ当日来れない方は御朱印の予約も可能だそう。
また、御朱印を郵送してくれるので北海道から沖縄まで全国から予約が入るそうです。御朱印好きな人には凄く嬉しいシステム!
さらにはこんなお願いも…
実はこの御朱印、じわじわと人気になったこともあり過去の特別御朱印も欲しい!との声が多いそうなんです。
こんなに可愛くて芸術的だったらそう思いますよね!
そんな声にもお応えして、過去の御朱印も頂けるそうです。心が広すぎです…
琴平神社専用の御朱印帳を作り、この特別御朱印をコレクションされている方もいるそうです。
私も…お言葉に甘えて 7 月のアマビエバージョンも頂いてしまいました。
次回のこんぴら詣りは 10 月 10 日(土)。
例年通り、10 月の“例大祭”を開催され、子供御神輿もあるそうです!是非ご興味ある方は行ってみて下さいね。
琴平神社
住所 | 熊本県熊本市中央区琴平本町12−27 |
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御朱印受付時間 | 午前9:00頃〜午後5:00 |
電話番号 | 096-366-7963 |
ライター紹介
川上
理系育ちの元研究者で元バンドマン。人見知りなのにグルメサイト、広告代理店の営業をして熊本県内を回っていた経験あり。ほとんどの場合年下に見られるが昭和生まれ。特技はお酒飲んだら友達が増えている事。
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