西原村の「神戸蛸焼(たこやき)」があそ望の郷くぎのに移転!試作中の「焦がしにんにく熊本味」を食べてみた!
公開日: 2020.02.15
ライター:ちえ西原村で長く営業を続けられていた「神戸蛸焼(たこやき)」。
熊本市内から西原村経由で南阿蘇へ向かう道中にあったので、ドライブ途中に立ち寄って、たこ焼を食べられた方も多いのではないでしょうか。現在、こちらのお店は移転して、あそ望の郷くぎので営業をされていたので、さっそく行ってきました!
親子で元気に切り盛り中!
「神戸蛸焼」があるのは、あそ望の郷くぎのの、あじわい館の前の一角。小さなスペースではありますが、真っ赤なたこさんが目を引きます。
県内外はもとより、国外からもお客様が訪れる場所に移転されたことで、新規のお客様もだいぶ増えているとの事。
笑顔もさわやかな、明るい稲浦さん親子が、元気にたこ焼を焼かれています。
外はカリッ!中はやわらか~いうまみたっぷりのたこ焼
西原村で18年営業を続けられてきた稲浦さん。とても慣れた手つきで、次々にたこ焼を焼かれています。
この年季が入った鉄板は、昔から使われているもので、「この鉄板にもうまみがしみ込んでいると思うんです」と話されます。
途中で油をさしながら、ジュージューと揚げるように焼かれているので、外はカリッと香ばしく、中は柔らかいたこ焼に仕上がります。久木野に移転したことで、標高が上がって気圧も変わったので、生地の配合も変えられたというこだわりよう!水も、おいしい井戸水が使えるようになったそうです。
絶景×たこ焼き!
定番のソースや醤油ダレに加え、塩チーズたこ焼きや、醤油チーズたこ焼きも新登場!チェダーチーズのソースが使われており、かなり濃厚な味わいでした。
気になっていたことをあれもこれも聞いてみた
西原村にあった時から、いろいろと気になることもあった「神戸蛸焼」。今回は取材にかこつけて、いろいろと聞いてみました。
西原村の「神戸蛸焼」があった場所は、現在、「よしえちゃん蛸焼」になっていますが、なにか関係があるのでしょうか?
そういえばなぜ屋号は「神戸蛸焼」なのでしょうか?
神戸のたこ焼の流れをくんでいるとか…?
神戸は全然関係なくて、なんちゃってです。お店の冠につく地名で、一番当たる(=繁盛する)のが「横浜」、その次が「神戸」なので、それに乗っかろうと思って、「神戸蛸焼」にしたんです
えっ…!そんな理由で!?
聞けば、初めての飲食店に入店するというハードルは、2回目に行く時よりも5倍ほど高いそう。まず最初の1回、来てもらうお店にするために、当たると言われる「神戸」ブランドにあやかったとのこと。
熊本オリジナルのたこ焼きを作りたい!
そんな「神戸蛸焼」が目指すのが、「熊本蛸焼」。なんだかわけがわからなくなりそう…
「食は一番身近なエンターテイメント」と話す稲浦さん、熊本ラーメンがあるように、たこ焼きでも熊本オリジナルの味を生み出したいという思いがあるそうです。
取材時は試作中で、早ければ今週にも発売予定という、これぞ熊本味!というたこ焼きをいただいてみました!
熊本ラーメンにマー油やフライドガーリックが入っていたり、馬刺しにおろしにんにくをつけて食べたり、熊本といえばにんにく味でしょう!
ということで…こちらが、焦がしにんにく熊本味!
食べてみると、焦がしにんにくソースは、濃厚で味噌を思わせるような深みのある味。そこにピリ辛の天かすがトッピングされることで、食感も楽しく、パンチが効いた味になっていて、なんとも斬新なたこ焼きでした!
新規のお客様にもアプローチしていきたいという「神戸蛸焼」、移転後もますます進化し、パワーアップしていきそうです!
神戸蛸焼(あそ望の郷くぎの内)
営業時間 | 10:00~17:00 ※4月以降は18:00までになる可能性あり |
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定休日 | 水曜日 |
電話番号 | なし |
ライター紹介
ちえ
熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。
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