昔ながらのかき氷にときめく!藤崎宮参道の老舗「くさは餅本舗 本店」
猛暑が続きますね。暑い時に食べたいものと言えば、やっぱり「かき氷」。
肥後ジャーナル編集部にほど近い藤崎宮前で、風になびく「氷」のノボリに吸い寄せられて「くさは餅本舗 本店」のかき氷をいただいて来ました!
「くさは餅本舗」ってどんなお店?
「くさは餅本舗」の場所は藤崎宮の参道、真ん中あたり。お宮の入り口に向かって右側です。ぜんざいやお餅のお店、と覚えている人も多いかもしれません。
明治初期に創業の老舗らしい、純和風の店構えです。うだるような暑さの中で、「氷」のノボリが輝いて見えました。
先日の肥後ジャーナルでご紹介したブライスドールのお店「Juliet Pink」にも近い場所です。
座敷に腰を下ろすと、手入れの行き届いたお庭が見えます。心落ち着く空間ですね。テーブル席もあります。
正統派、昔ながらの「かき氷」
冬ならぜんざいが有名なお店です。お餅系も色々。
とは言え今回はとにかく暑さを逃れ、涼を求めて来たので「かき氷」をいただきます!!
かき氷だけでもメニューは豊富。マンゴーヨーグルトも気になるけれど、
座敷でお庭を見ながらいただくので、昭和からある感じのレトロなやつが食べたい!ということで「いちごミルク」と「宇治金時に白玉トッピング」をチョイスしました。
なんかすごいの来ました。どちらもミニサイズでこの大きさです。
まずはいちごミルク(ミニサイズで税込420円)。
美しいです。意外とこういうかき氷、最近見ないんじゃないかな。
ざくざくした食感の氷です。最近はやりのふわふわ系も良いけれど、粗めの氷ならではの食べ応えがあって嬉しい。
続いて、こちらは宇治金時の白玉トッピング(ミニサイズで税込640円)です。
お茶の風味豊かで甘さ控えめの抹茶シロップに、もちもちの大きな白玉が3つ。
ちなみに金時部分(小豆あん)は、氷の中にたっぷり入っています!
夢中でいただいているうちに、体に溜まった熱がすーっと引いていく感じ。ベタベタせず意外なほどあっさりした後味で、猛暑の季節にぴったりです。
「おこわ」のテイクアウトでお手軽ランチ!
持ち帰りのメニューも色々あるのですが、お昼にうかがった時点で完売だったものもちらほら。
暑い季節ならではの「くずきり」や、看板商品の「くさは餅」も売り切れでした。早めに行くか、確実に欲しい場合は予約しておくのが良さそうです。
かき氷ですっかり涼んだので、「とりごぼうおこわ」(税込370円)を編集部に持ち帰って昼食にすることに。
ふっくら炊かれた、つやつやのもち米です。
何とも言えない、やさしいおダシのきいた鶏そぼろにゴボウ、香ばしいゴマの風味も加わって、じんわりしみてくるような奥深い味わいでした。
くさは餅本舗はお餅屋さんだと思っていたけれど、おいしいお昼ごはんも買えて大満足です。
まとめ
藤崎八幡宮の参道にたたずむ「くさは餅本舗 本店」のかき氷。明治創業の老舗の味です。
新しいお店のおしゃれなシェイブアイスも魅力的だけれど、老舗のかき氷ってやっぱり特別。そんなことを再認識できるお店でした。
なお、8月14日(金)から17日(月)まではお盆休みとのこと。
さっそく行きたい!!という方は、お盆休みの期間にご注意くださいませ。
くさは餅本舗 本店
所在地 | 熊本市中央区南千反畑町13−16 |
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営業時間 | 9:30〜16:00 (通常は17:00までのところ、現在はコロナウイルス感染予防のため時短営業中。) |
定休日 | 毎週月曜日 |
電話番号 | 096-359-0788 |
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