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【山鹿市】ここは知って良かったぁー!日輪寺「とき処 南無(なーむ)」で味わう心身が満たされるやさしい精進料理

ライター:ちえ ちえ
キーワード:

桜が満開になり散っていくと、つつじが美しい季節になりますね。

山鹿市日輪寺は、約3万5千株ものつつじが咲き誇る、つつじの名所として有名ですが、こちらの境内に、美味しい精進料理のお店があるのをご存じでしょうか。

真心こめて作られた、自然の恵みいっぱいの精進料理が味わえる「とき処 南無(なーむ)」は美味しいお料理とともに、静かで贅沢な時間まで心ゆくまで楽しめる、そんな素敵な場所です。

1,000年以上もの歴史がある日輪寺

山鹿市中心部から少しだけ北に向かった先にある日輪寺。

平安時代に天台宗の寺として開山され、鎌倉時代に菊池氏の手によって禅宗・曹洞宗に改められた、歴史あるお寺です。

入口の桜のふもとには、美しい山門と梵鐘があり、境内には忠臣蔵で知られる赤穂十七義士の遺髪塔や大石内蔵助像、三十三基の石体観音など、数多くの史跡があります。

庭園の奥へと進むと、高さ30メートルもあるという巨大な大仏様(おびんずる様)を拝むことができるのですが、その迫力は圧巻!

あまりの大きさに、腰を抜かしそうになるほどです。

別の場所に、なで仏様が祀られており、仏様と自分を交互に撫で祈願すると、病気が治り願いが叶うといわれています。

そんな日輪寺の境内で、完全予約制で、住職自らが作る精進料理を味わうことができます。

庭園そばの落ち着いたお店

「とき処 南無(なーむ)」があるのは、お寺の本堂の左手側。

池が美しい庭園の奥に、精進料理を味わえる場所があります。

本堂横の、こちらの暖簾をくぐって、石段を上がっていきます。

すると、「とき処 南無」と記された木の看板があるので、こちらの左側の入口から中へと入ります。

中は想像以上に広々とした、とても心落ち着く空間。

水が流れる岩があったり、お花がたくさん飾られていたり、心癒される場所です。

窓からの景色も美しい、奥にある素敵な個室に案内していただきました。

心して味わいたい精進膳

今回いただいたのは、精進膳(2,500円税込)。

ごま豆腐や田楽、手作りの刺身こんにゃくや煮物など、丁寧に作られたお料理の数々が並びます。

さらに、山芋のすり流しを入れていただくきのこの鍋物や、揚げ物もついてきます。

天ぷらも、筍やすみれの花の天ぷらなどがあり、春を感じさせてくれます。

桜柄の箸置きの下には、「五観の偈(ごかんのげ)」という、禅宗で食事の前に唱えられるという偈文が記された紙が置いてありました。

訳文を読んでみると、目の前の食事がどれだけ多くの人の手間に支えられ、どのような場所から届けられたのか、また、自身の日頃の行いがこの食事に見合ったものなのか、反省をして頂くことなどが書いてあり、深く感銘を受けました。

日頃、食事をいただく際に、これほどの想いと感謝をもっていただくことはなかったことを反省し、心して「いただきます」と手を合わせ、食事をいただくことに…。

体にしみいる料理の数々

美しく盛られた料理には、春ならではの桜や菜の花、すみれなどの野の花があしらわれており、目からも季節を感じさせてくれます。

「筍を掘りに行ってみたけど、まだ小さいものしかなくて…」とお話していただきましたが、とれたての自然の恵みは絶品です!

「今できあがったばかり」という手作りの刺身こんにゃくは、ぷるぷるもちもちで、こちらも美味!!

胡麻だれのトマトや、ナスの田楽など、どれもこれも丁寧に作られており、すべて住職とお母さまお二人による手作りというのだから、これまた驚きです。

あたたかい鍋物も、きのこや春菊の香りが豊かなやさしい味で、ほっとできました。

これだけでお腹いっぱいになるぐらいでしたが、さらにおかゆと呉汁、お漬物もついてきます。

黒米入りのお粥は、ほんのりピンク色で美しく、体に染み入る味わい。

呉汁も椎茸や人参、お豆腐など具沢山で、なんだか懐かしい味でした。

食後はお抹茶も

さらに食後は、お菓子とお抹茶も…。

さりげなく添えられた万両が、季節感とおもてなしの心を感じさせてくれます。

お菓子は山鹿名物の一口サイズの灯篭もなか。

美味しいお菓子とお抹茶まで存分に楽しみ、ゆっくりとしたひとときを過ごすことができました。

季節の恵みを五感で味わうひとときを

長い歴史を刻む日輪寺の境内で、ゆっくりと味わう精進料理は、本当に美味しくて、心身がほどけ、満たされる感覚でした。

これから桜とつつじが美しいシーズン。筍など、春の味覚も美味しい季節になります。

どなたでも気軽に利用できますので、お寺でゆっくりと精進料理を味わうひとときをとってみられるのもよいかもしれません。

とても丁寧なおもてなしをしていただき、特別な時間を過ごすことができましたよ。

とき処 南無(なーむ)

住所

山鹿市杉1607

営業時間

11:30~15:00

※2日前までに要予約

※夜の予約はご相談下さい。

定休日

不定休

※お寺の行事等によりお休みになる場合あり

駐車場

あり

ホームページ

https://www.nichirinji.info/custom2.html

電話番号 0968-44-4383

ライター紹介

ちえ

ちえ

熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する40代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。

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