長かったまん延防止等重点措置も明け、「やっと街でお酒が飲めるー！」と喜んでいる方も多いのではないでしょうか。せっかく飲むなら、おいしい料理を味わいながら、好きなお酒を楽しみたい！そんな人にぴったりの、オシャレなのにカジュアルに飲める、おいしいイタリアンのお店がありました。

街なかの隠れ家

お店の場所は少しわかりづらいですが、花畑町の「焼肉 熊一」横の階段を下ったところにあります。

階段を下りて地下に行き、左手側に進むとすぐ、こちらのお店があります。

壁は全面ウイルス除去のコーティングがされていて、仕切りもあるので安心して食事を楽しめます。

メニューはA4用紙に印刷された手作り感のあるメニュー。

旬の食材が使われており、季節や仕入れによって変わるので、何度行っても楽しめます。

A5あか牛やプリンセスポーク、九州産若鶏など、お肉へのこだわりもさすが！！！

お酒は、ビール、カクテル、ワイン等に焼酎や日本酒までそろっていて、「焼酎しか飲まん！」というような方でも楽しめます。

ワインはイタリア産を中心に、スペインやチリのワインも取りそろっています。

ワインが進むこと間違いなし！美味しいお料理を堪能

早速お料理をいただいてみることに…

こちらは、トリッパと県産長ナスのトマト煮込み。

正直、トリッパ(牛の第三胃袋)は、別のお店で食べた時に、ちょっと苦手だと思っていたのですが、実際こちらのお料理を食べてみると……お、美味しい！！！

まったく臭みがなく、柔らかくて、「これまで苦手だと思っていてごめんなさい！」と改心。

パルミジャーノチーズの濃厚さと、バジルの爽やかさも絶妙で、ナスもとろとろで絶品です！

そしてこちらは、グツグツ煮えたぎった状態で提供されるアヒージョ。

野菜も大きなエビもごろごろ入っていて、お酒が進みそうなおいしさです！

自家製のフォカッチャも人気で、10年間、徐々に進化させてきた味とのこと。

岩塩の塩気と、ローズマリーやタイム、オレガノといったハーブの香りが食欲をそそり、「一斤で買いたい」とフォカッチャ目当てで来られるお客様も多いそうです。

一皿でバランスがとれる料理を出すことを心がけているそうで、どの料理も野菜たっぷり！栄養が偏りがちな一人暮らしの方や、バランス良い食事をしたい方には特におすすめです。

こだわりの料理人

こちらで腕を振るう高野鉄平さんは、とっても明るいシェフ。

野菜に関しては、実際に農家の方に話を聞いたり、茹でると味や栄養価が落ちるのでスチームしたり、無駄なく使うようにするなど、素材を大事にされています。

お肉も、熊本の前田牧場のプリンセスポークを使われたり、富山で低温調理について学ばれるなど研究熱心で、お肉の生産者にも「火入れが一番上手」だと褒められるほど。

イタリアンの枠組みにとらわれず、味噌や醤油など、日本の調味料を使うこともあるそうで、親しみやすい料理を作られています。

「ここでしか食べられない料理を楽しんでほしい」と語る高野さんの料理は、食べるだけで元気をもらえるような、愛がつまった料理でした！

おいしや鉄平