【潜入調査!!】肥後民家村のお結び図書館で、上質の白い粉が手に入る!?との噂を聞きつけ実態を調査してきた。
和水町の財産であり宝物として大事にされている肥後民家村で、最近あやしい黒い噂がささやかれているという。
同村内のお結び図書館(なごみ百貨店)で、運営元の喜左衛門商店の店主がどうやら上質の白い粉を売買しているとかしていないとか!?
これは、同じ肥後を代表するWEBメディアとしては見過ごすわけにはいきません。とはいえ、実態がよくわからないので、万全を期してボディーガードに伊藤を連れて思いきって潜入調査してきました!!
目次
肥後民家村とは?
噂のお結び図書館は、玉名郡和水町にある肥後民家村内にあります。
こちらの施設は、各地に残る古民家を移築復元し日本古来の美しさを持つ古民家を活用して文化創造活動を行ってほしいとの目的でつくられました。また、近くには国指定史跡である江田船山古墳をはじめとする数々の古墳が点在しています。
正面入り口※入村無料
さっそく、黒い噂が流れているというお結び図書館(なごみ百貨店)へ。村内はとても広く、小川のせせらぎや季節によって色を変える樹木、鳥たちの歌声に癒されながらしばらく歩いていると。。。
※江戸時代(明和2年)に建築された築255年の旧緒方家住宅
ありました!!
今の時期、赤く色づいた紅葉がとっても綺麗。水戸黄門の世界へタイプスリップしたかのようです。それにしても、こんなにも美しい場所で、闇の取引が行われているとは許せません!!!!!!
闇の売人に真実を迫る。
のれんをくぐり、勇気をもって早速店内へ!
茅葺屋根に、自然の曲線を描いた梁が何とも美しい。そんな事を思っていると、
いました!店の奥に、いかにも闇の元締めらしき男性が。。。
あの~大きな声では言えないんですが。。。
こちらで、上質の白い粉が手に入るって聞いてきたんですが…ちょっとお話を伺えますか?
女将~白い粉の話が聞きたいってよ。コーヒー淹れてるから、ちょっと待ってもらってー!!
そう言われて、寒いこの時期の日本人の味方「おこた」に案内されました。ざっと1,000冊以上はありそうな絵本が気にはなりますが、これもカモフラージュなんだろうか?
なんか、めちゃくちゃ警戒されている気がするのは。。。私だけ??
キミ、それ撮ってんの?
(ヤバい)
シレっと、くぐり戸開けてちゃっかり逃げ道ルート確保してる!!
さては…伊藤さん!!私を置いて逃げる気ですね!?
…
先程から、何のお話をされているんですか?
つまりですね!日常的に、こんなことや
あんなことが行われている!!とタレコミが。。。
やだ~面白い!想像力豊か!!!
確かに支配人は、闇の元締め顔してますけどね(笑)
なにも悪い事してないのに、闇の元締め顔って。。。
先程は、失礼しました。
しかし、優しそうな女将さんで安心しましたぁ~
妄想は自由だ!!
開き直らないでください。
上質な白い粉の正体は、女将の愛情あふれるご縁を結ぶ米粉だった。
白い粉の正体は、こちらの上質な米粉。
女将は、以前託児施設をされていたそうです。その当時、忙しく働くお母さんたちの子育ての味方は、小麦粉を使ったパンやお菓子たち。
日本人は、おもゆを1番最初の離乳食として食べます。なので日本人の分解酵素としては、本来お米が得意なんだとか。
そこで、どうせなら普段食べているご飯になる美味しいお米で尚且つ農薬や肥料を使わずに育ったお米を米粉に出来たら、もっと安心して子どもたちに食べさせてあげられるんじゃないかなという想いが強くなったそうです。
そんな大切な人のために誰もが感じる当たり前の想いを商品化する為に、これまで難しいとされてきた食用米を使った米粉の世界に足を踏み入れてしまったんだとか。そしてこの米粉の研究のおかげで、たくさんの方と出逢いご縁に助けられて約1年前に福岡から熊本へ移住してきたんですよと話すご夫婦。
米粉のレシピって、どうしてもぐちゃっとなりやすくて凄く難しいんです。30年来の友達に家族ぐるみで付き合ってもらって、レシピ開発に3年もかかりました。
僕は、もっぱら試食担当で米粉パンなら100本!シフォンケーキでも80ホール!!は軽く食べています。
このお腹、職業病なんです(笑)
確かに米粉がいいと思っていても、どう使っていいかわからずに結局使わなくなっちゃうんですよね。
そう!ただ置いてあるだけでは、ダメなんですよ。家に小麦粉や調味料が必ずあるのと同じように、米粉をいかに普段のお料理で使ってもらえるかって事を常に考えているんです。でもね、米粉って製粉技術によって全く質が違っていて、本当に難しいんですよ。そこが面白いところなんですけどね。
そのために米粉100%だけでなく、家庭でも扱いやすいように配合を工夫したオリジナル米粉とレシピ開発をしているんです。レシピは、パッケージ裏やHPでも紹介をしているので親子で一緒に楽しんでもらえたら凄く嬉しいです。
オリジナル米粉は、全4種類。
親子で餃子やニョッキ・おだんごなどを作れるようにタピオカ粉入りの形成しやすいこねこね粉
※ちなみに、こねこね粉のネーミングは闇の元締め改め、支配人が考えられたそうですよ!顔に似合わずキュートな一面もあるようです(笑)
お菓子(シフォンケーキやクッキー)・たこ焼き・お好み焼きなど、工夫次第で小麦粉と同じような使い方ができる米粉100%
※熊本県北産自然栽培米・南阿蘇村産農薬不使用米
砂糖後入れタイプのお好みでアレンジがしやすい「フワもっち」の新食感米粉パンケーキミックス
卵やベーコンをサンドした食事として、メープルシロップをたっぷりかけておやつとして、両刀遣いの優れものです。
米粉で、親子のコメニケーション。
こちらの米粉うどん(2人分│税込み¥950)は、足踏みをする必要がないため簡単にうどんが作れます。
実際に30分もかからないくらいで出来たうどんは、流水でしめると麺の表面が透き通りひと口食べただけで驚くほど旨味が広がりました。学校から帰宅した息子が、「美味しい!美味しい!!」と言ってうどんがなくなるまで何度もおかわりをするほど。ごはんに近い柔らかめの温かいうどんと、つるっと引き締まったあっさり冷やしうどん。両方の味を楽しみながら、親としてはこんなに美味しそうに食べてくれる子どもの笑顔が最高の贈り物でした。
マルシェやワークショップでも米粉の美味しさを知って欲しい。
※玉名牧場の卵と牛乳でつくった玉名牧場プレーンスコーン¥600(税込)
お結び図書館(なごみ百貨店)では、美味しい上質の米粉の味を知ってもらう為に7種類のスコーン¥400~600(税込)と
753(なごみ)ブレンドcoffeeや和紅茶、りんごをギュッと絞ったジュースをイートインやテイクアウトでお楽しみいただけます。
【12月20日(日)】ちっちゃなお結び市を開催
白いご飯に何かを乗っけて食べたいのと同じで、米粉も何かと一緒になることでさらに美味しさが増します。
そのために、肥料も農薬も使わない自然栽培農家さんが集まるこの地域で、つくる人と買う人がツナガルちっちゃいけれど丁寧に想いの詰まった市やワークショップを開催予定。
今週末も自然栽培のお野菜や究極のおでん、お結び図書館のスコーンなども楽しめる「ちっちゃなお結び市」を開催されますよ。
ぜひこの機会に、子どもと同じ世界に入っていく絵本の読み繋がりが楽しめるお結び図書館で、他の米粉に浮気しても“リピーターが必ず戻ってくるという米粉の魅力”を見つけにほっこり時間をの~んびり過ごしてみてはいかがでしょうか。大人でも記憶に深く残っているバイブル絵本が見つかるかも!?
※イベント情報は、Instagram・Facebookにて随時更新中!
※今回は地図上の①わさんたらんか正面入口からお邪魔しましたが、お結び図書館(旧緒方家住宅)は、南門入口からの方がすぐに辿り着けますよ!
お結び図書館(なごみ百貨店)
住所 | 〒865-0136 |
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駐車場 | 第1~第3駐車場・南門駐車場 他 |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
営業時間 | 11:00~16:00(冬季:10月~3月) |
ホームページ | |
オンラインショップ | |
電話番号 | 0968-79-7716 (運営元:喜左衛門商店) |
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