Googleマップで「ダンロップコーナー」と登録されている謎の場所に行ってみた
単なる地図じゃなくめちゃくちゃ便利なGoogleマップ。ですが、誰でも場所の追加ができるため、たまに謎の場所を見つけます。今回は読者から「本妙寺の石段近くのカーブに付いてる名前が不思議でならない」という問い合わせがあったので、実際現地に行ってきました!!
謎のカーブ「ダンロップコーナー」
先日、肥後ジャーナルにこんなお問い合わせが来ました。
Googleマップ見てたら、本妙寺の石段側の県道のカーブになぜかこういう名前がついてるんですが、不思議でならないんだけど。
送られてきた画像がこちら。
ダンロップコーナーというものがあります。わけがわからないですね。
あらためて確認してみると、たしかにダンロップコーナー。しかも「観光名所」として登録されていて、24時間営業。うん、わけが分かりません。
県道1号熊本玉名線。上熊本周辺から河内方面に抜ける道です。本妙寺公園近くで、ちょうど石段の下くらいのカーブです。
たまに通りますけど、なんも無いカーブだったはず…。
調べたところ、ダンロップコーナーとは、タイヤメーカー「ダンロップ」の名を関したサーキット場のカーブのこと。国内数カ所にあるそうですが、
ここは絶対違う。誰かが勝手に登録しただけだと思いますが、もしかしてなにかあるかもしれないと、現地に赴いてみました。
現地に行ってみた
ここが県道1号の「ダンロップコーナー」と登録されている地点です。本妙寺の参道から脇に入り進んでいるとたどり着きます。
普通の急カーブですね。黄色と黒の組み合わせがダンロップっぽい感じもしないでもないですが、うーん…。
反対側も見てみましょう。
くるっとのぼり、カーブのまさしくピンが立っている場所を見ますが、普通のカーブです。
山桜がきれいに咲いていました。
くるっとカーブを回り切ってもなにもありません。向かいのスペースに石のベンチがいくつか並んでるくらいですが、需要あるのでしょうか。
ダンロップコーナーの謎はわかりません。
近くにあったものまとめ
とりあえず、近くに何かしらないかと散策してみました。
水道局の施設がありましたが、立入禁止です。ダンロップは関係なさそうですね。
地下にNTTの電話線が埋まっているそうです。これはこれで面白い気もしますが、ダンロップコーナーとは無関係でしょう。
あとは、本妙寺公園。石段を登ると加藤清正公の銅像があるそうです。関係ないでしょうね、うん。
聞き込みしようにも、近くには何もありません。なので、
石段を登ってみました。
途中で、何かを悟ったかのような顔でダンロップコーナーを眺める猫がいたので、聞いてみましたが、ガン無視されました。
ですよね。
結局、息を切らして足をパンパンにしながら清正様のところまで行きましたが、聞き込みできるような方はいませんでした。
石段を降りていると、散歩中?のおじいちゃんがいたので聞いてみたら「なんやそれ」と言われ終わりました。
結論 ダンロップコーナーは謎のまま
はい、ということで意気揚々と謎のスポット「ダンロップコーナー」に行ってみましたが、案の定何もわかりませんでしたが、せっかく足パンパンになるほど頑張ったので記事にしました。
おそらく、誰かがこの急カーブをサーキットのダンロップコーナーに見立てて登録したものだと思いますが、カーブも斜面も急なので、くれぐれもサーキットのような走行しちゃわないように安全運転で通行してくださいね!!
もし、「ダンロップコーナー」の真相を知っている方がいらっしゃったら、ぜひ教えて下さい!!
数日後…「ダンロップコーナー」はGoogleMap上にはありませんでした。削除されてしまったようです…。
追記 ダンロップコーナーあった
この記事を公開後、読者のみなさんから「ダンロップのスッテカーあるよ!よく探してみて」とたくさんのコメントを頂き再訪しました。
あった。
間違いなくダンロップです。いつ、誰が貼ったのかは謎のままですが、ぜひ皆さんも探してみてくださいね!
責任もって、GoogleMAPには登録し直します。承認されますように!
ダンロップコーナー
住所 | 〒860-0072 熊本県熊本市西区花園4丁目13−20 |
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